「議員」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 議員とは

2025-01-10

中居の件の陰で

裏金議員が不起訴になったことはあまり知られていない

anond:20250110010821

政治家スキャンダルの度に消えるから

(例えば今回は裏金議員が不起訴になった件があったから?)

2025-01-08

不要不急の外出を控えて」という報道が目障りな件

コロナ台風、直近では寒波などの度に、「不要不急の外出を控えて」といった旨の報道を目にする。特にコロナ禍以降、「不要不急の外出」というワードは増えたように思う。


しかし、「不要不急な外出」とは何なのか、外出の可否に迷わされる。


そこで、おそらく「不要不急な外出」という意味はかなり緩いものと考えつつ調べていたところ、国会質問主意書答弁書が見つかった。

参議院第204回国会第8号" 「不要不急の外出・移動」の定義解釈に関する質問"まさにドンピシャ

これはコロナ禍において定義山東議員質問したもので、これによると、以下のような記載が出てくる。


””(前略) 「医療機関への通院、食料・医薬品生活必需品の買い出し、必要職場への出勤、屋外での運動散歩など、生活健康の維持のために必要ものについては外出の自粛要請対象外とする。」との考え方を示しているところであるが、お尋ねの行為が「不要不急の外出・移動」に該当するか否かについては、国民の皆様において、それぞれの生活状況等に応じて適切に判断いただくものと考えており、一概にお答えすることは困難である。 ””


具体性を控えて保険を打った答弁になっている点は置いておいて、通院から通勤は勿論のこと、屋外の運動散歩までもがコロナ禍において自粛要請対象外、となっている。

ということは、「不要不急の外出」というもの殆どあってないようなものしか言いようがない。しいて言うなら乱痴気騒ぎに混ざる、祭りライブに行く、などの行為を除けば出勤し帰宅する通常の生活を送ることに何も制限をかけないものだということが分かる。

そもそもデスクワーカーとノンデスクワーカーの比率がおおよそ1:2であるから、まず仕事に行くのに外出が必要な層が労働者の2/3になるから日本を回すためには当然の答弁ともいえるが。


結論として、国会のこの答弁に照らし合わせて「不要不急の外出」を解釈するなら、「仕事終わりに寄り道するなよ」程度の意味しかならないわけだ。当然、報道機関が伝えるべきメッセージとしては弱い。それより、大雪ならもっと気を付けなければいけないことが、路面凍結・落雪・雪崩その他あるはずだ。何でもかんでも「不要不急の外出」というコロナ禍以来のバズワードに纏めて雑に報道する姿勢マスゴミと言われる所以なんじゃないか、とつくづく思う小一時間だった。

2025-01-07

教えてくれ

中国人精子日本人の股からまれしまった俺が日本人として認めてもらうためには何をしたらいいんだ?

立憲民主党共産党議員をぶち殺せばいいのか?

韓国人中国人クルド人を大量に殺せばいいのか?

もし父親を殺したとして真の日本人として認めてもらいたかったと言えば普段中国人に対して中国人以上に品性のない罵倒をしている人達は同情して減刑運動を起こしてくれるのか?

トランス女性女性です

議会に初のトランスジェンダー議員 LGBTQは13人、女性は減少…両党の差は鮮明に

3日発足した米連邦議会の新議会で、民主党のサラ・マクブライド下院議員トランスジェンダー公表する初の議員になった。米メディアによると、LGBTQ(性的少数者)を公言する議員は計13人に上る。

一方、女性議員わずかに減少。民主党女性議員数が共和党を大きく上回り、その差が鮮明となった。

マクブライド氏は性自認女性トランスジェンダー権利制限を進める共和党の一部議員は、議会建物で出生時の性と異なる性別トイレの利用を禁止すべきだと主張し、民主党側は「いじめ」と反発している。

anond:20250107131305

総理就任演説聞いてるよ?

予算書も見てるし審議会国会中継議事録分からんやつ以外は見てるよ?通信機器がどうとか専門性の高いやつは見ても分からんので見てないがな

議員SNSYouTube活動は全部は追ってないが、だから何だというのか?

金も出してるし選挙にも行ってるしロビー活動してる団体にも労組にも参加してるが?個人ではせいぜい陳情くらいしかやってないがな

デモにも集会にも参加してたぞ?

