はてなキーワード: 積極的とは
フジ産経グループが左翼だと思い込んでる右翼が多いのはなんでだ?
フジテレビ本丸の日枝は、ネトウヨが大好きな安倍や森の盟友だよ。
安倍晋三とは度々会食し、夏季休暇には連日共に山梨県でゴルフをするなど緊密な関係にあった[注 5]。安倍はフジテレビやニッポン放送の番組に多数出演し、産経新聞本紙・僚紙の独占インタビューにも積極的に応じていた。2022年8月、凶弾に倒れた安倍の遺体が東京・富ケ谷の自宅に到着した際には、唯一の民間人として、高市早苗、福田達夫ら政治家と出迎えた。翌年衆議院議員となった安倍の甥にあたる岸信千世は、フジテレビ報道局員として勤務していた[15]。他にも加藤六月[16]、産経新聞社出身の森喜朗とは盟友関係にあるなど、政財界に幅広い人脈を有している。
https://x.com/cult_and_fraud/status/1882572231781601757
@cult_and_fraud
https://x.com/smiley_kikuchi/status/1882403671289593929
@smiley_kikuchi
トラブルに巻き込まれた女性を責める投稿を見ると悲しくなる。公にしたくないから示談にした、それを週刊誌が勝手にバラした。本人はこの現状を望んでいないと思う。ネット上には憶測が事実のように広がり、噂を信じる群衆から奇異の目で見られたら。人の視線は時に凶器になる。それがどれだけ怖いか。
鈴木さんやスマイリーさんが言うように、週刊誌の内容をとりあえず事実と皆が認めて、積極的に中居さんを公の場に連れ出して発言してもらった方が良いのだろうか。
恋愛至上主義の名残で女性に積極的にアプローチする男が沢山いてコロナがないから飲み会文化も残っててスマホが普及してないからリアルの人との繋がりがもっと尊重されてたんだと思う。
現実世界で人と仲良くなりたいって人が見えにくいし交流してる気配も少ない。
交流したがってる人のためのプラットフォームがネット上に溢れてる割に使ってる人は負け組とか余り物とか言われたり、かと言って組織内で男性が女性にアプローチすればハラスメントの影がちらつくし、個々が自分の時間大事にし過ぎてて予定を合わせて懇親することのハードルが高い。
野党から選択的夫婦別姓の法案を出てきそうな雰囲気ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今だと衆院で通ったとしても参院で否決されるので、参院選の結果を見ての対応が濃厚です。
んで、表題の通りなんですが、選択的夫婦別姓は政治を理解する良い題材なんですよ。
賛成派が多い(※)けれど、現状の制度は夫婦同姓=反対派という捻じれが発生しているので、互いに一理ある議論ですからね。
※選択的夫婦別姓に賛成が62%、反対が27%とNHKの調査で報じられている
そして、結婚という多くの人に関わりがあるイベントがトリガーとなる制度でもあります。
賛成派の賛成理由は下記のとおりです。
「名字が変わると、仕事や生活で支障がある人もいると思うから」18%
別姓にしたい人がいるなら、そうしたら?ということでしょう。
他人の意見を尊重する点や他人の困りごとを解決しようとする点は素晴らしいですが、深く考えていない無責任な意見にも感じられます。
「名字が変わると、仕事や生活で支障がある人もいると思うから」
姓が変わると別人として扱われ、不利益や支障が発生する場合の話ですね。
選択的夫婦別姓になっても、大抵の人は慣習で男性側に合わせると予測されます(他の国の傾向からの予測)
家父長制の影響から脱しようということでしょうが、迂遠過ぎでしょう。
別姓制度が開始すると子供の姓をどちらかに選択しますが、それが男性側の姓ばかりになった場合に、同じ議論を繰り返すのでしょうか。
アイデンティティを守りたいということですね。
とても大事なことです。
賛成派は不便の解消やアイデンティティを守ることが目的と言えます。
反対派の理由です。
「別の名字にすると、子どもに好ましくない影響を与えるから」26%
他人の家の一体感やお子さんがどうなろうとどうでもいい気もしないでもありません。
これらの理由はお気持ちであり、アイデンティティの現れと言えるでしょう。
夫婦が同じ姓であることを前提にしたオペレーションやシステムが多くの企業や役所に存在しており、別姓による混乱はY2K問題を想像させます。
実質、別姓でいられるということですね。
しかしながら、個人情報の扱いがどんどんと厳しくなっている時代に、旧姓が使える範囲を広げていくことは難しそうです。
反対の理由はアイデンティティを守ること、制度変更による混乱への懸念です。
ここまでが選択的夫婦別姓について賛成/反対の理由を紹介して来ましたが、いかがでしょう。
私は賛成派の最大の理由「選択肢が多いほうがいいから」が、無責任に思えてなりません。
国会で「選択肢が多いほうがいいから選択的夫婦別姓を実現しよう」と言う政治家を支持できますか?
私にはできません。
NHKの調査の賛成62%という数字を元に「選択的夫婦別姓の賛成派が多い」と判断することは早計でしょう。
賛成派は強く実現を望む人と消極的な多くの人で構成されているのです。
賛成62%のうち56%は「選択肢が多いほうがいいから」=全体の35%が消極的賛成派です。
積極的な賛成派は、62%ー35%=27%です。
制度変更のコストが日本の行政と企業全体でどの程度になるかわかりませんが、消極的賛成派のどの程度がコストに見合うと考えてくれるでしょうか。
反対派は夫婦同姓を日本の制度として残すことをアイデンティティの一部として感じています。
お気持ちです。
彼らは全体の27%です。
奇しくも積極的な賛成派と同じ数です。
制度を変更しようとする側は、現制度を変更するための道理とメリットを提示して、反対派を説き伏せなければいけません。
民主主義と多数決を混同しているバカ以外は、議論を重ねて反対派の取り崩しを行うことが必要であるとを理解しているでしょう。
物事を変えるというのは大変なのです。
例えば、自由民主党は憲法改正を目的として自由党と民主党が合併したにも関わらず、未だ実現できていません。ゴミカス政党です。
どうすれば、反対派を取り崩せるでしょうか。
まずはお気持ちに寄り添うことです。
「他人のことに口を出すな」「反対する理由が理解できない」「家族の絆が弱くなるわけない」「反対するやつは老害」。
例えば、このような意見を反対派を読んで「その通りや、反対派はクズや!」などと感じるでしょうか。
そんなわけがありませんよね。
お気持ちに触れず、彼らを説得するための材料を用意しなければなりません。
夫婦同姓のデメリットであるキャリアへの影響や名義変更手続きのコストなどは問題にならなくなる可能性が高いです。
よく例に出される「論文の著者名が変わってしまう」などはAIのサポートにより消え去るでしょう。
名義変更手続きはマイナンバーカードの活用で減っていくでしょう。
不便が減っても、積極的な賛成派が減らずに済むでしょうか。
※反対派は70代以上に多いので彼らが亡くなったら反対派がいなくなると考えている人もいるでしょうが、人は年齢を重ねると保守的になるので、あまり期待しないほうがよいです
選択的夫婦別姓は戸籍にも手をいれる必要があり、一筋縄でいかない問題を多数孕んでいる可能性もあります。
実現を本気で望むなら、各論でしか議論していない現状から脱して、洗い出した問題点とその解決方法を提示するべきでしょう。
私の目には、選択的夫婦別姓は議論の入口にすらたどり着いていないように見えます。
国民の多数が賛成にも関わらず手がつけられていない課題は希少です。
官僚の力を借りずにこのような大きな制度変更を設計してみせれば、有権者がその力量を高く評価することは間違いありません。
現実的な叩き台が出て来た時が、選択的夫婦別姓実現の始まりです。
ただのアピールではなく、本気で選択的夫婦別姓の実現に取り組むことを野党各党に望みます。
「選択的夫婦別姓」賛成が62% 反対は27%に NHK世論調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240501/k10014437371000.html
【AED被害届デマ】アベプラ、虚言癖おじさんの妄言を垂れ流す!|編み目
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/amigurum/n/n3121a6ca1517
ウソついてる人間の証言を信じるべきでないという内容に賛同している人が多数いるようだが、
この理屈を採用するのであれば番組出演者とはいえ、あおちゃんぺ氏の証言も信じるべきではない。
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
SNSで言ってる事が私の全てであり
全部真実だと思ってる人〜!!
プライベートの1割も発信してないでーす!!
エンタメなので嘘や盛ってる話も当たり前にありまーす!!
てか、私の全てを実話で投稿してると思ってる人って居るの??
居ねぇよなぁああ?!!
