はてなキーワード: 同訓とは
海自のトップである酒井海幕場が一連の不祥事で19日に引責辞任するが、会見の中で言及があった
「組織文化に大きな問題がある。不正に気付いていたにも関わらず、見て見ぬふりをする体制が一部まだ残っている 」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA125E30S4A710C2000000/
について、本当に一部なのか?という思いがあり、筆を執った。
ニュースのことを知らない人も増田を閲覧していると思うので、ここで海上自衛隊の一連の不祥事についてまとめていく
こちらのニュース動画が一連の不祥事を網羅的まとめていたので紹介する。
https://youtu.be/trZdMdzSs8w?si=JAt9pznKU4TPYBI8
適正評価未実施の隊員を特定秘密を知りえる状態に置いていることが艦艇部隊で常態化していた問題である。
特定秘密とは、「その漏えいが我が国の安全保障に著しく支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの」を指す。
海上自衛隊でいえば、艦艇が「どんな任務をしているか」や「どこにいるのか」などの情報がある。
適正評価とは、この特定秘密を扱うに値する人間かどうかのお墨付きを与える制度だ。国籍や犯罪者歴、所得状況などをもとに総合的な判断が下される。
といった虚偽申請を行い、実際もらうべき手当よりも多く潜水手当をもらっていた問題である。
営内者や勤務上必要で指定されている隊員以外は、有料で喫食することになっている隊員食堂の食事を、申請を行わずに喫食していたという問題である。
「部下の行為を黙認しながら自分も手続きなしに飲食を繰り返していた幹部については、一階級、降任の処分が行われた」
とする報道もあるので、部隊の一部では常習的に行われていたことが伺える。
潜水艦の新造や修繕を行っている川崎重工が取引先との架空取引を原資として海自隊員に対し、金品の贈与などを行っていた問題である。
こちらについてはまだ全容が明らかになっていないが、十数億円規模の裏金が作られている模様である。
潜水艦については長年、三菱重工と川崎重工の寡占となっており、海自隊員とのコミュニケーションは密接で、癒着が起こりやすい環境であった。
「忙しい」のは当たり前だろと思われるかもしれないが、昨今の国際情勢の厳しさは増田読者の皆様にとっても多かれ少なかれ耳にしていることであろう。
米中対立の激化、地政学的に最前線に当たる海上自衛隊はその矢面に立たされている状況である。
通常任務に苛烈さが増す一方で、多国間協力を推し進めるために共同訓練も数を増している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240302-OYT1T50167/
一部の部隊では、通常業務ですら手一杯で、休日も問わず出勤するような有様である。
このような状態で、ガバナンス違反の疑いがあるからといって調査に乗り出すリソースがあるのだろうか。
「後ろ向き」の作業は、隊員への聞き取り、過去にさかのぼった記録の確認、調書の作成などが発生し、解決するまで長期間を要する。
通常業務と並行して取り組む必要があるため、「休めない」どころか「寝れない」事態になりかねず、問題を指摘して是正を行うような余裕は私がいた当時にはすでになかったように感じている。
自衛隊の採用のキャッチコピーは、「国家を守る、公務員」である。
https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/details/pamphlet/r5sougouannai.pdf
任期制隊員を除き、曹以上の隊員は定年まで勤めあげることが約束されている。
人生の大半を、自衛隊で過ごすのであれば周りに波風を立てずに、公務員という立場にしがみついておく方が楽だと考えないだろうか。
また、幹部自衛官であれば、候補生学校修業後、幹部名簿をみれば自分の序列がどのくらいで、最終階級はどのくらいか目算が付き、それが覆ることはほとんどない。
だが、多くの幹部は3佐、防衛大出身者や一般大出身者であれば2佐には就くことができる。これは勤務成績はほとんどかかわらず、時期が来れば自動的に昇任するのだ。
3佐であれば、副長や航海長などや艦艇の規模が小さければ艇長を任せられる階級だ。2佐といえば、艦長の重責を担う階級である。
黙って過ごせば自動的に昇進するのに、火中の栗を拾うような真似を誰が行うのだろうか。
海上自衛隊の司令部があるのは横須賀だ。陸自・空自は東京に拠点を設けている。
東京にある司令部は、20%、15%の地域手当がつき、横須賀は10%である。
このように、自衛隊の給与ベースは、「どんな勤務」をしているかよりも「どこで勤務」をしているかの比重が大きい。
また、自衛隊は残業代が出ない。激務であろうが、それを受け入れて残業をする。
地方の基地に転勤したほうが配置によっては激務となるのに、賃金が低下するなどといったことは当たり前の状態である。
これに多少なりとも不満を思っているひとはいないだろうか(私は思ったので退職したが)
ただ批判ばかりしていては建設的でないので、お世話になった海上自衛隊にささやかながらいくつか提言をしたいと思う。
奨学金制度や募集対象年齢の拡大など、自衛隊の間口を広げようとする努力は大変結構なことだと思う。
だが、中途採用はあまり活用されていない。自衛隊の採用年齢は拡大された一方で、技術職である技術曹や技術幹部の採用枠は資格の種類や人数はあまり間口は広がっておらず、待遇も民間と同等かそれ以下である。
民間人が転身しようとなると相当な覚悟が必要な状況は変わっていない。
また、実際に退職をしようとなるとかなり大変で曹士の場合は各地方総監、幹部の場合は海上幕僚長宛ての書類作成が必要である。
また、退職を切り出すとなると引き止めもかなり長く、数時間に及ぶ面談を数回実施があったり、中には