自分議員その他公務員にならないのは単純に気性がああいうのと合わないからが理由だが、なんか問題あんのか?最低限の主権者たる責任果たしてるつもりだったが足りないんかねえ?

で、早く、お前の言う正しい監視wを教えてくれよ??

お前のやってる、SNSで流れてきた情報正義の怒りをぶちまける行為のこと?w

正義の怒りをぶちまける行為じゃない、さぞ正しい政治監視があるんだろ?教えてくれよ???

説教するだけの内容だったんだろ?早く教えてくれよ

フェミニズムが「男女平等」ではなく「男女公平」を目指した世界

一般論として、男性女性より力強く、女性男性より気が利くとされている。

だが、男性より力強い女性はいくらでもいるし、女性より虚弱男性いくらでもいる。

女性より気の利く男性もいるし、男性より気の利かない女性だっている。

それらを無視して「男なんだから」や「女なんだから」という理屈で型にはめるのを避け、

個々人の能力に応じた場を提供できるようにするのがフェミニズムであるべきだ。

平等と公平に関しては例の有名な画像の通り。

本来能力が求められるべき場において、フェミニズムが目指した「平等」はジェンダーに囚われること無く個々人の能力だけで可否を決められるべきである

女性枠」を声高に訴えるフェミニストは、それだけでフェミニズム足り得ないはずだった。

だが、男女共同参画社会基本法には以下のように規定されている。

https://www.gender.go.jp/about_danjo/law/kihon/9906kihonhou.html

3 第一項第二号の議員のうち、男女のいずれか一方の議員の数は、同号に規定する議員の総数の十分の四未満であってはならない。

また、有名どころでは日弁連が「女性副会長クオータ制」を導入している。

https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2017/171208_2.html

制度は、現在副会長の人数を2人増員して15人とした上で、副会長のうち2人以上は女性が選任されなければならないとするものです。

まり現在フェミニズムとは個々人の能力ではなく男女の人数ありきでの調整となっているのだ。

これらの「女性優遇」を実施している側の意見として以下の論文がある。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokusaijosei/31/1/31_111/_pdf

クオータが必要とされる背景には,女性議員になるためには様々な障壁存在し,それを一つひとつ取り除くのにはあまり時間がかかることがある。

そこで発想を逆転させ,まずは枠を設け女性議員を増やし,その後に障壁を除去するなどの環境整備を整えた方が早く結果は出るであろう。

クオータが「ファスト・トラック」(急速な軌道)と呼ばれる所以である

まず数ありきで増やした上で、その枠を目指す女性が増えれば自然平等へと近づいていくはずだ、という発想だ。

これが上手くいくかはまだ分からないが、現在はこの過渡期であり、故にこそ「男女公平」な社会を目指した世界になったのだ。

その過程において犠牲となる男性は、すなわち変化のための犠牲であることを受け入れなければならないのだろう。

2025-01-06

178万???

んなもん微々たるもん。

細か過ぎて伝わらない元官僚

民主党議員

ちなみに子供手当やめて増税議員

ビジョンがない。相変わらず。

少子化に対してのビジョン、策示せ

と言っても自己顕示欲の塊さんにはなあ。

どいつもこいつも。政争か何かばかり。

あとはタレント世襲宗教

anond:20250106000440

仮に自民党議員だけに投票権を与えた場合選挙はどうなるんだろうか?

信任投票

マスゴミが「若者よ、投票に行こう」ではダメ? 投票率も「質」の時代

とかアホな記事書いてるけどさ

まずマスゴミ投票権無くなるけどそれでいいの?

質ってなんやねん?

専門家という意味なら自民党議員にだけ投票権与えたら良くない?

実績も社会的地位もある専門家やで。

まーもうマスゴミ馬鹿すぎるのが本当に不思議

このバカ丸出し行為を止める人が社内にただの1人も居ないキチガイ組織ってことだもんね。

2025-01-04

anond:20250104010947

炎上(というより不祥事)の被害者関係者が本気で責任追及する気があるかどうかな気もするが。被害者がいない単なる炎上だと追及できる人もいないことがあるから、それ以上は燃えないパターンも考えられる。