(https://x.com/aochanp/status/1769258301257306526)
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
嘘だらけに決まってんじゃん🥳
今回はスタッフに確認して裏どりしてないと発言していたが、「嘘や盛ってる話も当たり前にありまーす」
と証言している以上、今回の発言について盛っていても何らおかしくはない。
あおちゃんぺ氏は以前、Colabo批判に中立という立場をとりつつも暇アノンと積極的に絡んでいてフェミニスト界隈からも批判されていたが
暇空からブロックされた後(https://togetter.com/li/2172427)に方針変更し、親フェミニスト的な強い言葉を繰り返してたびたび炎上して注目を集める行動を繰り返しており
「素人が下手に手を出さないほうがいい」「積極的になにもしないのが結局正解」みたいな「なんとなくもっともらしい言い回し」に飛びつくからな、烏合の衆は。
最初からはっきり誰が責任者か上下関係が決まってる集団だとそういうお見合い状況は起きない。
資格や経験チラつかせたら「なんかあったらこの人のせいだし」と思って羊の群れのようにこっちになびく。資格ってほどのものでなくてもそれっぽければ通る。結局何も考えてない
自分が人命救助したとか、されたとか、家族が助けられた、とかそんな話ではない
地方公務員の給料は年功序列で上がっていくのが基本なんだが、10年ほど前だろうか時代の流れで人事評価結果を
昇給に少しは反映させることに決まった
その際に、そもそも俺の給料って何でどう決まって何があったら上がるのか、将来の給料がどうなるかをあまり理解せずに
過ぎしていたことに気づいた
これを機にちょっと調べてみようかと思い立ち、条例や内規などを読んでいたところ気になる項目を見つけた
定期昇給の他に「人命救助」や「特別な表彰を受ける」など社会的意義の大きいことをした場合に特別昇給があるという項目だった
元々、人命って尊いものだし人命救助する機会があればやらなきゃいかんなと漠然とした思いは持っていたわけだが、人命救助の特別昇給を
見つけた時の俺の感想はこうだ
「え?人命救助で給料上がるとか最高かよ。機会があったら積極的に助けよう」である
我ながら俗物も俗物な考えだと思うが、この思いが現代社会の心理なのかもしれないなとも同時に感じたのだ
10年以上前のことで覚えていることは数少ないのに、その中の一つがこれである
よっぽど記憶に残ったんだろうなあ
今現在、人命救助が尊いものであるという考えは変わっていないし、命は尊いという、困った人は助けなさいという教育は継続していくべきだ
ただ、継続するとともに、社会的意義が大きく、大事な物なのであれば何らかのインセンティブを設定することも大事なんじゃないかとも思う
間違ってないよなと
ユロル、2019年に1.13くらいで、今1.04あたりだから、1割くらいドル高
ユロ円 2019年に120円台、去年176円つけて、今162円
ドル円 2019年に110円付近、去年161円つけて、今155円
なお、カナダドルや、スイスフラン、ポンドに対しても円安なんだけど
これらはドルやユーロに追従してるからそうなるだろうなという感じはある
2019年に0.69ドル/豪ドルが、今0.62ドル/豪ドルみたいに
アメリカはともかく、EUは今4.25%まで上げてから3.15%まで落としているのに、言うほどユーロ円は戻していない
これらの円安を説明する原因として言われてるのが円キャリートレードだ
金利の安い円で資金を調達して、インフレしているアメリカで投資をするみたいな話
当初の、2年前位の予想ではこうだった
①②③により円安は終わるだろうと思われていたが、そうはならなかった
①、アメリカにおいてインフレがいまいち落ち着かない、景気が堅調(欧州では予想通り景気悪化)
②、金利があまり下がらない、市場予想では2025年末でなんと4%維持だ
結果、円キャリートレードも続行だし金利差も縮まらないので、円安は止まらない
ユーロに対しても円が安いのは奇妙に見えるが、円キャリートレードの影響だと考えると辻褄が合う
次に動くのはいつか?
トランプの政策やら、日本の貿易赤字やら言われているが、規模的に見ればやっぱり①②③で大きく動くんだろうと思う
きっかけは、
・アメリカがいよいよリセッションっぽくなる(米インデックスを見てればわかる)
なんだけど、日銀は国の債務問題がある以上、簡単に1%2%と上げられない事情があるので、動くとしたらアメリカしか無いんだけど
大統領就任後は市場に謎の過熱感が生じるので、まあ兆候が見えるとしても2025年後半か来年だろうなあ
と考えると今年は十中八九円安のまま、なんかネタがあったとしても140〜170円の間をウロウロするんだろうな
参考
https://jp.investing.com/economic-calendar/cpi-68
https://jp.investing.com/economic-calendar/cpi-733
ついでに日本
弱男に見つめられるだけで、ココロが消耗するんです。
IT業界はさ、年収350万→500万は、どの会社ももう機械的にやったほうがいいと思うんだよね。なんで、みんな転職しあって実現してるん?
