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はてなキーワード: 抹殺とは

2025-01-24

芸能界引退社会的抹殺でも何でもない。芸能人商売道具は「イメージ」だから

中居問題で「示談」や「法は犯してない」系の意見、後、要潤が言う「社会的地位から抹殺」について思うんだけど、

芸能人」の商売道具の1つは明らかにイメージでしょ

イメージを売ってる訳であって、それが崩れれば売れない

中居」は、その芸能イメージを自信も認めた性加害によって崩し、加害事実組織的隠蔽と、これまで繰り返されてそうな上納システムを匂わせるセクハラパワハラ存在が明らかになる中での芸能引退したと。

これのどこが「理不尽社会的地位から抹殺」なの?

言い換えれば責任を取った単なる辞任で、これまでその地位を存分に用いて築いてきた財や人脈を考えれば全く抹殺でも何でない。

イメージ商売芸能人が、どんな加害があっても、弱者を押さえ込む示談さえ成り立てば復帰が可能なんて本気で思ってるのか。

100歩譲って一旦活動休止問題が明らかになってから正式引退

その仮定で何か大きく覆れば復帰も有り得るかもしれないが、今回はまず本人が性加害を認めている。

フジ組織的な加担も明らかになっている。

なので中居擁護派の皆さんや、やりすぎと思っている皆さんは、法的に罪を犯していなければOK芸能界を続けたければ、やってみればいいんじゃないですかね。

あなたの大切な人がどれだけ傷ついても、法を犯してなければ罪が確定しなければ権力を振りかざし続けられるような世界を。

anond:20250124125004

それな。

被害者がひとりの性犯罪を犯しただけで芸能界引退させられて社会的抹殺される世の中。

何十人にも性加害を加えたならもっと重い罰が下されても良い。増田の彼はそれだけのことをしたんだよ。万引きとかとは訳が違う。

2025-01-23

要潤中居正広引退を惜しむ男らしいお気持ちを発表

https://i.imgur.com/2QWWZEC.jpeg

要潤

@kanamescafe

辞めないで欲しかった。個人的仕事よりプライベートでのお付き合いが多かった。仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者スターとしての存在感は強かった。