一方、水族館がもし公的運営だった場合に、議員問題視したら、そこで謝って消さなかったことが裏目に出ることもあるだろう。

anond:20250104072731

立法する必要がなくなるときは数万年先も完璧法律が出来た時だけ

国民の声議員さんの仕事を奪うな

2025-01-03

年末炊き出しに並んだことがある

一人暮らしカップラーメンを買う金すら無かった年末、初めて炊き出しに並んだ

前に並んでたおっちゃんが数日前、パチ屋に居たような気がしたが、何も言わなかった

風が、十二月の風が雲を切り裂いている夜だ

で、貰ったのはプラスチックのお椀に汁みたいな

煮物?みたいななんかで食べてみたら「うっわ、

まっず!」と言いかけてしまった。隣を見たら猫背の老人が泣きそうな顔でそれを食べていて

「マジかよ…」と思いつつ最後まで食べた

会場のどこかに見たような顔した奴がいたが

そんときは気づかなかったが、あれ山本太郎だって後で知った。やたら写真撮られて変だなぁ

とは思ったんだよ。他にも議員さんぽいのは

何人かいたけど、炊き出しの汁は食べてなかった

そりゃそうだ、不味いもん。

その数日後に何とか金をかき集めてマイフレンドのカップラーメンを買った

泣くぐらい美味かった

anond:20250103100047

エロ、オタ規制は2024年最大の謎の1つだったよなー

クレカ会社は指揮してない(議員確認済み)のに

同時並行で、まるで韓国大統領の件で立場に関わらず多様な人が足並み揃えたみたいに

クレカ周辺の会社がカネ儲けに逆行する振る舞いをし始めた

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する②

【前】anond:20250102171528

1-07「ハワーズ・エンド」E・M・フォースター 吉田健一訳★★★★

人をたくさん知れば知るほど、代わりを見つけるのがやさしくなって、それがロンドンのような所に住んでいることの不幸なんじゃないかと思う。わたししまいには、どこかの場所わたしにとって一番大事になって死ぬんじゃないかという気がする。

続く三冊は二〇二一年頃の別のエントリで一度褒めている(anond:20210301080105 とか)。

この本は場所への執着や記憶をもとに二つの家族の話を物語っている。一時期なぜか「インドへの道」や「眺めのいい部屋」、それから天使も踏むを恐れるところ」を立て続けに読んだのだが、今になって振り返ると、なぜそんなに良いと感じたのかが、記憶からすっかり抜け落ちている。土地や家に対する執着やそれにまつわる因縁がどぎつくはないがちゃん表現されていたからかもしれない。漱石っぽいと日記に書いていたのだが、では漱石っぽさとは何なのかがよくわかっておらず、逆に漱石英文学っぽいのかもしれない(関係ないけど、夏目漱石を久し振りに読もうと思ってパラパラとめくっていたら、当時の知識人のひけらかしが今の大学生っぽくてなんだか恥ずかしくなってきた。あと、漱石長編って貨幣経済というか金の話ばっかりだけど、その萌芽って「坊ちゃん」で山嵐と金を受け取るか受け取らないかで意地の張り合いをしているところにある気がする)。

このエントリにしたって、自分過去の好みや性癖について書いてはいものの、ではなぜそんなに当時は好きだったのかが、いま一つ理解できなくなっていて、過去日記を読み返しても想起できないことが多々ある。もっときちんと日記感想文を記しておけばよかったかしかし、ある時期はまるで依存するかのように活字に触れていた。落ち着いて感想を書きとめる間もなく、浴びるように濫読していた。現実から目を背けるかのように書物に埋没していた。フィクションだったら何でもよかったのだろうか。そう思うと少し悲しいが、その濫読が今の感受性を作っているのかもしれない。

1-08「アフリカの日々/やし酒飲み」イサク・ディネセン 横山貞子訳/エイモス・チュツオーラ 土屋哲訳★★★★★/★★★★

イサク・ディネセン「アフリカの日々」は最高だった。とかく植民地としてのアフリカ収奪貧困という文脈から語られやすく、確かにそうなのだけれど、でも場所によってはコンゴ自由国ほど滅茶苦茶ではなかったし、では具体的にはどんな感じだったのかをこの本は見せてくれる。中にはこの著者のように、当時の人種的偏見という制約はあるにせよ、相手文化を知ろう、誠実であろうとしている人もいたのだろう。「ライ麦畑」でホールデン少年が褒めていたのもうなずける。

からと言って歴史正当化できるわけではないのだが、感情だけで歴史議論をしてはいけないし、知識がないのに印象だけで語るのはきっと同じくらい罪深い。当時生きてきた人たちの存在無視するわけだからね。黒人白人って軸も実はけっこう解像度が荒く、事物単純化を含んでおり、特定の側面はアメリカ合衆国特有だ。この著者はデンマーク人で直接の宗主国人間ではないし、アフリカにはインド系など様々な人々が暮らしている。