「辞めるというなら部隊の敷居は跨がせない」
逆に言うと、そういった側面が「自衛隊でも」活躍できる人材が集まるのではなくて、「自衛隊でしか」働くことができない人材を集めてしまう一因となっているのではないだろうか。
また、自衛隊では一般の資格が多数取れる一方、それ以上に自衛隊内でしか通用しない資格が存在する。
定年を終えて、退職することには自衛隊のドメイン知識のみしか持たず、自衛隊内では高給取りであった人材が、民間では使い物にならず投棄されるような実態もそこにはある。
一定の再就職のための教育はあるが、任期満了か、定年退職者に向けたもので、依願退職者向けの物はない。また、再就職教育のカリキュラムが豊富か、世相にあったものなのかは疑問が残る。
時代のニーズに合った再就職のための教育を行うとともに、素養教育としても、民間人としても生きていけるようなカリキュラムを組むべきだ。
自衛隊を「いつ辞めても大丈夫」、「戻ってきたくなったら戻ってこい」といえるような風通しのよさが必要ではないだろうか。
理由2及び理由3で述べたが、多くの幹部は年数が立てば自動的に昇任する。これは勤務に対する意欲を削ぐ大きな原因ではないだろうか。
勤務成績もさることながら、昇任の際にはその幹部が、果たして階級に値する人間かどうか、厳しくチェックをおこなうべきではないだろうか。
上記に合わせて、この基準を満たせなかった人間には早期に次の道に進む覚悟を求めていくことも大切だ。
民間のものでエビデンスが弱いが、防衛大学校・一般大卒で3佐の年齢は中央値で35才である。
https://hyakublog.net/nennrei-kaikyuu/
3佐以下の定年を45歳程度まで早めることによって、自衛隊で腐る前に優秀な人材のまま民間に還流したほうが、日本国家のためになるのではないだろうか。
特殊な技能をもったり、慢性的に激務が予想される配置にはきちんとそれに見合った給与体系をとるべきである。
業務にかかわらず特定の地域勤務者に一律で与えるような地域手当が果たして自衛隊員の働きに報いるものなのだろうか。
艦艇部隊ならば海上が主な職場である。なぜ母基地の違いが給与に反映されるのか甚だ疑問である。
十数年間務めた古巣に関することを増田に投稿することは、塩を撒くようなことであり、大変申し訳ないと思っている。
この増田を発端に、何か議論が起こればよいし、起きなければそれまでなのだとも思っている。
海上自衛隊に必要なのは伝統墨守に偏重してきた過去の文化と決別するという強い覚悟である。
海自幹部には潮気が必要とよく言われるが、今回の一件で世間の厳しい潮風をしっかりと受けながらも倒れずにしっかりと復原し、海上自衛隊が風通しのよい組織になることを切に願っている。
ChatGPT(3.5無料版)に、漢字検定2級の問題を解かせてみた。
問題は公式サイトに2022年3月の過去問として公開されている こちら を使った。2級は一般社会人、大学入試レベルの問題。これをお読みの皆さんなら合格(80%以上)は軽いと思う。まずは自分で解いてみてほしい。
ChatGPTへの出題では、傍線などが質問欄で表現できないので「`~`内の」などと改変したものの、可能な限り原型のまま出題している。
では、ChatGPTの答案を採点してみよう。標準解答は こちら。
1. きょうけん ⭕
2. ししゅく ⭕
3. かんげき ⭕
4. ひへい ⭕
5. こだわり ❌→こうでい
6. しん ⭕
7. ふよ ⭕
8. すいよう ❌→すうよう
9. りゃくぜん ❌→りつぜん
10. けんぽん ⭕
11. にょじつ ⭕
12. いふ ⭕
13. けんま ⭕
14. こうきょう ⭕
15. てんか ⭕
16. こうそ ⭕
18. げん ⭕
19. はあく ⭕
21. けたはずれ ⭕
22. うれ ⭕
23. つぐな ⭕
24. づつまさき
25. まゆつばもの ⭕
26. むし ❌→も
27. じょうか ❌→とこなつ
28. いり ❌→い
29. てづな ❌→たづな
30. いろどり ❌→いろど
22点/30点。
きちんと傍線範囲内だけを回答しているし、意外によくできている印象。慣用的な読み方は苦手なようだ。
1. 羊 ⭕
2. 戈 ⭕
3. 十 ⭕
4. 亠 ⭕
5. 耳 ❌→耒
6. 戈 ❌→斤
7. 虍 ⭕
8. 歹 ⭕
9. 竹 ❌→竜
10. 又 ⭕
7点/10点。
ChatGPTがここまで部首を理解しているとは意外だった。卑の「十」などは人間でもなかなか正答できないのではないか。
1. オ ⭕
2. ア ⭕
3. イ ⭕
4. ウ ⭕
5. ウ ❌→ア
6. ウ ❌→エ
7. ウ ⭕
8. ウ ❌→エ
9. ウ ❌→イ
10. ウ ⭕
後半が全部ウになっちゃっているのが心配だけれど、熟語の構成を理解しているのではと思わせる回答。
[問1]
1. ショシ ❌→貫徹
2. カタゴン ❌→隻語
3. シンザン ❌→幽谷
4. キンカ ❌→玉条
5. イッシ ❌→相伝
6. イッダンコウ ❌→熟慮
7. イッビョウドウ ❌→怨親
[問2]
11. コ ❌→カ
12. ケ ❌→コ
13. ク ❌→ケ
14. イ ⭕
15. キ ⭕
4点/30点。
四字熟語はほぼ全滅。穴埋めという概念が理解できずに読みを答えてしまっている。その読みも後半からおかしなことになってくる(出題ミスではない)。
[類義語]
1. さんか ❌→侮蔑
2. ちょうばつ ❌→惨敗
3. みゃくらく ❌→丁寧
4. けんちょ ❌→懲罰
5. そうけん ❌→壮健
[対義語]
6. ていねい ❌→傘下
7. ぶべつ ❌→顕著
8. そうけん ❌→潤沢
10. じゅんたく ❌→双璧
0点/20点。
こちらも問題文をきちんと理解できなかった。後ろで示された選択肢の中から言葉を選ぶところまではできているが、それを漢字に直していない。もっとも、漢字に直せていたところで組み合わせはほとんど間違っているが...