500→800とかも実感としてやれって感じ。
800→1100も感じる。
率直に言って、転職サービスに業界で金払ってるだけになってない?マジで。
これ多少、怒りもはらんでいるのですが、実際無力感を感じる場面も多いんですよね。
最近はIT業界全体は明らかに人手不足で、自社に残り続けるよりも他社に行ったほうが待遇が上がる、しかも格上の企業がどんどん募集しているという場面をよく見かけます。一方で人材が抜けているだけでは厳しいので、採用も積極的で、条件も非常に良い場合が多いです。
この状況ですので結果的に待遇を良くしたければ、転職するのが最良手となってしまうのですが、最も腹が立つのが、自社に残って実績を積み上げるということが軽視されるということです。
仮にA社で働いていて、年収350万だったとします。B社にリクルートされて年収500万になるとします。で、この差額150万ですが転職するとスキルがまるで上がるみたいではないですか?。でも実際はそんなことは全く無くて、それであればさっさとA社が500万に引き上げとけば良かったわけです。
しかも懲りないことに、B社で年収350万の人も、A社に年収500万でリクルートされてしまいます。そしてこの転職のために、A社もB社も多額のフィーを転職斡旋会社に差し出すことになってしまいます。
この図の場合、A社でもB社でも、350万で働き続けている人が大損なのがわかりますよね。
で、こんなにシンプルな物々交換にはならず、10社20社で循環してやっているわけです、IT業界は。必ず競合他社が複数社いるので取り合いになる。気がついてみたら転職した組は給与がどんどん上がり、ずっと会社に残って頑張った人は給与が上がらないまま。
これって、業界にとっても働く人にとっても、非常に無駄なコストを払っていることになりませんか。そして、なぜ会社を移るときにこんなに採用条件を上げて採ってしまうのでしょう。それは、A社もB社も、今の現在の従業員のコストは安いというのがわかっているからです。辞めないかぎり放っておこうということです。
もうそんな無駄なコストを転職斡旋会社や、転職に積極的な技術者に支払うのではなく、業界全体で給与の最適化を図るべきではないでしょうか。率先して現在の従業員の給与を適正化し、採用費よりも賃金に、つまり攻撃力よりも守備力を鍛えるべきではないでしょうか。
でないと、欧米のように、ステップアップ=ジョブホッパーの道を、日本も歩むことになりますが、私は一つの会社でじっくり積み上げていくのが好きなので、全く希望するところではありません。
転職するたびに、会社に慣れたり、積み上げてきたものが一からになったりというのが嫌で、できれば会社に残る方法・文化が日本で醸成されてほしいのですが、どうにもこうにもそうはならなさそうで。
Xで教えてもらったのですが、まさに携帯電話のシェア争いで、MNPせずにずっと同じキャリアを使い続ける人が一番損をする、みたいな話が、はたらく、というフィールドでも起きているのではないかと感じています。
企業の転職サイトでは、この会社はキラキラしてるってどこも表現しているじゃないですか?
でも、どの企業も中途採用者ばかり厚遇して、長くいる人は冷遇しているとしたら、興醒めなのですが。いや、まさに興醒めしているのですが。そういう心境です。
まあ結婚制度はなにかと都合いいので使いたいけど、姓が変わるのだけは仕事とかなんやかんやで使いづらいからなんとかしてっていう、女性参画の話の一環なんじゃなく…?
別に結婚制度自体は家族になるとか子どもを養育することにも義務とか責任が生じるわけで、それに縛られることは夫婦別姓推進派も異議はないってことっしょ。
そんで国民が自分たちで家族同士共助したり子どもこさえてくれることは国としても助かるから、結婚した人たちに対してそういう義務とか責任持ってやってくれるんなら特権っていうか家族が当然持つべき権限とか補助とか特典つけますよっていう制度じゃん結婚制度って。
それはまあ別姓認めたくらいで積極的に家族やってくれるなら、この少子化社会においてそんなにマイナスなことでもなさそうだしやぶさかではないけどな?
逆に結婚制度自体をいじくるのはそれこそ移民問題とかと相まって各所で問題が起こりそうなのは目に見えてるし、ナシかなーっておもー。
立花孝志がデマで人を死に追い込むことをなんとも思っていない人物であることは明らかだが、より恐ろしいのは、立花のデマを信じる人や、デマとわかっていて乗っかっている人が、それになりの肩書きを持った人にも見られることである(例えば高橋洋一や堀江貴文)。この理由について、思いついたところを簡単に述べてみたい。
一つにはやはり、テレビなど「オールドメディア」への対決姿勢であろう。そもそも立花が兵庫県知事選に目をつけ、斎藤知事を擁護するようなったのは、彼がテレビで連日のように大きくバッシングされていたからである。立花だけではなく、もともとテレビ報道やテレビ局の権力構造を批判していた多くのユーチューバーも「テレビが伝えない真実」という文脈で、テレビや既存のマスメディアをバッシングするという目的で、立花のデマに乗っかって斎藤知事を擁護する動画を積極的に配信するようになった。
そしてこの数年、ジャニー喜多川、松本人志、中居正広と、メディアに大きな影響力を持つ芸能事務所や大物芸能人の性加害スキャンダルが明らかになり、それを少なくとも当初テレビ・新聞は全く報じなかったことで、「立花よりはさすがに新聞やテレビの方がまともだろ」と言っても、全く説得力を持たなくなってしまった。このように、「テレビはもう信じられない、どの情報を信じたらいいのかわからない」という、ぽっかり空いた大きな隙間に、立花が全力で入り込んでいるわけである。
しかし、SNS対テレビという文脈だけでは、立花のデマに乗っかる人たちの存在を理解できない。岸田前首相は、テレビで「増税メガネ」と悪質なレッテルを貼られて散々バッシングされていたが、外交やベアの復活など擁護するためのネタは豊富にあったにもかかわらず、岸田首相を擁護するインフルエンサーやユーチューバーはほとんどゼロだった。テレビでいじめられているなら誰でもいい、というわけでは明らかにない。
そこで、もう一つの文脈である、「改革派vs.既得権益層」という、政治を解釈するストーリーの吸引力の強さを指摘する必要がある。「改革派vs.既得権益層」は、もともとはテレビなどオールドメディアが作り出し、定着させたストーリーであり、2000年代の小泉郵政解散選挙や民主党政権の成立においては、こうしたストーリーが強力な役割を果たした。
「改革派vs.既得権益層」のストーリーは、主に税金をめぐって語られることが多い。つまり、既得権益層とは、要は「俺たちの税金をむしり取って食っている連中」であり、改革派とはそれに戦って「税金を自分たちに取り戻す」側と認識されている。内容的には「新自由主義」そのものだが、日本では新自由主義を批判する左翼の多数も、なぜだかこのストーリーが大好きである。「減税」を掲げながら「福祉や教育の予算を増やせ」を主張するという支離滅裂を全く矛盾と感じていないくらい、このストーリーの日本における吸引力は強い。
実際のところは、ある人物が改革派なのか既得権益層なのかは、簡単に分けられるわけではない。斎藤知事も、総務省官僚出身の既得権益層としてみられても全く不思議ではない。しかし立花が、斎藤知事は「改革派」で、兵庫県議会や県職員は「既得権益層」であるというイメージを構築すると、それがYoutube視聴者に「なるほど!わかりやすい!」として、急激な勢いで拡散していくことになった。斎藤知事をバッシングしていたテレビも、SNSでは当然ながら既得権益層の側として位置付けられるようになっている。
堀江貴文など立花の支持者・容認派の大多数は、彼の嘘やデマを知らないわけではない。むしろデマであることはとっくの昔にわかっているのだが、「テレビ局や増税派など既得権益層と戦っているなら、デマなどたいした問題ではない」とか、「テレビが流してきたデマや情報隠蔽の方がよっぽどひどい」などと考えているのである。コアな支持者に至っては、「デマも立花さんの戦術」などと開き直っている。
たとえ立花が逮捕されても、彼がゾンビのように蘇らせてしまった、「改革派vs.既得権益層」というストーリーの影響力はますます強まっていくことになるだろう。SNSだと年金でなんとか生活している高齢者も「既得権益層」になりそうな雰囲気がある。日本が最悪の時代へと向かう入り口にあるという悲観的な将来しか思い付かない。
(追記)
元々人にわかりやすく読ませるようには書いてなかったが、「ながい」「わかりくにい」という感想があったので、要約。
立花のデマを信じる(乗っかる)人がいる理由は、(1)身内の性加害問題をまともに報じないオールドメディアへの失望や不信感の高まりと、(2)税金を食い物にしている既得権益層に対する改革派の闘いという、20年以上前から定着している、日本の有権者にとって最も人気のあるわかりやすい政治のストーリーが組み合わさった結果。
立花は中居・フジテレビ問題の動画をものすごい勢いで連投している。中には100万再生回数を超えているものもあり、文春公式や立花を批判するリベラル派のチャンネルよりも圧倒的に多く、目下タッグを組んでいる堀江貴文に次いで最も視聴されているチャンネルになってしまっている。
この膨大な視聴者を、そのままそっくり「オールドメディアと癒着した既得権益層に対して闘いを挑む改革派」というストーリーの政治に動員しよう、というのが立花の目論見であろう。まずは早く逮捕されてほしい。