僕の目にはそう映っていました。

辞めても何も解決しないし、法に委ねて決裁が下って罪を償っても社会同調圧力によって社会的地位から抹殺されるのであれば法律は何のためにあるのだろうか。

加害者被害者も救済を受けられる社会になって欲しいと思う。

ヒムパシー

himpathy〔女性蔑視した男性や、性犯罪を犯した男性に対して(him)、他の男性不適切な同情(sympathy)を示すこと。〕

単語

お手本のような男らしい共感

2025-01-22

AED増田さん、暇空茜に懲りずにまた嘘つきに騙される

男の犯罪者ネタ毎日大量に供給されてわざわざ嘘つく必要ないけど

女叩きは捏造して嘘つかなきゃネタがないんだ😭

AbemaでAED冤罪が取り上げられたと浜川真人さんの体験談


女性AED使用しその母親に訴えられそうになる

上記とは別件で女子高生AED使用彼氏文句を言われる

窃盗団を有刺鉄線でしばいて撃退

痴漢冤罪をかけられたが逆に女性社会的抹殺した

線路に落とされた

・背後から殴られたが反射的にフルパワーで殴り返し相手救急車ドナドナ事情聴取される。

・深夜の鷲羽山スカイラインに捨てられてたボロボロJK大阪に前届けてあげた

基地局点検してたら屋上殺し屋が居ると通報された

ガストタブレットシステムを開発した

くら寿司タブレットシステムを開発した

TSUTAYAシステムを開発した

ユニクロタグシステムを開発した

結婚式ブライダルプロデュース本業

トヨタ会長と顔を合わせて文句言える立場

橋本環奈と何度も仕事してる

USJの大掛かりなアトラクション設計をした

会社経営者として住所(岡山県岡山市中区藤原光町3-9-6)を公開しているが事務所とは思えないボロ屋

中居正広影武者をとると、本人はもう死亡しており性上納による犯罪賠償も実は別人か…

ただジャニーもケノンも米軍関係者だったわけで、メディア英米通信社頼みだから外圧抹殺である

その場合中居独立しようが性犯罪があろうがなかろうが、死亡していようが、米軍ジャニーズの形跡は消される…

総務省クロスオーナーシップ禁止政策をとらすにテレビ報道を一体化させたままだと、テレビ出演者も今回の両当事者のように社長もしくは総務省の罠に嵌って脅かされるわけや

初めはボクシング試合場や球場など箱物不動産原子力電力需要のためにできたテレビ放送なんや

あんなに草津草津騒いでたブクマカたちが

自称未成年に二回AED使って二回ともトラブルになり、自称痴漢冤罪を受けたか相手社会的抹殺したことがあると言ってるオッサンの話(証言以外のソース無し)を信じて

「女にAEDを使うことへの答え合わせが出たぞおおおお!!!」って大騒ぎしちゃったの恥ずかしすぎるだろ

anond:20250122095606

Xで名乗り出てきた奴も「痴漢冤罪相手社会的抹殺した!」とかイキってるいかにも嘘松屋だしなあ

anond:20250122005638

痴漢冤罪喰らってしかも仕掛けられた痴漢工作だったか

社会的抹殺した子に似てるなあ

勘違い女社会的抹殺です

過去やった事ありますが その時も自分が完全に浮いた状態で両足で蹴り飛ばしましたね ちょっと勢い余って相手腕と足を骨折しましたがまぁ生きてたのでw

これも実際あったんやろうなあ

anond:20250122005744

過去やった事ありますが その時も自分が完全に浮いた状態で両足で蹴り飛ばしましたね ちょっと勢い余って相手腕と足を骨折しましたがまぁ生きてたのでw

痴漢冤罪喰らってしかも仕掛けられた痴漢工作だったか

社会的抹殺した子に似てるなあ

勘違い女社会的抹殺です

ほんとこんなの信じちゃう知能レベルでよく日常生活できてるよね

あ、できてないか毎日ネット匿名で暴れてるのか

2025-01-18

anond:20250118065507

財閥資金がこの国の経済必要不可欠であろうとも、金は法律とは異なるものである

金を人民全体の幸福追求のために使用することが憲法上の契約であろう

しか自治制度は今のところ民主的な統制の道具ではなく

財閥資格者たちを支配財閥の都合を通すための道具になっている

財閥たちはそれを恥じることがない

なぜなら自分たちが育てたリーガルヤクザに守られ、たいていの悪行は公にならないからだ

東京弁護士会幹部保険弁護士が勤める鉄工製品企業警視総監が1人天下り大手保険にも1人天下り、これで警察の手入れを逃れる

から警視庁留置施設監視委員会があろうとも

法曹政治殺人という手段を厭わない

死因究明委員会もまた自民支配しており発表される死因すら怪しい

敵に誤った情報を与えて拡散させ信用を失わせ社会的抹殺する、メディア使用した印象操作もある

財閥支配下の偏った報道と偏った自治が一体化している

2025-01-13

なんか中居を嫌ってる奴らが気持ち悪いんだよな……

俺は前からずっと中居が嫌い。

まるっきり面白くないから目障りだし

見た目も全然よくない(おっさんにしても嫌なツラしてる)し

喋り方や声がめちゃくちゃ下品だし

最近自分番組以外に出てこないから忘れてたけど

ほんと汚物レベルで嫌いなんだよね。

 

まあジャニーズほぼ全部嫌いなんだけどね。

単純に不細工多くね?容姿が売りなのにあれはない。

だいたいチビだし歌も下手。

SMAPの他のやつも全部嫌い。

なんの芸もないゴミども。

  

からどんな理由であれ中居抹殺されるのは大歓迎なんだけど、

今激しく中居を嫌ってる奴らって今まではオーケーとしてた奴らがほとんどでしょ?

あいニュースが出たから急に大嫌いになったって、なにそれ?