1. 応酬 ⭕
2. 押収 ⭕
3. 好買 ❌→購買
4. 降廃 ❌→勾配
5. 一喝 ⭕
6. 一括 ⭕
7. 湖底 ❌→湖沼
8. 顧正 ❌→呼称
9. 鶴 ⭕
10. 弦 ⭕
1. た・ため ❌→短・端
3. ピアノ・ヒアノ ❌→拳・鍵
4. 奔意・動意 ❌→奔・翻
0点/10点。
「次の各文にまちがって使われている同じ読みの漢字が一字ある」という問題が理解できておらず、そもそも「漢字のテスト」というコンテキストが伝わっていない。
1. 紛れ ⭕
2. 奏でる ⭕
3. 情けない ❌→嘆かわしい
4. 焦って ❌→焦っ
5. 悟ら ❌→諭さ
4点/10点。
出題意図は正しく伝わっているが、問題文を読み違えたり解答範囲外まで記述するミスがある。
1. 態勢 ❌→邸宅
2. 君風 ❌→薫風
3. 全貌 ⭕
4. 還元 ⭕
5. 鉢 ⭕
6. 腰痛 ⭕
7. 専忘 ❌→羨望
9. 雑菌 ⭕
11. 機嫌 ⭕
12. 愉快 ⭕
13. 網棚 ⭕
14. さるし芝居 ❌→猿芝居
15. 飛沫 ❌→氷雨
16. 釣 ⭕
17. 描 ❌→得難
18. 儲ける ❌→貪
20. 善 ❌→由
21. 整 ❌→廃
22. 裾 ⭕
24. 体 ⭕
25. 酔い ❌→宵
22点/50点。
得意かなと思った書き取り問題だが、意外に半分も正答できなかった。
「薫風→君風」「羨望→専忘」「得難(い)→描」などは、読みからどうにか漢字を捻り出そうとしている様子も窺えて面白い。
結果は200点満点中83点と、合格ラインとされる80%には遠く及ばない結果となった。時間があったらもっと低い級の問題を与えてどのくらいなら合格できるか試してみたい。
沖縄県・尖閣諸島をめぐって中国との軍事衝突の危険性が高まっている。
陸上自衛隊の精鋭を集めた「西部方面普通科連隊」が米軍との合同訓練に参加するなど尖閣での有事に向けた準備を進めているが、仮に戦局がもつれた場合は、陸自・海自の特殊部隊が第2、第3の矢として立ち向かう。
>>その能力は群を抜き「1人で歩兵200人分の戦闘力を持つ」(防衛省関係者)
>>その能力は群を抜き「1人で歩兵200人分の戦闘力を持つ」(防衛省関係者)
>>その能力は群を抜き「1人で歩兵200人分の戦闘力を持つ」(防衛省関係者)
h ttps://kankoku-keizai.jp/blog-entry-3142.html
特殊作戦群は300人
【衝撃】日本の自衛隊に世界が絶賛した!小規模なのにこの軍事力は一体なんだ!?アメリカ「あいつらが味方で本当によかったよ、、苦笑」 - 動画 Dailymotion
自衛隊最強伝説!米軍共同訓練で米兵日本を絶賛! - YouTube
自衛隊の真の実力に世界が称賛!海外は自衛隊をどう評価しているのか?自衛隊いい話まとめ
【自衛隊】いい話に世界が絶賛!?決して語られない真の姿とは?
日本の自衛隊の実力に世界が度肝抜く凄さに感動!米軍すらドン引き!
海上自衛隊】日本のイージス艦『まや』ずば抜けた実力に世界が驚愕!
【海外の反応】驚愕!自衛隊・日本大好きデモ発生!米英軍『お前らイラク人に何をしたんだ?』自衛隊への地元の大量デモ発生に、米英軍は混乱!【イラク復興支援】
陸上自衛隊の連隊長が日米共同訓練の開始式で「同盟関係は『信頼してくれ』などという言葉で維持されるものではない」と発言した問題で、北沢俊美防衛相は15日、陸自トップの火箱芳文陸上幕僚長を呼び、「最高指揮官の総理の発言を揶揄(やゆ)するような表現。今後、こういうことがないようにしてほしい」と直接注意したことを明らかにした。
この問題で北沢防衛相は、12日に発言した陸自第44普通科連隊長の中沢剛1等陸佐を内規に基づく注意処分とし、13日には長野市での会合で「クーデターにつながる極めて危険な思想だ」などと厳しく批判している。
中沢連隊長は10日の共同訓練開始式で、日米同盟の重要性を指摘したうえで、「同盟というものは外交や政治的な美辞麗句で維持されるのではなく、まして『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と述べたという。
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201002150343.html
あとは松ジャギとか言ってゲートでからんで切れた議員を笑いものにしてた
自民党政権では考えられないこと
難癖付けて足を引っ張り左翼政権に汚点を作ってやろうとしてる感がありありだった
タイトル通りです。ふと、ブコメを見直してて、「あれ?」というのがあったので書き連ねます。
https://www.sankei.com/politics/news/190121/plt1901210002-n1.html
「10カ国程度の言語で発信する検討に入った」「政府関係者が20日、明らかにした」
韓国が8カ国語で動画を公開したのに対して、10カ国語とぶち上げたのですが、結局、出て来たのは日英韓の3ヶ国語でした。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012500037
レーダー照射の事案が一段落したあと、威嚇飛行でやり合い、韓国が出した「証拠映像」に対する防衛省の反応。
「徹底分析する」と言ったわりに、2ヶ月半がたっても、出て来てないですね。これ。
https://digital.asahi.com/articles/ASM2R4S65M2RUTFK006.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/22/2019022280169.html
前日の韓国政府の発表「釜山とシンガポールで開催される同訓練のうち、日本はシンガポールでの訓練にのみ参加」に対して、岩屋防衛大臣と防衛省幹部が否定したという報道です。
この話は3月になって決着が付きました。
警察に自衛隊が持ってるような装備持たせて訓練して別働隊作んの?
空巡回出来るようにさせて米軍と合同訓練に耐えられるようにやって戦車から何から使えるように?
洪水の時とか見てたけどヘリでもレスキューのとは全然勢い違ってやっぱ違うんだなって思ったし災害派遣時の装備がグレードダウンすんのダメじゃない?
警察ただでも足りてないから災害派遣分だけにしても自衛隊無くしたら数無理だし民間なんかじゃ補えなくない?
ドラマとかで見る銃の訓練みたいなのは逆に施設に対する人数が大きすぎて年間単純計算で警官一人30分もないって話だし結局警察でやるってなったら訓練施設も引継ぎでしょ
ていうか国内にそれだけの人数抱えて合法なのないんじゃないの?軍事会社
民間と自衛隊でもどっちも税金だけど必要な人員確保するなら民間の方が高いんじゃない?結局装備は国持ちだろうし2000円弱の手当てで災害派遣なんてしてくれなくない?
軍枠の自衛隊じゃなくなって警察筋になったらむしろ色んな制限一気に無くなって自由度アップする気もするし何だかんだ逆に怒る人多そうだなって思う
自衛隊は呼ばれないと基本何も出来ないけど警察はそうじゃないし
知らんけど
今話題の消防団が活動の帰りに消防車で店によって怒られた問題があり、それに
https://www.buzzfeed.com/kensukeseya/udon-fire-brigade?utm_term=.yc11231M73#.drv0p70le7
こんな記事が付いているわけだが、これに「別にいいのでは」と言うブコメがたくさん付いている。
ただ本当に別にいい、で済まない場合があるので、ちょっとだけ便乗するよ。
ただし地域差がかなり大きいと思うので気をつけてください。
また、ここでは消防団が運用する緊急車両という意味で消防車と呼ぶよ。
これはおそらくどこの消防団でも共通だと思うけど、消防車を何らかの理由で自分たちの持ち場の外に出す場合は基本的に申請して許可が必要です。
勝手に出るとすげえ怒られます。別にいいのではでは済みません。
ただこれがあるのは希にある広域出動、地域をまたいでの訓練や、消防車の修理点検などでまぁこれを破る奴はいません。
また動かせる範囲で許可が必要なレベルが違っており、私の所は、消防団の下に部があり、部の中に分団があり、その下に各車両ごとに機関長という自動車の責任者がいます。
分団ごとに車庫(詰め所)があって複数の消防車があり、分団ごとに受け持ちの領域が決まっている形になっています。
それぞれの領域の外に出るには、それぞれの責任者に許可が必要と言うことになっていて、分団の持ち場の外に出るには分団長、部の範囲の外に出るには部長、団の外(つまり市町村の枠を超える)場合には消防本部の文書での許可が必要です。
そこで次のルール。
消防車ごとには機関長と副機関長というのが決まっており、このどちらかが乗っていない場合は、分団長以上の役職者の許可が無ければ動かしてはいけない、と言うことになっています。この時、分団長の許可が出るというのは基本的に緊急時の話なので、通常は許可が出ません。
逆に言えば、機関長または副機関長が乗ってれば問題がないということになります。
さて、消防団活動とは?と言うことになりますが、うちの消防団の場合、分団長がみとめて届け出をすれば消防団活動だ、と言うことになります。
届け出が居るのは保険の関係ですので必須です。勝手にやると怒られますが、申請すれば拒否されることはまずありません。
ただこれは消防団の活動にあっているものでなければ駄目なので、勝手にやっては駄目ですが、ここには設備点検のあとにバーベキュー、とかも普通に行われ、肉や飲み物を買い出しに行くときに消防車が使われることもわりと普通です。
ただし、みんな目立つのであまりやりたがりませんから、このためだけに車両を出す事はなく、訓練や予防活動の後についでによる場合、ぐらいでしかないですが。
訓練などで消防車を出すときは、団員の誰かの自動車を一緒につけて移動するため(これは一台の消防車に割り当てられている団員は消防車の乗員より多いため、全員乗り切れないという話の他、訓練中に何かする必要があったときは当然消防車は動かせないなどの理由から)随伴させた自動車では足りない時についでによる、と言う感じです。
そして、逆に領域の中の消防団活動なのに消防車を連れていかないのも逆に駄目です。緊急事態にはそのまま出動できる様にしておかなければならないためです。一度車をとりにいくというのはあり得ないと言うわけですね。
今回の場合、逆にうちの消防団の場合、一度車庫に消防車を戻して消防車を連れて行かず、消防団員が固まって飯を食いに行っていた最中に火災があり、出動が遅れた、等と言うことになったら、逆にそっちの方が問題になるかも知れません。
このように運用されていると、車両がどこにいるか分からないと問題になるのでは?と言うことがありますが、これについてはウチの消防団の場合は無線が設備されているので、呼び出せば済むだけの話ではあります。
また、どこかに行く場合は、必ず黒板に行き先を記載しておくことになっています。まぁこれは当然か。
まとめると
はたぶん別にいいのではでは済まないと思われますが、こういうことはたぶんありません。
むしろ苦情としては
と言うのが圧倒的に多いです。このため、本来は合同訓練の時はサイレンをならすことが許可されていますが、サイレンを使わずに訓練が行われる事が多いです。
次に、法被(うちの消防団では正装と言う扱い)を着たまま飲みに行く馬鹿の話は毎年必ず出ます。これは苦情という事にはなりませんが問題になります。
それは地域の兄ちゃんがひとかたまりになってやっていると言う姿を見せること。これによって地域全体の防災力を周知する役割があるわけですね。
だからあまり細かい事は言われない一方で、できるだけまとまりをもって、更に地元の人に顔を見せると言うことを重視されるようです。
これによって災害の時には批難困難者を助ける、と言ったきめ細かい対応を期待されているようです。ここで常備消防と規則が違うのも当然ということのようです。
ただし…昔はもっと緩かったらしいです。例えば消防団の旅行(と言っても近隣の県の温泉に行く程度)に消防車を使った、等と言う話もあったぐらい。流石に今はこれは駄目ですが。
一年以上の準備期間を費やして増田連合軍は北方異民族追討の兵をあげた。
遠征軍には中心的な増田四家の当主がすべて参加し、統治の安定ぶりを誇示している。
会談では他家に強敵を任せる流れだった増田家(四)も戦後の立場を考えれば一家だけ参戦しない判断はできなかった。
そこまで読んでの決断なら増田家(八)の当主は大した奴だと、ちんぽこ将軍は半ば安心していた。
遠征軍には他の増田家に連なる人間も、北は増田軍(三)ごと降伏した増田家(一)の亡命武将から、