エイモス・チュツオーラ「やし酒飲み」は神話なのでツッコミ不要だしツッコミ不在だ。

世界神話を読んでいると、なぜか人類創造前なのにその辺におじいさんとおばあさんが住むんでいたりするし、天地開闢以前なのに山や川があるし、神様人間の違いがいい加減だったり、普通に変身能力があったりするし、この小説にも日本神話にもそうした側面がある。とはいえ神話ゴリゴリしたロジックを求めてもしょうがないのであり、「こうして今ある通りの世界社会が成り立っているのです」と語ることに意味があるのだろう。なお、アフリカ文学と聞くと個人的アチェベが最初に出てくるんだが、それとは別に祖父本棚から貰って来たアレックスヘイリールーツ」はまだ積んである

1-09「アブサロム、アブサロム!ウィリアム・フォークナー 篠田一士訳★★★★★

これは別の友人が薦めてくれた本。彼は「おっさんになると文学が読めなくなり、生物学歴史の本ばかり読むようになる」と言っていたが、本当にそう思う。和訳で二十巻くらいある「ファーブル昆虫記」とか数年前に読んだし。なお、熱量ヤバいのでこれ以外のフォークナーの本は読めていない。

語り手が複数おり、時系列バラバラなので(クンデラも星を五つ付けてた。自覚してなかったけど、僕ってこういう時系列シャッフルが好きなのかね?)、一見とっつきにくいのだが、情報を整理しながら読んでいくうちに、これはサトペンという男の一代記であるとわかる。肉体を鍛えてひたすらタフになり、若いころの屈辱に対して復讐するかのように、妄念によって偉大なる一族の祖になろうとした男だ。ひがみ、妬み、怒り、そうした感情を持った物語に僕はついつい引き込まれしまう。最初の妻に黒人の血が混じっていたと言って離縁し、別の妻と結婚した結果、それぞれの家系に不幸な子孫が生まれ続けていき、とうとう滅んでしまうのだが、それはサトペン貧困ゆえに受けた一つの屈辱からまれたのだと思うと、まったく救いがない。しかし、この熱量に負けて読んでしまった。

ただタフになりたいと言っている人間は、どこかで涙を流さないとマシーンになってしまう。村上春樹海辺のカフカ」を読むとわかる。

ところで、フォークナー日本を訪れて「私も敗戦国人間です」と言ったそうだ。胸を張って祖国を自慢するのにためらうような、この南部アイデンティティのことを、BLM運動燃え盛っている時に、思い出していた。

世代にわたる大河小説と言えば、最近学生時代から積んでいた北杜夫「楡家の人びと」を読み終えた。今になって読むと、これは経済的には恵まれているが機能不全を起こした家庭が崩壊していく話で、北杜夫尊敬していたトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人びと」とはまた別の嫌な没落ものだった。どちらも、最後世代の一番情けのない甘えん坊で覇気のないやつに自分を重ねて読んだのである

全くの余談ではあるが、どうも自分は影響を受けやすいらしく、明治から昭和舞台にした小説を読むと、いつの間にか米国憎しみたいな気持ちがうっすらと育っていくので、無意識に影響を与える点ではSNSの悪意を持ったアルゴリズムは同じくらい怖い。

1-10アデンアラビア/名誉戦場ポール・ニザン 小野正嗣訳/ジャン・ルオー 北代美和子訳★★/★★

実はどちらも内容をほとんど覚えていない。

とはいえポール・ニザンアデンアラビアのように若い人間が、抽象的な何かを抱えて異国をさまよう話というのはそれだけでいいものだ。そこからしか得られない心の栄養がある。自分が何者になるかがまだわからない頃にしか書けない/読めないものがある。池澤夏樹のこの全集にもそういう話がいくつか納められている。

ジャン・ルオー名誉戦場過去大戦の傷跡がうっすらと書き込まれているらしいのだが、当時の僕にはまだ読み取れなかった。おじいちゃんヌーディストビーチのぞき散歩しに行ったエピソードしか覚えていない。