おれは中居私生活が慎ましくて人に迷惑かけてなくても嫌いなんだよ。

  

あの醜い男を人前に出るタレントとしてこれまで許容出来てたやつらが

許せんとか嫌いとか言い出してもその感性を一ミリも信じられないんだよな。

中居は全てが汚い。

顔も汚い表情も汚い日本語も汚い語尾も汚い声はスーパー汚い。

あの汚物を許容してきた人間物事ジャッジする資格能力はないと思う。

最近中居を嫌いになったやつらは全員目と脳が使い物にならない。それを自覚していきてけ。

2025-01-10

大金を払って示談したのに風評が広まりさらなる制裁批判を受ける

中居くんの件である

今Xでは中居くんさらなる制裁批判を受けるなら9000万円も払って示談した意味がないという言説が投稿されている。

示談意味がわかってないやつは未開人だ、ぐらいの勢いで。

結論として俺の経験から言えば、示談に持ち込めたところで制裁普通にくらう。批判もくう。

おかしいことではないのだ。示談内容に守秘義務があったとしても、示談する前に漏れていたり、示談の後に周囲が漏らしたりしてバレるよね。

さて、自己紹介させてもらうが俺は女を殴るカスだ。病気だよ。

今も時々酒に酔っては妻を殴る。

昔話をしようか。

もう15年前の話になるが、俺が当時付き合っていた女に3回目のDV通報されて留置所にブチ込まれた時、俺は女に被害届を取り下げてくれるよう手紙を書いた。

3度めのDVともなると罰金が百万円と弁護士が言うし、何より仕事でどうしても外せない案件があり出てなくてはいけなかった。示談要求したわけだ。

結果彼女DV野郎を飼っているだけあってとことんまで俺に甘く、被害届を取り下げてくれ、じゃあ示談にしてもう耐えられないから別れて欲しい、という流れになった。

示談で結局百万円払った。接近禁止、連絡禁止、等など、色々と細かく示談内容が決められた。で、俺は許されたのか?いや社会はそんなに甘くなかった。

俺が逮捕された時点で会社首になっていたし、さすがに俺のあまりクズっぷりに親兄弟友達、みんな離れていった。

何もかも失った。社会制裁が俺を待ち受けていた。これが現実だ。

俺がDVをするということは3回めの逮捕から彼女が周囲にこぼしていたし、特に3回めの通報女友達相談していたことで知れ渡っていたわけだ。

そうすると加害者は許されない。示談がお互いで成立していてもだ。社会抹殺。まあ人間カスだしね。当然だよ。

示談執行猶予がつくことや刑務所に行くこと、罰金を払うことは回避出来ても、社会制裁は免れない。

中居くんトラブルがあったけどこれからテレビに出るよというが、スポンサーテレビ局は9000万円級の示談バチバチの(恐らく)性加害者を起用するだろうか?

なかなか厳しいんじゃないかな。

2025-01-05

弱者男性強者女性復讐した話

 千切れかかった薄曇りの空の下、木造の古いアパートの部屋で、川端賢介(かわばた・けんすけ)は頭を抱えていた。狭い部屋の隅には紙くずが散らばり、机の上にはペットボトルカップ麺の空容器が乱雑に転がっている。アルバイトシフトを週に四回こなすだけでも精一杯で、残りの日は家に引きこもって何もしない。部屋のカーテンは閉め切られ、部屋の中はやや薄暗い。壁の向こうからは近所の子供が走り回る音や、誰かがテレビ大音量でつけている様子が聞こえてくる。その些細な音ですら、賢介には自分存在嘲笑する響きに思えてくる。

 かつては夢があった。大学に入った当初は、弁護士になりたいと思ったのだ。しか理想現実ギャップにすぐ打ちのめされ、受験勉強中途半端なまま途中退学。就職活動もうまく行かず、今のアルバイト暮らしをしている。自分が「社会落ちこぼれ」になってしまたことは認めざるを得ない。一方で、大学時代に同じサークル出会った女性がいる。彼女の名は比嘉優里子(ひが・ゆりこ)。彼女サークルの中でもリーダー存在で、いつも自信に満ち溢れ、まるで何でも手に入れることができるかのようなオーラを放っていた。

 優里子は、その明るい性格と優れたコミュニケーション能力武器に、大企業総合職入社し、今や順調にキャリアを積んでいるらしい。SNSを覗くと、華やかなパーティーに参加したり、出張海外を飛び回ったりしている写真がいくつも投稿されている。彼女の姿を見るたびに、賢介は胸の奥に黒い感情が渦巻くのを感じていた。「なんで俺ばかり……」という思いが、日に日に大きくなっていく。かつてサークルでほんの少し仲良くなった時期があったため、彼女成功が余計に妬ましく思えた。