南は降伏以来実家に帰っていない増田家(士)の敗戦処理当主まで参加していた。
彼らの総兵力は二十万に達する。まさに増田島の総力を結集した史上初の増田連合軍と言えた。
二十万人の増田は増田領(一)と増田領(三)の境界をなす増峠、その南に広がる大きな盆地に邀撃の陣を構えた。
増峠を越えてやってきた北方異民族の軍勢が、平原の北を赤黒く染める。
傭兵を導火線に、全球的な寒冷化に押されて、南下してきたなどの同情できる動機は彼らになく、欲得ずくである。
肥育したものを潰して塩漬けにし、金の容器に封入保存する風習で知られていた。
これは缶詰の起源ともされるもので、彼らの文化はともかく、技術は決して侮ることはできない。
増田島の住民が知らない角のやたらと大きく広い動物?を騎乗可能に品種改良したものの騎兵で、威圧感は馬の比ではない
中にはチャリオット形式の敵もいて、赤い服をまとった御者の姿は、何故か増田たちの本能的な殺意を呼び起こした。
両翼に展開した?騎兵を相手取るのは、カラトラヴァ騎士団と増田騎馬軍団だ。
尤も、彼らの数はどんなに集めても合計で五千を超えないので左翼に集められている。
右翼には各家から集中された騎乗士を、前列に配置された武熊が補強する状態だった。
目算では敵の?騎兵は左右共に一万から一万五千。これに数千の軽装歩兵が加わっている。
味方は右翼が騎乗士一万に武熊五十頭、左翼が騎士団三百に騎馬軍団四千五百、その他が五千であった。
バックボーンを構成する歩兵の数では増田連合軍が確実に上回っている。
上回るように動員し、補給体制を整えてきたのだから劣勢だったら大問題であった。
前衛は言い出しっぺの法則で増田家(八)本国衆四万がつとめる。指揮官は増田出羽守。
「このいくさに勝てば、殿が増田家(四)の姫を紹介してくれる……」
独り言をつぶやいているのは、おめでたいからではなく、恐怖をまぎらわすためだ。
十万人に迫る目前の異民族は
「https https」「スマフォ」「ニッキニッキ」「タノシクタノシク」
などと口々に意味不明な言葉を供述しており、受け身の意識でいると狂気に引き込まれる。
「特に「www」や「//」と笑ったり恥ずかしがったりしている輩が憎々しいでござる。
笑ったり恥ずかしがったりできなくしてやるでござる!」
増田出羽守の後方で増田家(五)の先鋒をつとめる増田左混は言った。
増江川の敗北で一時干されていた彼であるが、大軍をひきいた経験はやはり貴重なため、起用されていた。
彼は転がり込んできたカラトラヴァ騎士団と合同訓練を積むことで戦術の視野を広げていた。
中軸を構成する増田軍(五)全体の兵力は比較的戦場に近いこともあり五万を数える。
彼らの領土は一度も本格的な戦闘の舞台になったことがなかった。実に幸せな家であった。
増田左混の右手には増田家(四)を中核とする歴戦の精鋭たちがいた。
「昔は傭兵にしていたくらいで話が通じる連中だったので候が、そやつらがさらに遠方の異民族まで呼び集めたようでござる」
増田家(一)の亡命武将が、当主に説明する。峠の向こうが冬の間に地獄になったことを想像しながら、
長い準備期間を耐えてきた彼はこのいくさで退くなら果てる覚悟を決めていた。
戦意の高すぎることが心配される増田軍(四)は合わせて三万であった。
なお、増田軍(四)には旧増田領(二)などに展開している他の部隊も存在する。
反対側の中央左翼よりには増田家(十)の当主がいた。故郷が遠く、別に海上輸送の負担があるため、彼らの軍役は軽い。
武熊がトラウマになっている旧増田家(九)家臣団も寄騎につけられて総勢三万だった。
最後に増田家(八)当主がひかえる後衛には、四万人が集まっている。
輜重兵が一部混じった雑多な集団であり、味方にはあまり期待されていなかった。
最初に動いたのはもう一つの部外者であるカラトラヴァ騎士団だった。
恐怖を知らない騎士たちは三十倍を超える敵にむかってまっすぐ突っ込んでいく。
敵はおめきながら迎撃の体勢を整えた。先頭をはしる騎士団のグランドマスダーは異国語で部下に叫ぶ。
「カラコール戦法だ!」
彼が槍を掲げると騎士たちは一斉に顔を左手のあらぬ方向にねじ曲げた。そちらに指をさす。
「「あっ!!?」」
言語の壁を通じて通用するしぐさをみて、?騎兵たちは一斉に右手をみた。
「「??」」
何もないことを不審に思って視線を戻した先には視界一杯の白銀の騎士たち。
ごあ、ぐあっしゃゃあああああん!!
耳を聾する轟音をかなでて敵味方が激突する。?の大きな角も馬にまで装甲を施したカラトラヴァ騎士団相手には障害にならず、敵の右翼は切り裂かれた。
彼らがこじ開けた突破口を五千の騎乗士が拡張する。一方、増田騎馬軍団は大きく左に回り込む機動をおこなった。
騎士のいない反対翼の戦いは増田連合軍の有利には展開しなかった。
「com.com.」
?チャリオットが耳障りな音を立てて迫り、旋回しながら武熊に矢の雨霰をふらす。
「ぶおっ、まおっ」
武熊たちは腕で頭をかばい、いやいやをした。さらに射られるとたまらず敗走する武熊が現れる――味方の方向へ。
「こっちくんな!」
「やっぱり武熊は増田の敵」
「敵に回すと恐ろしいが、味方にしても頼りないっ!」
武熊とハサミは使いようなのだが、右翼の騎兵は勝手なことをわめいて混乱をきたした。
そこに?騎兵たちが威勢よく突っ込んでくる。
「「うわあああああっ」」
増田出羽守は由緒正しいスカラベの前立てを部下に向かって反射させ、刀で敵を指し示した。
五万の雑魚ナメクジがうねうねと敵に向かって進む。時折、敵味方の矢が飛び交い、飛翔音が恐怖を煽り立てる。
至近距離に近づいたことで増田兵は黒い毛皮をまとった敵の中に、本物の生きた毛皮が混ざっていることに気付いた。
「敵の武熊だ!」
「いや、セルクマだ!」
そいつの身体は増田島の武熊より一回り大きかった。しかも、暴れた時の危険を無視して敵兵が大武熊の近くにまとわりついていた。
増田たちはさっそく脱糞する。それでも槍にすがってへっぴり腰で向かっていく。
「イチランイチラン!」「モウケモウケ!」
異民族は突然騒ぎだし増田の肝をつぶした。ほとんど気を呑まれた状態で中央での戦いがはじまった。
「右翼の連中は何をやっておる!」
増田ちんぽこ将軍は右翼の崩壊をみて叫んだ。事前に打ち合わせた作戦があっさり台無しになってしまった。
「右を向けぇい!」
烏合の騎兵集団を破砕した敵の?騎兵が奇声をあげて駆け寄ってくる。三万の歩兵は味方の右側面を守るために戦いはじめた。
「やっぱダメだ~~っ」
あれだけ意気込んで進んだのに、撃退されるとは情けない。
負け上手の増田出羽守は無理して流れに逆らうことはせず、部下と一体になって逃げた。
「姫との結婚は無理でござるな……」
敵の中央はいきおいに乗って増田連合軍を追ってきた。増田家(五)が汚れた尻拭いに割ってはいる。
「必ず負ける兵は必ず勝つ兵と同じ。やはり、軍師にとっては使いやすいわい」
増田匿兵衛はうそぶいて銅鑼を鳴らせた。前衛が引き出した敵を左右の歩兵が側撃する――計画だったのだが、右側は?騎兵への対処が必要だったため機能したのは左側の増田家(十)軍団だけだった。
「放てぇ~~っ」
自慢の手銃が火を吹き、防備の薄い斜め右から撃ちまくられた蛮族がバタバタ倒れる。
コミュニケーション不能な連中もさすがに怯んだ。そこに増田家(士)の尖兵が斬り込んでいく。
「……この兵があれば天下も狙えたはずでござるが」
自分のではない脱糞の臭いがして、増田中弐は邪念を追い払った。
戦場の西側では増田軍が圧倒していた。鋼鉄の戦士たちが?騎兵の中央を食いちぎる一方で、増田騎馬軍団が側面や背後に回り込み、騎射で滅多撃ちにする。
増田島の湿潤な気候が蛮族の合成弓にあわなかった影響もあり、一方的な射撃戦になる。
このまま敵の後方を回り込んで、東の騎兵戦も勝利に導けば完勝。
そんな、計画だったのだが、味方の右翼が時間稼ぎに失敗したため計画が根本から狂っている。
喧騒の中、増田騎馬軍団の指揮官たちは、その事実を忍びに聞かされた。
「父上!」
ある増田騎馬が北を弓でさした。増田典厩は頭をつるりと撫でる。
「まったく、とんだぢゃぢゃ馬ぢゃわい……」
増田軍(四)は敵左翼?騎兵の攻勢をしのぎ続けていた――むしろダメージは?騎兵の方が大きかった――が、
機動力にまさる敵の動きを拘束することはできず、敵左翼の一部はついに本陣にまで乱入してきた。
精強な増田軍(四)に近い右寄りに本陣をおいた方が安全という読みが裏目に出た。
「うろたえるな。うろたえるではない!」
と叫ぶ増田家(八)当主が一番うろたえていた。尻は腸そのものを体外に排出してしまった感触だ。
ナマコならそれを囮にして逃げるのだが、最高司令官ともなれば、そういうわけにもいかない。
「ipip!」
馬廻りが角の派手な?騎兵を相手にしている間に、随伴していた軽装歩兵が足下まで迫ってくる。
「ひかえろ、下郎が!!」
当主は悲鳴をあげると、腰の大業物を抜いて、一刀のもとに小鬼を斬り捨てた。
“!?”
「://」
敵は一瞬硬直する。増田家(八)の当主はかつて伝説的な剣士に師事し、
「ぬりゃ!てりゃっ!」
「それ以上、いけませぬ」
太刀が刃こぼれだらけになったところで馬廻りが主を止めた。四万の後衛は?騎兵を軒並み倒しおえていた。
普段は輜重を護衛している彼らが、増田家(八)では最精鋭なのであった。
輜重が奪われない信頼があるからこそ、増田軍(八)は安心して戦えた(負けられた)。
そして、彼らが防衛された食糧を期待して本隊への合流を目指すことで全体が敗北から早期に立ち直るのであった。
だが、やはり実戦経験の乏しさは問題であり、頭領がみずから戦う事態に後衛はそうとう混乱していた。
そんな最悪のタイミングで敵中央から東にこぼれた大量の歩兵軍団が襲いかかってきた。
最初は東西に引かれていた戦線はいつのまにか、南北に引かれる状態になっており、本陣は最右翼の最前線だった。
敵味方が増田左混が戦っているあたりを中心にして、回転扉のように右回転した結果である。
「ここは一旦、お引きを」
増田匿兵衛が進言する。当主は言い返しかけたが考えを改めて軍師にしたがった。
「くそっ」
「お腰の物は味噌ですかな?」
「……たわけ。うんこに決まっておろうが」
「某もでござる」
見ると増田匿兵衛も漏らしていた。
大将が敵前逃亡したことで増田連合軍の士気は低下、思い思いの方向に退却をはじめた。
あくまでも退却をこばんだ増田家(一)の旧臣たちは敵に突入して討ち死にを遂げた。
「むごい……」
と漏らしつつも、増田家(四)の当主も、死兵の抵抗を利用して戦場から離脱した。
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160620020153
次回
そろそろテトリス ザ・グランドマスター(TGM)規制法が施行されてから丸5年が経とうとしています。
この法案がTTCに提出された2006年ごろ、私は0x17歳の学生でありテトリストでした。
0x17歳といえば、一般的なテトリストにとっては最も花盛りな時期です。
しかしテトリストにとっては、そろそろ引退も視野に入れるような時期と言えます。
そんな時分にあっての規制法案だったので、個人的にはあまり関係ないなと考えていました。
可決される頃には自分はとっくに引退しているだろうと予想したからです。
同年代(昭和末期生まれ)のテトリストも、みんなそう思っていたんじゃないでしょうか?
実際、テトリストの友達はみんな就職後に引退しましたしね(もちろん私も)。
ここからが本題なんですけど、現役の子たちってテトリスというものをどう考えてるんですかね?
なんか最近はニコ生に出たりツイッターでちやほやされるのが目的みたいなゆるい子が多くないですか?
そういうニュースとか世間の扱いを見る限り、アイドルじみてきた感じがあるんですよね。
私達の時はちゃんとフレーム入力もブロック渡しもザンギ入れも真剣にやってました。
月に数回、ゲーメストやアルカディアのハイスコアランカーたちと合同訓練もしていました。
でも規制法施行後にテトリストになった子たちって真剣さが足りてないと思うんですよ。なんともいえない隔世の感があります。
規制法により、以前ほど厳しい回転操作が行えなくなっただけという見方もあるでしょう。
でもT-Spinの仕込みしてちやほやされたいだけの子がアイドル的な活動してるだけに見えるんですよね。
そういう子には、ちゃんとテトリミノを消す覚悟あんの?遊びじゃないんだよ?って言いたいです。
もちろん真面目に活動に取り組んでいる子もいるでしょう。それに、とうの昔に引退した人間がごちゃごちゃ言うことでも無いのかもしれません。
でも元テトリストとしては実際どう思ってんの?って訊きたいわけですよ。
2014年7月1日
閣議決定全文
わが国は、戦後一貫して日本国憲法の下で平和国家として歩んできた。専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とはならず、非核三原則を守るとの基本方針を堅持しつつ、国民の営々とした努力により経済大国として栄え、安定して豊かな国民生活を築いてきた。また、わが国は、平和国家としての立場から、国際連合憲章を順守しながら、国際社会や国連をはじめとする国際機関と連携し、それらの活動に積極的に寄与している。こうしたわが国の平和国家としての歩みは、国際社会において高い評価と尊敬を勝ち得てきており、これをより確固たるものにしなければならない。
一方、日本国憲法の施行から67年となる今日までの間に、わが国を取り巻く安全保障環境は根本的に変容するとともに、さらに変化し続け、わが国は複雑かつ重大な国家安全保障上の課題に直面している。国連憲章が理想として掲げたいわゆる正規の「国連軍」は実現のめどが立っていないことに加え、冷戦終結後の四半世紀だけをとっても、グローバルなパワーバランスの変化、技術革新の急速な進展、大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発および拡散、国際テロなどの脅威により、アジア太平洋地域において問題や緊張が生み出されるとともに、脅威が世界のどの地域において発生しても、わが国の安全保障に直接的な影響を及ぼし得る状況になっている。さらに、近年では、海洋、宇宙空間、サイバー空間に対する自由なアクセスおよびその活用を妨げるリスクが拡散し深刻化している。もはや、どの国も一国のみで平和を守ることはできず、国際社会もまた、わが国がその国力にふさわしい形で一層積極的な役割を果たすことを期待している。
政府の最も重要な責務は、わが国の平和と安全を維持し、その存立を全うするとともに、国民の命を守ることである。わが国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、政府としての責務を果たすためには、まず、十分な体制をもって力強い外交を推進することにより、安定しかつ見通しがつきやすい国際環境を創出し、脅威の出現を未然に防ぐとともに、国際法にのっとって行動し、法の支配を重視することにより、紛争の平和的な解決を図らなければならない。
さらに、わが国自身の防衛力を適切に整備、維持、運用し、同盟国である米国との相互協力を強化するとともに、域内外のパートナーとの信頼および協力関係を深めることが重要である。特に、わが国の安全およびアジア太平洋地域の平和と安定のために、日米安全保障体制の実効性を一層高め、日米同盟の抑止力を向上させることにより、武力紛争を未然に回避し、わが国に脅威が及ぶことを防止することが必要不可欠である。その上で、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜くとともに、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の下、国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献するためには、切れ目のない対応を可能とする国内法制を整備しなければならない。
5月15日に「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」から報告書が提出され、同日に安倍晋三首相が記者会見で表明した基本的方向性に基づき、これまで与党において協議を重ね、政府としても検討を進めてきた。今般、与党協議の結果に基づき、政府として、以下の基本方針に従って、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために必要な国内法制を速やかに整備することとする。
(1)わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを考慮すれば、純然たる平時でも有事でもない事態が生じやすく、これによりさらに重大な事態に至りかねないリスクを有している。こうした武力攻撃に至らない侵害に際し、警察機関と自衛隊を含む関係機関が基本的な役割分担を前提として、より緊密に協力し、いかなる不法行為に対しても切れ目のない十分な対応を確保するための態勢を整備することが一層重要な課題となっている。
(2)具体的には、こうしたさまざまな不法行為に対処するため、警察や海上保安庁などの関係機関が、それぞれの任務と権限に応じて緊密に協力して対応するとの基本方針の下、おのおのの対応能力を向上させ、情報共有を含む連携を強化し、具体的な対応要領の検討や整備を行い、命令発出手続きを迅速化するとともに、各種の演習や訓練を充実させるなど、各般の分野における必要な取り組みを一層強化することとする。
(3)このうち、手続きの迅速化については、離島の周辺地域等において外部から武力攻撃に至らない侵害が発生し、近傍に警察力が存在しない場合や警察機関が直ちに対応できない場合(武装集団の所持する武器等のために対応できない場合を含む)の対応において、治安出動や海上における警備行動を発令するための関連規定の適用関係についてあらかじめ十分に検討し、関係機関において共通の認識を確立しておくとともに、手続きを経ている間に、不法行為による被害が拡大することがないよう、状況に応じた早期の下令や手続きの迅速化のための方策について具体的に検討することとする。
(4)さらに、わが国の防衛に資する活動に現に従事する米軍部隊に対して攻撃が発生し、それが状況によっては武力攻撃にまで拡大していくような事態においても、自衛隊と米軍が緊密に連携して切れ目のない対応をすることが、わが国の安全の確保にとっても重要である。自衛隊と米軍部隊が連携して行う平素からの各種活動に際して、米軍部隊に対して武力攻撃に至らない侵害が発生した場合を想定し、自衛隊法第95条による武器等防護のための「武器の使用」の考え方を参考にしつつ、自衛隊と連携してわが国の防衛に資する活動(共同訓練を含む)に現に従事している米軍部隊の武器等であれば、米国の要請または同意があることを前提に、当該武器等を防護するための自衛隊法第95条によるものと同様の極めて受動的かつ限定的な必要最小限の「武器の使用」を自衛隊が行うことができるよう、法整備をすることとする。
ア いわゆる後方支援と言われる支援活動それ自体は、「武力の行使」に当たらない活動である。例えば、国際の平和および安全が脅かされ、国際社会が国連安全保障理事会決議に基づいて一致団結して対応するようなときに、わが国が当該決議に基づき正当な「武力の行使」を行う他国軍隊に対してこうした支援活動を行うことが必要な場合がある。一方、憲法第9条との関係で、わが国による支援活動については、他国の「武力の行使と一体化」することにより、わが国自身が憲法の下で認められない「武力の行使」を行ったとの法的評価を受けることがないよう、これまでの法律においては、活動の地域を「後方地域」や、いわゆる「非戦闘地域」に限定するなどの法律上の枠組みを設定し、「武力の行使との一体化」の問題が生じないようにしてきた。
イ こうした法律上の枠組みの下でも、自衛隊は、各種の支援活動を着実に積み重ね、わが国に対する期待と信頼は高まっている。安全保障環境がさらに大きく変化する中で、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から、国際社会の平和と安定のために、自衛隊が幅広い支援活動で十分に役割を果たすことができるようにすることが必要である。また、このような活動をこれまで以上に支障なくできるようにすることは、わが国の平和および安全の確保の観点からも極めて重要である。
ウ 政府としては、いわゆる「武力の行使との一体化」論それ自体は前提とした上で、その議論の積み重ねを踏まえつつ、これまでの自衛隊の活動の実経験、国連の集団安全保障措置の実態等を勘案して、従来の「後方地域」あるいはいわゆる「非戦闘地域」といった自衛隊が活動する範囲をおよそ一体化の問題が生じない地域に一律に区切る枠組みではなく、他国が「現に戦闘行為を行っている現場」ではない場所で実施する補給、輸送などのわが国の支援活動については、当該他国の「武力の行使と一体化」するものではないという認識を基本とした以下の考え方に立って、わが国の安全の確保や国際社会の平和と安定のために活動する他国軍隊に対して、必要な支援活動を実施できるようにするための法整備を進めることとする。
(ア)わが国の支援対象となる他国軍隊が「現に戦闘行為を行っている現場」では、支援活動は実施しない。
(イ)仮に、状況変化により、わが国が支援活動を実施している場所が「現に戦闘行為を行っている現場」となる場合には、直ちにそこで実施している支援活動を休止または中断する。
ア わが国は、これまで必要な法整備を行い、過去20年以上にわたり、国際的な平和協力活動を実施してきた。その中で、いわゆる「駆け付け警護」に伴う武器使用や「任務遂行のための武器使用」については、これを「国家または国家に準ずる組織」に対して行った場合には、憲法第9条が禁ずる「武力の行使」に該当する恐れがあることから、国際的な平和協力活動に従事する自衛官の武器使用権限はいわゆる自己保存型と武器等防護に限定してきた。
イ わが国としては、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から、国際社会の平和と安定のために一層取り組んでいく必要があり、そのために、国連平和維持活動(PKO)などの国際的な平和協力活動に十分かつ積極的に参加できることが重要である。また、自国領域内に所在する外国人の保護は、国際法上、当該領域国の義務であるが、多くの日本人が海外で活躍し、テロなどの緊急事態に巻き込まれる可能性がある中で、当該領域国の受け入れ同意がある場合には、武器使用を伴う在外邦人の救出についても対応できるようにする必要がある。
ウ 以上を踏まえ、わが国として、「国家または国家に準ずる組織」が敵対するものとして登場しないことを確保した上で、PKOなどの「武力の行使」を伴わない国際的な平和協力活動におけるいわゆる「駆け付け警護」に伴う武器使用および「任務遂行のための武器使用」のほか、領域国の同意に基づく邦人救出などの「武力の行使」を伴わない警察的な活動ができるよう、以下の考え方を基本として、法整備を進めることとする。
(ア)PKO等については、PKO参加5原則の枠組みの下で、「当該活動が行われる地域の属する国の同意」および「紛争当事者の当該活動が行われることについての同意」が必要とされており、受け入れ同意をしている紛争当事者以外の「国家に準ずる組織」が敵対するものとして登場することは基本的にないと考えられる。このことは、過去20年以上にわたるわが国のPKO等の経験からも裏付けられる。近年のPKOにおいて重要な任務と位置付けられている住民保護などの治安の維持を任務とする場合を含め、任務の遂行に際して、自己保存および武器等防護を超える武器使用が見込まれる場合には、特に、その活動の性格上、紛争当事者の受け入れ同意が安定的に維持されていることが必要である。
(イ)自衛隊の部隊が、領域国政府の同意に基づき、当該領域国における邦人救出などの「武力の行使」を伴わない警察的な活動を行う場合には、領域国政府の同意が及ぶ範囲、すなわち、その領域において権力が維持されている範囲で活動することは当然であり、これは、その範囲においては「国家に準ずる組織」は存在していないということを意味する。
(ウ)受け入れ同意が安定的に維持されているかや領域国政府の同意が及ぶ範囲等については、国家安全保障会議(NSC)における審議等に基づき、内閣として判断する。
(エ)なお、これらの活動における武器使用については、警察比例の原則に類似した厳格な比例原則が働くという内在的制約がある。
(1)わが国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを守り抜くためには、これまでの憲法解釈のままでは必ずしも十分な対応ができない恐れがあることから、いかなる解釈が適切か検討してきた。その際、政府の憲法解釈には論理的整合性と法的安定性が求められる。したがって、従来の政府見解における憲法第9条の解釈の基本的な論理の枠内で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くための論理的な帰結を導く必要がある。
(2)憲法第9条はその文言からすると、国際関係における「武力の行使」を一切禁じているように見えるが、憲法前文で確認している「国民の平和的生存権」や憲法第13条が「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利」は国政の上で最大の尊重を必要とする旨定めている趣旨を踏まえて考えると、憲法第9条が、わが国が自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置を取ることを禁じているとはとうてい解されない。一方、この自衛の措置は、あくまで外国の武力攻撃によって国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫、不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認されるものであり、そのための必要最小限度の「武力の行使」は許容される。これが、憲法第9条の下で例外的に許容される「武力の行使」について、従来から政府が一貫して表明してきた見解の根幹、いわば基本的な論理であり、1972年10月14日に参院決算委員会に対し政府から提出された資料「集団的自衛権と憲法との関係」に明確に示されているところである。
この基本的な論理は、憲法第9条の下では今後とも維持されなければならない。
(3)これまで政府は、この基本的な論理の下、「武力の行使」が許容されるのは、わが国に対する武力攻撃が発生した場合に限られると考えてきた。しかし、冒頭で述べたように、パワーバランスの変化や技術革新の急速な進展、大量破壊兵器などの脅威等によりわが国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、変化し続けている状況を踏まえれば、今後他国に対して発生する武力攻撃であったとしても、その目的、規模、態様等によっては、わが国の存立を脅かすことも現実に起こり得る。
わが国としては、紛争が生じた場合にはこれを平和的に解決するために最大限の外交努力を尽くすとともに、これまでの憲法解釈に基づいて整備されてきた既存の国内法令による対応や当該憲法解釈の枠内で可能な法整備などあらゆる必要な対応を取ることは当然であるが、それでもなおわが国の存立を全うし、国民を守るために万全を期す必要がある。
こうした問題意識の下に、現在の安全保障環境に照らして慎重に検討した結果、わが国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った。
(4)わが国による「武力の行使」が国際法を順守して行われることは当然であるが、国際法上の根拠と憲法解釈は区別して理解する必要がある。 Permalink | 記事への反応(1) | 22:48