手に取った小説がとても長かったり、プロットが入り組んでいたり、暗喩がわかりづらかったりと、読むのに訓練がいるものだったりして、結局理解しきれないことがあるけれども、そうした文学を読む力(あらすじや登場人物やその関係性を記憶する力)を養うには、結局そういう本を気合で読み進めなければいけなんじゃないか文学案内や文学の読み解き方を勉強せず、裸一貫でドン・キホーテよろしく風車突撃していった僕なんかは、そう思うのである

1-11「鉄の時代J・M・クッツェー くぼたのぞみ訳★★

アパルトヘイト真っ盛りの南アフリカで、一人暮らしのおばあちゃんが(調べたらがん患者だった。記憶からすっかり抜け落ちていた)、黒人スラム街に紛れ込み、こうなったのは誰のせいだ、お前らのせいじゃないかイエスかノーかで答えろ、みたいに言われる話だ。大体クッツェーはこういう政治的な話が多い。

二分法はそもそもきじゃない。もともと自分は口下手で、話をしっかり聞いてもらいたい方であり、こちらの話を聞かずに一方的に話をされるのが嫌いだ(その場でうまく言い返せないからこうして延々と文章を書き綴っている癖がついてしまっている。とにかく僕は延々と気が済むまで言い訳を聞いてほしいし同情してほしい)。

正義である我々に味方しなければ、お前は悪に加担したことになる。似たようなことを米国SF大会で述べた人がいたね。個人的には、社会正義理屈としては正しいと思うけれども、好きか嫌いかと言われれば嫌いだ。この二つは全く異なる軸だ。お前は明日死ぬかもしれないというのは論理的には正しいが好きではない、というのにちょっとだけ似ている。まったく別の評価軸で、両者は重ならない。

うっすらした類似でいえば戦争責任にも似ている。「なぜ生まれる前のことに取りようがない責任を取らねばいかんのか?」ということでもある。あるいは、メンタルが弱っているのに、「あなた人生あなたしか責任が取れない」と言われ、ますますしんどくなるのにも似ている。どちらも「責任」が絡んでくる。誠意ってなんだろうね?

やっと納得できたのは、アイヌ民族議員である萱野茂がある本で書いていた「こうなったのはあなたのせいではないが、この状況をただす力をあなたは持っている」という趣旨言葉で、これは「責任」を「重荷」や「義務」や「罰」ではなく、「現状を少しでも良くするためのパワー」という肯定的言葉で語りなおしている。責任という言葉は、人によって使い方に若干のずれがあり、だから違和感があったのかもしれない。。

とはいえ、そこまで考えている人は少なく、九割の人は自分立場の都合しか主張しないし(ただし、そのパワーバランス民主主義機能している可能性はある)、それどころか自分とは違う属性を平気で差別している例も多々ある。被差別民女性を、女性障害者を、障害者外国人を、自己正当化する理屈と共に平気で見くだし、差別する例をすべて見て来たし、アラフォーになってしまった今でも、サリンジャーライ麦畑で捕まえて/キャッチャー・イン・ザ・ライ」のホールデン少年みたいに、多くの活動家安易SNSで「いいね」を押す人々を「あいつらはインチキだ!」と独善的糾弾してやりたい思いは消えない。他人言葉は信じられない。納得できるまで自分で考えるしかない。とはいえ、あらゆる憎悪も究極的には自分や身内が安全でいたいという素朴な願いから来ているので、相手批判しても全然解決しないんだろうな。

1-12アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家 」エルサ・モラン中山エツコ訳/ナタリア・ギンズブルグ 須賀敦子訳★★★/★★★★★

この作品も一度褒めた。

エルサ・モランテ「アルトゥーロの島」は息子を放置して放浪を続ける主人公の父が、同じくらいの年頃の義母を連れて帰ってくるんだけど、主人公がその義母に対して屈折した気持ちを持ち続ける話だった。確か恋愛感情にはならなかった気がする。完全にネグレクトだし、主人公愛情というか思慕は義母ではなく実の父に向かっている。この父親のように感情表現できない、義務だけで動く男性キャラにひかれていた時期があったのだけれども、それは何でだったかはよくわからない。当時の自分がやらねばならないことで動いていたからかもしれないが、その結果として案の定心身の調子を崩した。父に対する巨大感情という意味ではエヴァンゲリオンじゃんという気もしないではない。あれにも同い年の「母」が出てくるし。シン・エヴァンゲリオンではちゃん父親内面が出てきたけど、この作品では記憶にある限りでは出てこない(何となくだが庵野秀明といい村上春樹といい、多くのクリエイターは親が世を去る頃になってやっと親を直接扱うようになる気がする)。