 そんな折、ひょんなことから賢介は、SNS投稿された優里子写真を見て、あることを思い出した。大学2年の頃、サークル新人歓迎会二次会カラオケにみんなが行くときに、なぜか自分けが「ごめんね、席もう埋まっちゃったみたい」と断られたことがあった。当時は「仕方ないか」と思っていたが、あのとき中心になっていたのが優里子だった。後日、別のメンバーから「あのとき、優里子が“あの人いると空気が重くなるから外していい?”って言ってたよ」と、笑い話のように聞かされた。そのときは、ただ恥ずかしさと悔しさで頭が真っ白になり、「そうなんだ」と笑って流すしかなかった。その記憶が、今になって鮮明に蘇る。

 ――彼女は、陰で人を見下すようなタイプだ。

 ――人の心を踏みにじり、自分快楽や満足のためだけに周囲を利用している。

 ――だけど表面上は、誰にでも優しく礼儀正しく接する。だから多くの人が騙される。

 自分もその一人だったのかもしれない。無邪気に笑う彼女の姿が、いつの間にか脳裏で黒く塗り替えられていく。嫌悪感と羨望、そして劣等感が入り混じったやるせない感情。それが「復讐」という形で凝縮されていくまで、そう時間はかからなかった。

 その日もいつものようにアルバイトシフトを終え、コンビニで半額弁当缶チューハイを買って帰宅した賢介は、スマートフォンの画面に映る優里子SNSを眺めながらひとり考え込んでいた。

「どうやって復讐すればいい……?」

 彼女危害を加えるなど現実的には難しいし、そもそも暴力を振るう勇気すらない。だが、何らかの方法で“彼女から大切なものを奪う”ことができないか彼女に対して「仕返し」をする手段はないだろうか。

 そのとき、ある記事が目に入った。ある企業SNS炎上に関するニュースだった。社員プライベート発言が切り取られ、誹謗中傷が集中して、当事者退職に追い込まれたという事件SNSを使えば、世論簡単操作できる。もし優里子スキャンダルを世に広めることができれば……と、賢介は思いついた。

 しかし、彼女スキャンダルなど何も知らない。そもそも本当に「悪いこと」をしている保証もない。しかし、賢介にはひとつだけ心当たりがあった。大学3年の頃、仲の良かった友人から、あの優里子ゼミ教授不倫関係にあるらしいという噂を聞いたのだ。証拠もない、ただの噂話だった。だがもしそれを“事実”としてでっちあげることができたら……。

 その日は深夜まで、賢介はインターネット上での炎上事例やフェイクニュースSNS拡散手法などを徹底的に調べ上げた。何度も缶チューハイを口に運びながら、脳内で“彼女社会的に抹殺する”シナリオを組み立てていく。いつしか空が白み始め、鳥のさえずりが聞こえるころになってようやく、賢介は“準備”を整える決心をした。

 翌週、賢介はまず複数SNSアカウント作成した。男でも女でもない、あるいはビジネスマンを装ったり、女性OLを装ったり、学生を装ったりと、プロフィールを細かく設定した。次に、大学時代のサークルゼミの仲間をフォローし、タイムラインに溶け込めるように少しずつ発言を増やしていった。彼らがシェアしている記事に対してコメントを残したり、ニュース流行りのトピック無難意見を書き込んだり。

 一方で、別のSNSでは大学の裏アカウントを探し回った。そこには学生時代のうわさ話や、卒業後の同窓会の噂などが色々と書き込まれていた。優里子フルネーム検索すれば、過去に撮られた写真些細な情報が断片的に出てくる。その断片を拾い集め、賢介は少しずつ“フェイクの積み木”を組み上げていった。

 そしてタイミングを見計らって、複数アカウントから「あの優里子って、大学時代に教授不倫して単位もらってたって噂あったの知ってる?」と囁くように書き込み始めた。直接的な断定は避け、「らしいよ」「誰かが言ってた」「本当かは知らないけど」という曖昧言い回しで、火種をポツリポツリと落としていく。最初は誰も相手にしなかったが、何度か同じような書き込みが異なるアカウントから行われるうちに、少しずつ噂が広がり始めた。

 さらに、賢介は裏アカウントを使って、まるで「元ゼミ生」を名乗る人物が優里子教授の決定的な写真を持っているかのようにほのめかした。もちろん実際にはそんな写真など存在しない。しか曖昧文章で「以前、優里子さんが教授ふたりで深夜に研究室を出てきたところを見た」という“目撃情報”を投稿したり、他のアカウントから「そういえば卒業旅行キャンセルしてたのは、教授旅行に行ったとか?」とコメントをつけたりして、複数証言があるように見せかけるのだ。

 噂というのは恐ろしいもので、火種を絶やさない限り、どこかで燃え広がる。次第に、フォローの数が少ない裏アカウントでも、その書き込みを目にした人がリツイートスクリーンショット拡散していく。やがては大学OBOGグループにも届き、少しずつ「あの優秀な比嘉優里子が、実は……?」という疑惑が生まれていった。

 数週間後、賢介は満足感に浸りながら、アパートの部屋でSNSタイムラインを追っていた。匿名掲示板でも「比嘉優里子不倫単位を取った最低女」というスレッドが立ち、心ない言葉が書き連ねられている。その勢いはとどまるところを知らず、“噂が噂を呼ぶ”状態が加速していた。

「ざまあみろ……」

 内心でほくそ笑んだ。かつてパーティーでもSNS上でも脚光を浴びていた彼女が、今や不名誉な噂の的になっている。それは賢介にとって、大学時代に味わった屈辱を晴らすささやかな“仕返し”だった。優里子正義感あふれる投稿に、「説得力ゼロ」「偽善者」「自分のことは棚に上げて」などとコメントがつく様を見て、賢介は自分が強くなったような錯覚を覚える。

 しかし、いくら噂が拡散しても、実害がなければ彼女は痛くも痒くもないだろう。気の強い彼女なら、「そんなデマに動じないわ」と宣言し、むしろ毅然反論するかもしれない。実際、優里子SNSアカウントはしばらく更新が止まっていたが、新しい投稿が上がったときには、たくさんの応援コメントも寄せられていた。結局、噂に踊らされず彼女を信じるファンも多かったのだ。

「このままじゃ、まだ足りない……」

 賢介は次なる一手を考え始める。実害――たとえば、会社での信用や顧客との関係に亀裂が入るように仕向ければ、彼女キャリアは深刻な痛手を負うだろう。そこまでやるのかと自問しながらも、頭の中には「どうせやるなら徹底的に」という声が沸き上がっていた。

 それからというもの、賢介は優里子会社名を調べ上げ、その会社名前とともに「以前、不倫スキャンダルが噂されていた社員がいる」という書き込みを、ビジネスSNS就職活動系の掲示板に投下した。もちろん優里子名前は直接出さない。あくまで「ヒント」をばらまき、興味を持った人たちが「調べてみよう」と思うように誘導する。

 さらに巧妙なのは、賢介がわざと別の人物示唆するようなフェイ情報も織り交ぜたことだった。「〇〇商事女性社員でM・Hという人だ」など、デタラメ名前をいくつか挙げる。その後になって「あれは誤情報らしい。本当は比嘉優里子という社員」という流れを作ることで、最初にあった偽情報が訂正される形になり、逆に“本当の情報”だという信頼感を高めるのだ。

 噂はSNSからまとめサイトへ、まとめサイトから大手ニュース風の匿名ブログへと伝播していく。その過程で誇張や憶測が混ざり、いつの間にか「社内不倫で昇進している」「上層部を篭絡した悪女」などと書き立てられていた。もはや当初の大学教授との噂すら混線し、「彼女は昔から男を利用してのし上がってきた」という筋書きまで付け足されている。

 賢介はその様子を見届けながら、もはや半ば狂喜に近い感情を抱いていた。自分言葉が誰かを巻き込み、誰かがそれを信じ、さらに多くの人に伝えている。“弱者”だった自分が、こうして“強者”に打撃を与えられるという実感。それが彼の孤独な心を満たす唯一の悦びになっていた。

 やがて、SNS上では優里子を名指しする投稿が急激に増え始める。誹謗中傷コメントが飛び交い、会社にも問い合わせが相次ぐようになったらしい。それを示すように、優里子個人アカウントには「会社電話したけど?」「逃げんなよ」「暴露してやるからな」といった執拗メッセージが送りつけられていた。賢介は「ここまで来たか」と、どこか他人事のように画面を見つめる。

 するとある日、優里子SNSアカウントが非公開になった。続いて、彼女の友人たちが「優里子精神的に追い詰められてるらしい」「病院に行った方がいいかもしれない」と心配する投稿をしているのを発見した。ここで初めて、賢介は自分がやっていることの重大さを痛感した。もはや噂を広めるとかいレベルではなく、ひとりの人生破壊する行為に手を染めているのだ、と。

 しかし同時に、賢介の心の奥には「彼女が苦しんでいる」という事実への暗い快感が芽生えていた。「俺があの強気彼女を追い詰めているんだ」という優越感が、胸の中をぐつぐつと煮え立たせる。

 ――俺にだって、これくらいの力があるんだ。

 ――ずっと惨めだったけど、今は違う。俺の言葉ひとつで、あいつは奈落に落ちていくんだ。

 ある晩、賢介がいつものようにネットの反応をチェックしていると、見覚えのある名前を見つけた。大学時代に同じサークルだった友人・小峰だ。小峰はSNS上で「これはさすがに酷い。優里子に直接連絡を取って確認したけど、全部事実無根らしい。彼女名誉毀損で訴えることを検討している」とコメントしていた。

 名誉毀損――訴えられたらどうなるのだろうか。賢介の背筋に冷たいものが走る。自分がやってきたことは当然、罪に問われる可能性がある。しかし同時に、「誰がやったか特定できるはずがない」という妙な自信もあった。複数アカウントを使い分け、匿名投稿してきたのだ。しかも、あくまで「らしいよ」とか「噂だよ」と書いたにすぎない。そこまで簡単には追跡できないだろう、と。

 しかし、万が一ということもある。さらに、優里子法的手段に出るとなれば、彼女上司会社も本気で調査に乗り出すかもしれない。「疑わしきアカウント」に対して情報開示請求がなされれば、IPアドレスから身元が割り出されることもありうる。

 賢介は不安に駆られながらも、嘘だろう、そんなの上手くやり過ごせる――と自分に言い聞かせた。だが、なぜかスマートフォンを握る手が震えた。こんな気持ちは初めてだった。いつもならアルコール摂取すれば薄れる不安が、今回ばかりは煽られて大きくなるばかりだ。

 数日後、小峰から「久しぶりに話したいことがある」というメッセージが来た。学生時代はそこそこ仲が良かったが、卒業後はほとんど交流がなかった相手だ。どうやら、賢介が今どこで何をしているかは、小峰のほうも把握していないらしい。

 「このタイミングで俺に連絡してくるってことは、もしかして……」

 不安と警戒を抱えつつも、賢介は小峰の誘いに応じ、駅前喫茶店で会うことにした。平日の昼間だったため、人影はまばらだった。カフェの奥の席につき、ぎこちない様子で向かい合う二人。

 小峰は当初、大学時代の思い出話をするふりをしながら、少しずつ近況に話を移していった。どうやら彼は一般企業で働きながら、サークルOB会などを取りまとめる役をしているらしい。しばらく雑談が続いた後、小峰は急に真顔になって切り出した。

「優里子の件、知ってるか?」

「……ああ、SNSで色々言われてるみたいだな」

「正直、今までもちょっとした誹謗中傷なんかはあったけど、今回のはあまりにも悪質なんだ。で、優里子精神的に参ってる。裁判視野に入れて動き始めてるんだよ」

 そう言いながら、小峰はじっと賢介の目を見つめる。まるで「お前がやってることだろう?」と問い詰めるように。だが小峰はそれ以上は何も言わず、ただ「何か心当たりはないか?」と探るように続けた。

 賢介は動揺を抑えつつ、わざと素っ気なく答えた。

「いや、俺は知らないな。そもそも里子に昔からいい感情ないし、SNSほとんど見てないし……。そんな嫌がらせみたいなこと、わざわざやる動機もないよ」

 自分で言っていて、嘘臭さを感じた。しかし、小峰はそれ以上深追いしなかった。ただ、「そうか、もし知ってることがあったら教えてほしい。俺は、誤解や嘘で人が傷つくのは嫌だからさ」と言って、曖昧に微笑んだだけだった。

 小峰と別れたあと、賢介は駅前のコンコースをぶらぶらと歩きながら、頭の中で考えを巡らせる。小峰がわざわざ自分接触してきたのは、やはり“犯人”を探っているからではないかしかし決定的な証拠がなければ、自分を追及することはできないだろう。そう思う一方で、不安は拭えない。

「このまま、俺は逃げられるんだろうか……」

 後ろめたさと、復讐を達成するために奔走してきた興奮が入り混じり、心が不安定になっていく。

 結局、賢介はその夜からパソコンを開いても、優里子関連の情報収集や書き込みをする気が起きなかった。代わりにアルバイトを休んで酒量が増え、明け方まで起きては昼間に寝るという、ますます健康生活に陥っていく。何もかもが嫌になった。自分でも止められないままここまで来てしまったが、“復讐”という言葉は、もはや虚ろに響くだけだった。

 するとある日、いつもどおりアパートの狭い部屋にこもって缶ビールをあおっていると、スマートフォンが鳴った。画面には「小峰」の文字。嫌な予感がしたが、出ないわけにもいかない。

もしもし……」

「俺だ。突然で悪いんだけど、優里子入院した。心が限界だったらしい。……正直、原因を作った奴が許せない」

 小峰の声は怒りで震えていた。賢介は何も言えずに黙り込む。

「でな、俺はこのままじゃ黙ってられないと思うんだ。警察相談して、サイバー犯罪対策なんかも含めて捜査を依頼しようって話が出てる。会社も動いてるらしいから、情報開示請求なんかも時間問題だろう」

 脳がぐらぐら揺れるような感覚とともに、賢介は息が詰まりそうになった。ついに、もう逃げられなくなる。そう思った瞬間、彼は全身の力が抜けて床にへたり込んだ。

「……そうか」

 それだけ呟くと、小峰は最後に低い声で「もし、何か知ってるなら、今のうちにやめておけ」とだけ言って電話を切った。

 やめておけ――もう、やり続けること自体が無理だ。もはや罪悪感が勝っていて、賢介はこれ以上フェイクを撒くこともできなかった。だが、今さら何をどうすればいい? 彼女に直接謝って許しを乞う? そんなことをしても彼女ますます憎むだけだろう。

 翌朝、賢介は警察からではなく、思いがけない相手から連絡を受けた。なんと、優里子本人からメッセージだった。非公開になっていたSNSアカウントから、突然「直接会って話したい」という短文が送られてきたのである

「……どういうことだ……?」

 半信半疑のまま、賢介は指定された場所――大学近くの駅前カフェへ向かった。指定された時刻は夜の8時過ぎ。混雑する時間帯を外したのか、店内には数組の客しかいない。

 席に着いてしばらくすると、店の入口から見覚えのある女性が姿を現した。比嘉優里子――かつてのサークル仲間で、今や“噂”の被害者。その顔には明らかに疲労の色がにじみ、かつての凛とした雰囲気は薄れていた。

「……久しぶり」

 少しかすれた声で言う。賢介はどう反応すればいいかからず、黙って会釈した。二人がテーブルを挟んで向かい合う。彼女沈黙を破るようにゆっくりと口を開いた。

「私も気づいてた。あの噂、あなたがやってるんじゃないかって」

「……どうして」

大学とき、あまりしたことはなかったけど、あなたが私に抱いてた感情は分かってた。私のことをよく思ってなかったのは感じてた。今になって急にこんな悪質な噂が広がって、あのサークル関係の裏アカ書き込みを見ると、文章の癖とか表現が、なんとなくあなたに似てる気がして……。確信まではいかないけど、ね」

 賢介は言葉を失った。彼女がここまで鋭く察していたとは思わなかった。冷静に考えれば、自分しか知らないような細かいエピソードが混ざっていたのだから、勘づかれても不思議ではない。

「……申し訳ない」

 それ以外、言葉が出てこない。どんな理屈通用しない。ただ自分が虚勢を張り、彼女を傷つけようと目論んだ事実は消えないのだから

「一つ聞かせて欲しいの。どうしてここま

2024-12-31

うちの弟を抹殺する方法はないかなあとずっと考えているが

警察に護られたヤクザじゃーなぁ

2024-12-22

anond:20241222194506

助けない→なぜ助けなかった訴訟

→せいぜいで未必の故意殺人罪での裁判

助ける→セクハラ訴訟

→不起訴でも無罪でも社会的抹殺される性犯罪ルート

 

どちらがマシか、明白では

anond:20241222190458

セックスしたあとで女に嫌われたら社会的抹殺されるとかふざけてるだろ。。。

やっぱり自民党日本人絶滅させたがってるんだな

ヨッピーと暇空なら、ヨッピーの肩を持つね、俺は

https://note.com/yoppymodel/n/n621bfa22db3c

毀誉褒貶ある二人だけれど、ヨッピーエンタテイナーで暇空はテロリストって感じ。

ヨッピー喧嘩相手を茶化したり不意に真面目な対応したり真摯なフリして茶化したりするけど、暇空はひたすら罵倒罵倒罵倒

暇空は敵認定した相手にはナニ言っても構わないと思ってるし、認知プロファイリングかいうテキトーレッテルの下に、どれだけ侮辱しても自分が正しいと思ってる。

自己防衛イメージ保守という意味も含めて己を飾る際、ヨッピー相手に最低限の敬意を払うポーズを見せるのに、暇空は自分ヒーロー相手ヴィランという姿勢を決して崩さない。

空の中では「養分になる信者」か「抹殺すべき敵」しか居ないんだろう。

さっきまで親しげに話していても、ちょっと失言した途端、その辺の突起物で目とか突いてきそうな怖さがある。

ヤクザ的な怖さというより、境界知能的な怖さ。マンガでいったら真鍋昌平じゃなく漫☆画太郎

というか自分ダイスキだよね暇空。インターネットという鏡に映った自分の姿に見惚れて水仙になるんじゃなかろうか。

幽遊白書に「天沼は強いから疎外される。御手洗は弱いから疎外される」という台詞がある。それに則るなら

ヨッピーは喋らそうとしてくるから炎上する。暇空は黙らせにくるから炎上する」って感じ。

あとまあ、素顔で勝負してるヨッピーと、他人創作物のガワをパクってる暇空じゃ、前者を贔屓してしまうのもしょうがいかな、と。

性格や知能は違ってもジャンルとしてはコロアキと同類

2024-12-19

エメロード姫「お願い……伝説魔法騎士達よ……

セフィーロの柱である私は本来この世界全体の平和祈り続けないといけないんだけど

うっかりザガート一人を愛してしまたか世界のために祈れなくなっちゃって柱の役割が果たせなくなってしまい、

でも柱は死なないと次の人に交代できないしそのくせ自殺もできないし

セフィーロ人間信仰対象である柱を傷つけることもできないか

最終手段として異世界人を召喚して殺してもらうしかないんだけど、

折角召喚した貴方達をあろうことか問題のザガートが抹殺に乗り出しちゃって、

でもそれもまたザガートが私を愛するが故の行動だしつまり彼は悪くないので、

何とか彼の猛追を振り切って私だけを殺すことで)

    セフィーロを救って……!!」

2024-12-17

痴漢社会的抹殺って不可能だよな

シャバに出てきた時ペナルティ負ってたらまた痴漢に走るでしょ

満員電車とか人の目の死角をどうにかした方が良いと思う

2024-12-12

anond:20241212133156

クリニックや企業風俗業者記事ポストに、マ〇コ臭にははドラッグストアで売ってる〇〇や□□を使おうねみたいな指導アドバイスは多数存在するが

「私達女性性器臭いっていうの?」と執拗に消すまで追い込む者はおらず別に炎上しない

一方で男は女が社交辞令で何も言わないことをいい事に、どれだけ女が寄り付かない不潔や低身長の男でも自分は無条件で女に好かれてる・受け入れられていると勘違いしている状態デフォルト

たぬかなや今回の女子アナ発言で初めて、実は自分は女に迷惑と思われていた・嫌われていると知った無数の男が女をリンチして社会的抹殺に追い込んだ

ほとんどの女は本音を口にしないのがよくわかる

女の言うことを聞きたくないが女に無条件で受け入れられたい男が自分の意にそぐわない女を袋叩きにしたにすぎない

たぬかなの時と同じ

2024-12-02

anond:20241202091936

「どうすんの?」って何なのさー

別に表現の自由とかどうでもいいし

嫌いな表現抹殺したほうがスッキリするだろ?

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