閑話休題、大体、やらなければならない義務を果たすのだけが行動原理になると、晩年に「この人生は一体何だったんだ」とカズオ・イシグロ日の名残り」のように嘆くことになる。カズオ・イシグロは長篇を全部読んで、「この作家別にそこまで好きじゃないな」って気づいたんだが、「日の名残り」は別格だ。

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」書簡体小説で、親しい友人のSNSでいうクラスタというか、友人の輪とその周辺のやり取りをずっと追い続けていて、近づいたり離れたりという感じが、人生のある側面を忠実に表現しているみたいで好きだった。ちょうど周囲で結婚ラッシュが起きたり、ちょっとした行き違いで不仲になる友人を見て来たころだったと記憶している。この人の作品は良くて、ずっと不機嫌なお父さんが出てくる「ある家族の会話」など何作か読んだ。

あと、須賀敦子いいよね。誠実な翻訳をする人の書く文章は、そもそも美しい。

続く。

12歳を強姦した維新議員「挿入はしたが射精はしていない」無罪を叫ぶ

椎木被告女子生徒と一緒に入店した際に、親子のように見えなかったこから不審に思った店員名前電話番号を求めると、椎木被告は『イワタ』という偽名を伝えています店員は、念のため人通りが多く、通路から室内が見やすい部屋に案内。しばらくして様子を見に行くと、椎木被告女子生徒が裸で抱き合っている姿を目撃したのです。それで、110番通報したといいます

「受け答えがしっかして礼儀正しい。精神的にしっかりして大人びたというか魔が差した。あの時だけはそういう世界に入ってしまった」

と、独特な表現で釈明した。「射精はしていません」ときっぱりと否定したが、

58年人生の中で、あの行動だけは『違う自分』がいたようだった」

と、あくまで別人格がいたような口ぶりだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d78936f67f577e036a7b5c84e9a3b64cda930e6d

2024-12-31

anond:20241230152728

オールドメディア」を「ディープステート」に置換しても違和感無い事言ってる奴が少なくないもんな

斎藤支持者が25日の百条委員会での片山副知事の答弁を見ろ!と言ってたので見てみたが

自身疑惑には斎藤と同じようにテンプレ答弁繰り返すだけで

関係がありもしない条委員会議員に関する疑惑をまくし立てる有様で子供ケンカかと思ったわ

別に県民局長不倫してようとクーデターを画策してようと人殺しであろうと

斎藤疑惑が晴れるわけでもあるまいし何であんなに執着するのか

報道機関もそこは別問題だと考えてるから報道しないのが分からんのかね

2024-12-30

今年の一番の恥

維新議員に一票入れたことかな

自民はまずありえない

立憲に入れなかっただけでもましか

もう少し政治勉強すればよかった

2024-12-27

生コンカス議員足立敏之)死んだぁ ━━━━

(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━━!!!!

麻生コメントまだ?

anond:20241227083013

そう思うなら、たとえば議員の「世襲」ができないように法改正すべきという話をしたり、相続税の累進性を高めて財産世襲を弱める検討を行うべきと言い続けたり、既得権益を持つ人間へのプレッシャーをかけ続けるべきだ

そしてそれは大人に対してやるべきだ

子どもに何の責任があるか

anond:20241226211957

火を焚いてるのは、裏金議員起訴から国民の目を逸らせたい人達じゃないか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.47news.jp/11956313.html

はてサ阿鼻叫喚で笑う。不記載や計上漏れまで一緒くたに裏金裏金と騒ぐ一方でれいわの某議員の不記載スルーするようなオールドメディア仕草に踊らされるオツムのチョロい連中ばかりが騒いでた証拠だな。そりゃchange.orgみたいな署名もどきに何万筆と集まるわけだ、チョロいな。

一方でどさくさでテロ肯定するようなのまでいるのは見逃せないがね

 

やっぱ全員安倍るしかないよな。

"安倍る"とかいテロリスト用語

 

もう民主主義的な行為での権力への対抗は無理だと諦めた

テロリストにはハナからそんな考え無いだろうな

 

法治国家ではテロは許されない」と山上を責めることも最早できない。

どっちもどっち論で山上肯定テロ肯定はいつもこれだ

 

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん