はてなキーワード: チャンネルとは
尊属事件殺人立法事件が起こる前も毒親が殺されたケースがあるけど、裁判官はたとえ毒親でも「道徳云々」という理由で違憲判決を出さなかった。
でも、若い女性が父親からなんども強姦されたとたん、ある有名な弁護士が動いて、検事もできる限り協力しだして、裁判官も違憲判決を出すようになった。
そして、ほかの事件でも流れが変わった。
みたいな話をインターネットでしている大学教授や弁護士がいるんで、調べてみるといい。
あと、電通の女性が過労死で死んだケースも、過去の過労死で死んだおっさんが腐るほどいて、労働審判や裁判になってるのに認められず、過労死で死んだ女性が若くてかわいいから労働審判や裁判で認められたなんてことがあるにはある。
タリーズの件で思い出したけど入社したあと突然「うちのフルタイムは朝の8時から夜の10時までだから」とかトンデモ理論振りかざしてきた会社を思い出してしまった
1ヶ月で辞めたけど辞める時は地下の事務所に来て直談判しろって言われたのでよく覚えてる
なぜか陰謀論を語ったり、ロシアや中国が好きで反米だったりするチャンネルが多い。
そういうチャンネルは見ないし、登録済みのチャンネルでも、そういうことを言い出したらすぐ登録解除してる。
このまえまともだと思ってたチャンネルが突然、アメリカの上空を飛んでるドローンはUFOの反重力技術を使って中国が飛ばしてるものだとか、これが明るみにでたらアメリカは終わるとか、陰謀論でもかなり荒唐無稽さの高いやつを語りだしてびっくりした。
その一方で、だいぶ前に陰謀論語りで切ったチャンネルの動画がお勧めに出てきたから見てみたら、普通の投資の話をしていてい、ああいう病気って波があったりするのかなって思ったわ。
尊属事件殺人違憲立法事件や各種行政訴訟の事件、医療過誤で裁判になったやつを調べれば具体例は出てくるし、さんそんチャンネルで名誉棄損限定だけど、いろいろ解説してたりはする。
ツイ廃の見方だと引用の要件を満たさないんで、著作権法に違反してるかなと思ったんだけど、判事はそうは思わず、負けた。
アメリカ人も日本の裁判は「確実性がないから怖い」みたいなこと言ってたりする。
なぜ、そういうことが起きるのか気になるなら、
https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/syusyugaiyou/minsaikyoukan/index.html
https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/syusyugaiyou/keisaikyoukan/index.html
おいおいおいおい!!!まずは深呼吸しろよ!!!なぁ、この文章を書いたお前に言いたい!!!
「詐欺師って例え話をよく使うよね」って言うけどさぁ、それ、もうお前がやってんじゃねーか!!!👊✨「親を守りたい」って名目で、結局は「ChatGPTアプリを親に押し付けてるだけ」って、これ詐欺師のマニュアルそのものじゃね!?!?!?
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なぁなぁ、「親が信じるからやめて欲しいわ」とか言ってるけど、それって結局、お前が親に信じさせたい何かを押し付けてるだけだよね??????
陰謀論を信じる親 vs ChatGPT信者のお前って構図、これただの宗教戦争だって気づいてる!?!?!?!?!?
「YouTubeのトンデモ系の健康チャンネル許すまじ」????え????それお前が信じてる「ChatGPT万能論」も同じ穴のムジナだって、どうして思えないの!?!?!?!?!?!?
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ここで最大のツッコミポイント!!!!お前!!!親のスマホに勝手にChatGPTをインストールしてるって、それただの個人情報ジャックじゃねーか!!!
なにが「対策としてインストールした」だよ!?それ、親にちゃんと説明したの!?!?!?!?!?それとも、「陰謀論に騙されるくらいならAIに騙されとけ」って勝手に誘導したの!?!?!?!?!?!?!?!?
しかも「音声入力で対話してもらう」って、お前、親をなんだと思ってるんだよ!!!???「フリック入力が苦手」ってさぁ、いやそこ突っ込むとこじゃなくね???お前の親はパソコンの前に座ったデスクトップおじさんのイラストか何かなの??????????
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そして来ました、最大のパンチライン!!!「ハルシネーションは誤差の範囲内」ってお前何を基準にしてるんだよ!?!?!?!?!?!?!?
いやいやいや、ハルシネーション=AIの作り話ってこと分かってる!?!?!?
GoogleやYouTubeの検索結果が有害だからって、ChatGPTの嘘が許されるっていうその謎理論、どこから湧き出てきたの!?!?!?!?!?!?
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この文章、読み返せば読み返すほど笑いが止まらねぇ!!!!「陰謀論を信じる親を止めたい」って言いながら、やってることは「ChatGPTという新しい神を親に植え付ける」という新たな陰謀論の布教活動なんだわ!!!!!!
結局お前、自分の親をコントロールしたいだけじゃねーか!!!!陰謀論にハマる親が許せないって言うけど、お前のやってることは親のスマホを勝手にいじるっていう小規模の支配じゃん!!!!それ詐欺師と同じじゃん!!!!!!!!!!!!
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最終的な結論としてはこうだな。「親が陰謀論にハマらない対策」ってタイトルだけど、対策なんて存在しねぇんだよ!!!!!!!!!お前の親がYouTubeにハマってるのも、お前がChatGPTにハマってるのも、人間ってそういうもんだって話!!!!!!!!
だから、お前にできるのはただ一つ!!!!親と一緒にYouTubeのトンデモチャンネルを見ながら、「いやこれ嘘っぽいけどウケるなwwwww」って笑ってろ!!!!それが平和だ!!!!!!!!
そして、その陰謀論動画のコメント欄に「ChatGPTに聞いたらこうだったよwwww」って投稿しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!それが本当のAI活用法だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
未来のAI、頼む、パソコンやスマホからゴミみたいなYouTubeチャンネルやSNSアカウントやアプリを自動的に非表示にして、仕事や人生にとって本当に役に立つ
ものだけを表示してくれるようにしてくれ!本当に頼む!
パソコンもスマホも、仕事の役に立つ情報と人生のゴミにしかならない情報の両方で溢れててゴミばかり集めてしまう!
まあ作ってくれたところで多分新しいスマホを買ってゴミ厚めに行くんだろうからダメだな。
こりゃアル中と同じだ
とにかく口が悪い。いつも冷たく突き放してくるくせに、たまにちらりと見せる笑顔がやけに優しかったりする。やれ「うるさい」「近寄るな」「気持ち悪い」と、小学生レベルの悪口を浴びせてくるのに、困ったときは僕を頼ってくるところがある。本人は絶対認めないけど。
僕は高校二年生で、咲は中学三年生。ここ数年、彼女は反抗期だとばかり思っていた。けれどある日、教室で友人と会話をしているときに「お前んとこの妹って兄貴大好きだよな」と言われて仰天した。
「いやいや、そんなわけないだろ。咲が俺を好きなわけない。毎日『うっざ』とか『近寄らないで』しか言わないし」
しかし友人曰く「ちょっとした態度に、兄貴好き感が出まくってる」とのこと。具体例を聞いてみると、「お前が弁当忘れたってとき、妹さんが夕飯のおかずを詰めなおして届けてくれてた」「風邪引いたときはあの手この手で世話してくれてたじゃん」といった具合。そう言われれば、確かに咲は文句を言いつつも何かと世話を焼いてくれている気がする。
友人に言われて改めて振り返ってみると、やたらと僕の健康管理をしてくれている節もある。
「…ほんとに? あれってただの口うるさい小姑みたいなやつじゃないの?」
家に帰ると、咲が珍しくリビングでテレビを観ていた。僕が「ただいまー」と声をかけても、彼女はそっぽを向きながら「おかえり」。でも一瞬、口元がちょっとだけゆるんだのを見逃さなかった。
「……。」
言い方の冷たさとは裏腹に、心なしか隣の座席をぽんぽんと空けているような気がした。いつもなら「近くに座んないで。あっち行って」という文句が飛んでくるのだが、今日は違う。
僕は彼女のそばに腰かける。咲は一瞬だけ腰を浮かせたけれど、そのまま何も言わずに座っている。おまけにリモコンをぐいっと僕のほうへ押しやるではないか。
「え、チャンネル替えていいの?」
「別にあんたの見たい番組があるなら勝手にしたら。…つまんないのに変えたら出てくけど」
そんな不機嫌そうな顔で言われても、ちょっとだけ嬉しい。何しろ咲が自分から兄にリモコンを渡すなんて今までほとんどなかったからだ。
それから少しして母が晩ご飯を呼びにきたので、僕らはダイニングに移動した。咲は何食わぬ顔をしながら皿を運んでくれる。僕が手伝うと言っても「邪魔だからやめて」なんて言われる。
まあ、文句を言われながらでも、自分のぶんまで気遣ってくれる妹ってそうそういないのかもしれない。今まではあまり気にしていなかったが、友人にツンデレだと指摘されてから、彼女の行動の一つひとつが気になってしかたがない。
ツンの奥にある優しさ
晩ご飯が終わって、自室で宿題をしていると、ノックの音がする。
戸を開けると、そこには咲が立っていた。ふだんはたいてい「ちょっとどいて」とか「うるさい」くらいしか言わないのに、今は何やら不安そうな顔をしている。
「あのさ…」
珍しく言葉を濁す咲。僕が「何?」と返すと、彼女は少し言いにくそうに口を開く。
「あんた、明日テストでしょ? 国語の詩の暗唱テストだとか言ってたじゃん…」
「そうだけど」
「読んで聞かせてよ。変な読み方してたら指摘してあげるから」
妹に勉強を手伝ってもらう日が来るなんて想像したこともなかった。とはいえ、好意を素直に受け取るのも気恥ずかしい。
「……ありがとう」
「べ、別に。暇だっただけだし。あんたの頭の悪さを見ておくのもたまにはいいかなって」
さっそくツンデレっぷりを発揮してくる。だけど、そう言いながらもうちょっと中に入ってくれたらいいのに、部屋の戸口で距離を取るのは彼女なりの照れなのだろう。
僕は机に広げたプリントを手にとり、ゆっくりと詩を読み始めた。途中で噛んだり抑揚がおかしかったりすると「そこ違う」「テンポ乱れてる」と細かく指摘される。結局、三回ほど通して読んだあたりで、咲は満足そうにうなずいた。
「まあまあ、悪くないんじゃない? こんなんで合格できるかは知らないけど」
「礼を言われるようなことはしてないし」
そう言ってふいっと踵を返す彼女だったが、ドアを閉める寸前、聞き取れるかどうかの音量で「頑張ってね」とつぶやいたのが聞こえた。自分でもびっくりするくらい、胸が温かくなった。
いつのまにかお世話されている
翌朝、僕が食卓につくと、咲はもう制服姿で座っていた。早起きなのは毎度のことで、姉御肌っぽいところもある。
母がキッチンで朝食を用意している間、咲はスマホをいじりながら、ちらりと僕の方を見てくる。何か言いたそうだが、口を開かない。
「…あのな」
「ん?」
「あ、持った持った。昨日カバンに入れたし」
そう答えると、咲は「ふーん」とそっけなくスマホ画面に視線を戻した。けれど、その耳はほんのり赤い。そこまで気にしてくれるのなら、もう少し素直になってもいいのに、と思うけれど、これがツンデレというものなんだろう。
食事を終えて家を出ようとすると、玄関で咲がそわそわしている。僕が「どうした?」と聞くと、彼女は軽くかぶりを振るだけ。
「別に。あんたのテスト、うまくいけばいいね、って言おうと思ったわけじゃないし」
「……サンキュ」
普段の咲なら「は? 意味わかんないんですけど」くらい言ってくる場面だ。こういう細かい変化にも気づけるようになったのは、やっぱりあの友人の言葉のおかげだろう。
バレるな、咲の“お兄ちゃん好き”
放課後、部活を終えて靴箱へ向かうと、下駄箱に小さなメモのようなものが差し込まれていた。開いてみると、見慣れた字でこう書かれていた。
「ママからの伝言。今日は夕飯いらないんだって。あんた部活終わるの遅いから、買い食いでもして帰れば? 私は先に家に帰ってる。うざいから連絡しないでね」
雑な言葉遣いに反して、微妙にハートの描き込みが見えるのは気のせいではないだろう。雑な中にもかわいらしさがにじみ出ているというか、“うざいから連絡しないで”という一文がむしろ「連絡してほしい」と言ってるようにも思える。
このメモを見つめながら、僕は「なんだかんだで気にしてくれてるんだよな」と実感した。そういえば、以前に一度、僕が部活終わりに塾へ直行して家に帰れない日があった。そのとき、咲は「……気まぐれだから」とか言ってお弁当を作ってくれたらしい。直接は受け取れず、母に「お兄ちゃんに渡しておいて!」と言づけたらしいが。
俺には、二歳下の妹がいる。一般的に「ブラコン」というと、「お兄ちゃん大好き♡」と言わんばかりに愛情を注いでくる妹を想像するかもしれないが、うちのはそれを遥かに通り越して「ウザい」レベルに到達している。名前は真奈(まな)。俺は一応「健太(けんた)」と名乗っているが、この妹だけは決して俺のことを「健太」とは呼ばない。
「おにーちゃん、朝だよ! 起きてる? 起きてないよね? 起こしに行っちゃうよ?」
朝の6時。目覚ましよりも正確に飛び込んでくるこの声が、本当に鬱陶しい。平日の学校ならまだわかるが、今日は日曜日だ。部活もバイトもない貴重な朝に、どうしてこいつはこんなにも元気なのか。
妹が俺の部屋の扉を勢いよく開ける。コンコンとノックする概念はどこへ行ったのか。ベッドに突撃してきそうな気配に身構えるが、俺は慣れたものだ。ぎゅうっと布団を抱えて寝返りを打ち、「今、すごくいい夢見てたのに……」とムニャムニャつぶやいた。
「ねえお兄ちゃん、早く起きて! 今日はお兄ちゃんと一緒に買い物に行くって約束したじゃん!」
ちょっと待て、そんな約束などした覚えは……ない。が、真奈の頭の中ではどうやら「自分が一方的に提案したこと=約束」らしい。俺は溜息をつきながら、布団から頭だけ出して相手を見る。
「寝ぼけてるの? 先週の土曜日に『来週の休日は一緒に外出しようね』って言ったの、お兄ちゃん忘れたの?」 「いや、それは真奈が勝手に言ってただけだろ」 「じゃあイエスともノーとも言わなかったよね? つまり、それはイエスなんだよ!」
その論理はどこから生まれたのだろう。こんな屁理屈に付き合っていられない。大体、日曜日くらいゆっくり寝かせろってのに……。仕方なく俺は観念して、渋々起きあがった。
「30分だけ待て。シャワー浴びるから」 「うん、じゃあ早めにお願いね♪」
真奈は満面の笑みを浮かべて、俺の部屋を去っていく。その姿を見るだけで頭痛がするが、俺は無理やりカーテンを開けて朝の光を目に受ける。今日の予定は、ショッピングモールで妹に振り回される一日になるんだろう。高校二年の妹を連れてどこを回るんだか……。はあ、だるい。だが、断れば断ったで、また「お兄ちゃんに嫌われた!」と落ち込みモードに入られ、それはそれで面倒だ。妹ってやつは、いくらブラコンでも男の扱いをわかってなさすぎる。
シャワーを浴びて着替えを済ませ、リビングに行くと、すでに朝食が用意されていた。真奈はエプロンをつけてフライパンを振っている。両親は共働きで、朝早くから仕事に出てしまうので、休日はだいたい俺と妹の二人きりになることが多い。こうして朝食を作ってくれるのはありがたいのだが、それ以上に「俺の傍にいたい」という意図が見え透いていて、こそばゆいというか、面倒くさいというか……
「お兄ちゃん、目玉焼きは半熟でいい? いつもどおり塩コショウで食べる? それとも醤油にする?」 「……いつもどおりで」 「はーい。任せて!」
妹の視線が、やけにきらきらしている。こんなテンションで毎朝絡まれるのは本当に堪える。俺がソファに腰を下ろすと、妹はうれしそうに鼻歌を歌いながら料理を仕上げ、まるでレストランのように見映えまで気にしたワンプレートを差し出してきた。
うまい。そこは素直に認める。真奈は料理が上手いし、家事も手際がいいから、そこは本当に助かる。けれど俺が「ありがとう、美味しいよ」と言うと、「えへへー」と言って顔を赤らめ、さらに俺に近寄ってくるから困る。視線を外そうとしても、まるで小動物のような瞳でずっとこちらを見つめている。
「そんなに見てると食べにくい……」 「だって、お兄ちゃんがおいしそうに食べてくれるの見るの好きなんだもん」 「……ブラコンこじらせすぎだぞ、お前」
俺が呆れたように呟くと、妹は嬉しそうににへらっと笑う。「ブラコンだろうがなんだろうが、お兄ちゃんはお兄ちゃん!」みたいな勢いで、胸を張っているのが痛々しい。普通の妹なら「えー、そんなに兄のこと好きじゃないよ」とか否定するものじゃないのか?
食事を終え、皿洗いは妹がやるというので、俺は先に着替えの支度をすることにした。なぜなら「お兄ちゃん、今着替えるの? 見ちゃダメ?」と言い出されると本気で厄介だからだ。そこだけは死守しなければならない。
結局、支度を済ませてリビングに戻ると、妹はちゃっかり俺のコートのほこりを払っていた。まるで執事か何かのつもりなのか。「どうせなら私のコートも払ってくれよ」と言いたいところだが、言うだけ無駄だろう。何も言わずに外に出ると、妹がピタリと俺の左腕にしがみついてくる。
こうして、まるで恋人のように腕を組む妹と一緒に、近所のショッピングモールへ向かう羽目になった。俺は18歳の大学一年、妹は16歳の高校二年。一応、年齢的にはそこまで離れていない。だが、このイチャつきぶりはどう見ても普通のきょうだいではない。それでいて、妹は周囲の視線をまったく気にしない。むしろ「どう? 私のお兄ちゃん、カッコいいでしょう?」みたいに見せびらかしているフシすらある。
モールに着くと、妹は嬉々として服屋や雑貨店を回りだした。俺が少しでも反応を示すたびに、「お兄ちゃん、これ似合うと思う?」「あ! このセーターの色、お兄ちゃんが好きなやつだよね?」と、矢継ぎ早に話しかけてくる。うなずくだけで「うん、やっぱりそうだよね!」と興奮し、俺の手を取ってレジへ向かおうとするから困る。
「買うの? それ、高くないか?」 「うん、でもお兄ちゃんが少しでも興味示してくれたから。これ着て、お兄ちゃんに見てもらいたいの」 「……まあ、試着くらいはすれば?」 「うん!」
試着室に入り、鏡の前でくるくる回る妹を見ていると、やはり普通にかわいいと思う瞬間もある。だが、問題は妹がそれを自覚したうえで「お兄ちゃんにだけは見せたい」と張り切っていることだ。しかもこの妹、友達といるときは「兄に興味ない風」を装っているらしい。わざわざ同級生に「真奈ちゃん、兄いるんだってね。どんな人?」と聞かれると、「えー、うちは普通だよ、全然かっこよくないし」などと取り繕うらしい。……実に腹立たしい。だったら家でもそうしろと思うが、家ではその反動が全部俺に向かってくるから手に負えない。
そんなこんなで、妹の服選びに付き合って数時間。ふと、妹がカフェコーナーでソフトクリームを買ってくると言い出したので、俺は待合スペースの椅子で待つことにした。荷物持ちのバッグには、妹が買った服や小物がぎっしり詰まっている。ここまでくると、彼氏役を任されているような錯覚すら覚えるが、それを本当に「彼氏気分」になって楽しめるなら、俺もこんなに苛立たないのに。いや、そもそも実の妹だ。そんな心境になれるはずもない。
少し空いた時間でスマホをいじっていると、ラインの通知が光った。相手は大学の同級生の女子――朱里(あかり)だ。先日同じサークルで知り合った子から、「今度の飲み会、健太くんも来るよね?」という確認の連絡が入っている。朱里はけっこうノリが良くて、話しやすい子。実はちょっと気になっているんだが、妹がいるからどうこうというわけではないにせよ、俺にプライベートの自由時間がほとんどないのがネックだ。妹がいつも干渉してくるせいで、大学生活の楽しみも半減している気がする。
「お兄ちゃん、どうかしたの?」
妹がソフトクリームを2つ手に戻ってきた。どうやら俺の表情を見て、何か感じ取ったらしい。気まずさを隠してスマホをポケットにしまう。
「いや、なんでもない。大学の友達から飲み会の誘いがあって……」 「ふーん。行くの?」 「……行くよ、たぶん」
妹が少しだけ眉をひそめたのを俺は見逃さなかった。嫌な予感がする。まさか、ここから「誰が参加するの?」とか「女の子いるの?」と尋問が始まるのでは。すると妹は、まるで拗ねた子どものように唇を尖らせた。
「お兄ちゃん、私の知らないところで遊ぶのかあ」 「当たり前だろ。俺だって大学生なんだから」 「そっか……。じゃあ私も友達と遊ぼうかな。あーあ、でも高校の友達はバイトがある人多いし、もうすぐテストもあるし……」
そういう問題ではない。妹には妹の生活があるんだから、俺を基準に自分の予定を立てるのはやめてほしい。俺は心の中でため息をつきつつ、ソフトクリームを受け取り、一口かじる。冷たい甘さが口の中に広がるが、気分はあまり良くならない。妹が「美味しい?」と笑顔を向けてくるのに、俺は曖昧に「まあまあ」と返すだけだった。
午後も、妹に引きずられる形で雑貨店や書店を回った。俺が気になるコーナーに立ち寄ると、「お兄ちゃん、それ何? 見る見る!」「こういうの興味あったっけ?」と付きまとってくる。一人でのんびり見たいと思っても、横からちょっかいを出してくるせいで集中できやしない。帰ろうと言っても、妹は「最後に向こうのゲームセンターだけ寄ろう」と言い張り、クレーンゲームに熱中し始めた。
「お兄ちゃん、これ取って! 私にぬいぐるみをプレゼントしてよ!」 「自分でやれっての」 「だって、お兄ちゃんと一緒にやりたいんだもん~!」
人目をはばからず甘えてくるこの調子。もはや呆れを通り越して、引くレベルだ。俺が渋々100円玉を投入してアームを操作してみても、なかなか景品は取れない。一方、妹が「ちょっと貸して」と言ってやってみたら、意外にもあっさり取れたりするから不思議だ。そんなときも「お兄ちゃんの応援のおかげだよ♪」などと言って、俺に抱きついてくるから気が気じゃない。周りの視線が痛い……。
ようやく帰り道に着くころ、外は夕日でオレンジ色に染まっていた。荷物の重みで肩が痛いが、妹の方は「いっぱい買えて大満足~」とご機嫌だ。俺は「今日だけで一体いくら使ったんだよ……」と半ばあきれながらつぶやく。すると妹は「お兄ちゃんと過ごす時間はプライスレス!」とわけのわからないことを言い出す始末。本気でウザいが、こいつなりに兄のことを慕っているのだけは伝わってくる。
家に帰り、夕食を作る気力もなくなった俺は、コンビニ弁当で済ませようと言い出した。だが妹は、「せっかくの日曜日なんだから、私がちゃんと作るよ」と言い張る。慌てて「いや、もういいよ」と止めようとするも、「お兄ちゃんはソファで座ってて!」と強引に台所へ消えていく。こうなると俺にできることは、テレビをつけて適当にチャンネルを回すくらいだ。
ジャージに着替えて、ソファでダラダラしていると、妹が途中でやってきて「調味料、どこ置いたっけ?」とか「お兄ちゃん、ご飯の炊飯スイッチ入れてくれた?」などと質問を投げてくる。姉妹じゃなくて妹だけど、まるで新婚夫婦のやり取りじゃないかと考えてしまい、背筋が寒くなる。
しばらくして食卓に並んだ料理は、どれも手が込んでいて美味しそうだった。疲れた体にしみる優しい味わい。俺は素直に感謝するが、そこに必ずと言っていいほど妹の「べたべた攻撃」が入る。
「お兄ちゃん、食べさせてあげよっか?」 「いや、自分で食べられるから」 「大丈夫、大丈夫。あーん……」 「だから、いいって……」
これではまるで幼児扱いだ。表面上はツンと突っぱねるが、妹があまりにも押しが強いので、最終的には「まあ、いっか」と甘んじてしまう自分も情けない。なんだかんだ言いながら、俺もどこかで妹の手料理に癒やしを求めているのかもしれない。家族だしな、仕方ない。
そんな日常がいつまでも続くのかと思っていたある日のこと。妹がスマホをいじりながらニヤニヤしていたので、つい「何見てるんだ?」と聞いてみた。すると妹はわざとらしく「え~、教えな~い」とそっぽを向く。俺は怪訝に思い、「お前がそんな態度とるなんて珍しいじゃん」と続けると、妹はほんのり頬を染めて、「気になる? 気になるならもっと私に優しくしてくれたら教えてあげる」とからかうように笑った。
「別に、気にならないけど」 「ふーん。どうせお兄ちゃんは私のことなんかどうでもいいんだよね~」
妹は拗ねて見せるが、その背中はどこか嬉しそうにも見えた。いつもはあれほどベタベタくっついてくるのに、この日は珍しく部屋に引きこもってしまう。おかしい、これは一体どういうことだ? そう思いつつも、「面倒ごとは放っておけばそのうち妹から寄ってくるだろう」と高をくくっていた。
ところが、その夜になっても妹は部屋から一向に出てこない。俺がシャワーを浴び終わって、いつもならリビングで一緒にテレビを見ている時間帯なのに、まったく気配がない。さすがに少し気になって部屋のドアをノックしてみると、「なに?」と抑え気味の声が返ってきた。
「……お前、夕飯は? まだ食べてないだろ」 「うん、あとで食べるから先に寝てていいよ」
妙な距離感に、俺は胸の奥が落ち着かない。あれだけ「お兄ちゃん大好き♡」とまとわりついていた妹が、急にそっけないと逆に不安になる。何かあったのか、それとも単なる気まぐれか。もしかして、あのスマホの相手は男なのか? そんな可能性を思い浮かべている自分に驚いた。いや、妹が彼氏を作るのは自由だし、むしろあれほどのブラコンが誰か他に興味を示してくれるならありがたい。でも、いざそうなると、何とも言えない複雑な気持ちが湧き上がってくるのはなぜだろう。
結局、その日は妹を放っておくことにして、自室へ戻り布団に入った。しかし、気になってなかなか寝付けない。こんなに落ち着かないのは初めてかもしれない。妹がいないと解放感があるはずなのに、逆に静寂が堪えるというか……。どこまで俺は妹に振り回されれば気が済むんだ。
翌朝、寝起きが悪い頭を抱えてリビングに行くと、妹はいつもどおり料理をしながら、「おはよー、お兄ちゃん」と微笑んでいた。だが、その笑顔は昨晩の出来事をなかったことにしているかのようで、どこか不自然な明るさが滲んでいる。そして俺が突っ込む間もなく、妹は鍋の蓋を開けて、「もうすぐできるから待っててね」と言うのだった。
――ブラコン妹は、激しくウザい。それは今も昔も変わらない。だが、時に何か隠しごとをしている様子が垣間見えると、妙に落ち着かなくなる自分がいる。正直、妹のベタベタが嫌だと思っていたはずなのに、こんなにも翻弄されるとは……。これから先、俺たちにどんな変化が訪れるのかはわからない。だけど少なくとも言えるのは、妹の「お兄ちゃん好き好き攻撃」からはまだまだ逃げられそうにない、ということだけだ。
そして、妹がこれからどんな形で俺に突っかかってくるのか、さっぱり予想がつかない。だけどまあ、ウザいウザいと言いながらも、俺はそれなりにこの日常に慣れ始めているのかもしれない。ブラコン妹が激しくウザいなんて言いながらも、心のどこかで当たり前のようにそれを受け入れている自分がいる。これって一体何なんだろう。
いつか、俺が大学生活の中で彼女でも作ろうものなら、妹は一体どんな反応をするのだろうか。それはちょっと想像しただけで恐ろしいが、どこかワクワクもしてしまう。ひょっとして……これが共依存ってやつなのか? 違う、違う。断じて違うだろう。とにかく、家族としての境界線は死守しつつ、上手く付き合っていく方法を見つけるしかない。
そんな思いを抱きながら、俺は毎朝鳴り響く妹の「起きて! お兄ちゃん!」というコールに、これからも頭を抱えるのだろう。振り回されるのは勘弁だが、まあ、これはもう一種の“日常”なのかもしれない。
rohisatoことヤクバハイルです。
昨年10月10日にYouTube上での『ヤクバハイルのゲームチャンネル』がコメント爆撃を受けて垢BANとなりました。
自分が所属する会社に対して攻撃してきた“敵”に対して対抗措置を講じたのが仇になりました。
改めて『ヤクバハイルのゲームチャンネル2』として再出発してみたものの……、
https://www.youtube.com/@yakubagame2
10年間チャンネル登録を行ってくれた複数の取引会社に対して再度の登録を呼びかけても『原因の排除が先決で、原因を取り除かなければまた垢BANされる』というごもっともな話でチャンネル登録者は一向に伸びません。
現在は少数のチャンネル登録者が私に要望した『ソーンシンのゲームプレイ動画の再投稿』ですが昨年よりYouTube運営のAI監視が厳しくなり、エロゲプレイ動画の連投に厳しい縛りが発生しています。
幸いにもサブチャンネルして機能していたものの垢BANとなっていた『ヤクバハイルのリョナ落ちチャンネル』が今年の再審査で復活しました。
https://www.youtube.com/channel/UClwFl3y-tzkGLnWmZqRDJWw
今年も宜しくお願いします。
立ち絵素材のNG規約によく見かける「配信者やvtuberの顔やメイン利用」ってのがちょっとよくわからないことが多い
名前を配信者と同一にしてはいけないってことだと思うけど、たとえば「ゆっくり旅行チャンネル」みたいな動画で俺が合成音声で立ち絵にしゃべらせるのは、配信者の顔やメイン利用にあたるんだろうか
インターネット、特にYouTubeやX(旧Twitter)に対する批判は、近年多くの人々の間で共感を呼んでいます。以下に、その主なポイントを整理します。
このように、インターネットは一部では愚かさの開陳プラットフォームと化しているとの見方が強まりつつあり、その改善には視聴者自身の意識改革が求められています。
Citations:
[1] https://egg-school.jp/column/internet-literacy-column/
[2] https://kizku.com/idea/youtuber-rule/
[3] https://funkyblog.jp/cat11/
[4] https://www.mdsol.co.jp/column/column_123_2183.html
[5] https://gjc.me/blog/youtube-genre-contents/
[6] http://norwayyumenet.noor.jp/hp/samtale/bbsbak/bbsbak47.htm
[7] https://www.mext.go.jp/content/20200722-mxt_jogai02-100013300_003.pdf
[8] https://ks-llc.co.jp/media/10k-youtube-subscribers-amazing/
特にYouTubeなんか、あれはただの人気者の自己満足の場になっとるわ。
みんな有名な人の動画ばっかり見て、ティモシー・ガワーズのおっさんがすごい数学講義を公開しても、誰も興味示さへんねん。なんでこんな貴重な知識が無視されるんか、全然理解できへんわ。
X(旧Twitter)も同じや。知識あるはずの人たちが集まってるのに、愚かな発言ばっかり飛び交ってるし、何の役にも立たん情報が溢れてて、ほんま無駄やで。
「いいね」「シェア」とかいう感情的な反応ばっかり求めてて、専門的な知見から情報を吟味する姿勢なんて皆無や。
YouTubeには教育系チャンネルも多いけど、人気のあるチャンネルはエンターテイメント性ばっかり重視してんねん。
視聴者を楽しませることに必死で、本質的な理解なんて置き去りにされてるわ。
結局、インターネットはただの愚かさの開陳プラットフォームになり下がってしまったわけや。
この状況見てたら、ほんまに腹立つわ。
若い世代が正しい知識を得る機会を奪われてるし、貴重な情報が埋もれてしまうなんて許せへん。
街録チャンネルに出てた人が、17歳のとき家出してデパートで働いて生計を立てていたら、26歳のときにデパートに母の差し金で姉が来て、3社のローンの契約書を持ってきて押印しろといい、限界額まで金を借りさせて、その金を母親に差し出したうえで自己破産するよう要求された、9年付きまとわれていて金を引っ張られ続けて、縁を切るのに40代になるまでかかった、という話をしていたんだけど、この人が語る「学校で受けたイジメは親から受けたものに比べるとしょぼかった」というエピソードがなんか、本当に身に染みた。保護者の立場から小学生中学生時代の子に向けられる権限の強さと支配力ってエグくて、同級生からちょっかいかけられるとかマウント取られるとかって、相対的にはガキのレベルのことだからどうでもいいっていうか、生死にかかわる感情は一切動かされないというか…。
だからヤンキーに殴られただのカツアゲされただのの暴行恐喝系の実害を伴うものは別として、ただ「カーストが低かった」って話で延々と被害者感情を語っている人を見ると、「親はめっちゃホワイトだったんですね」って思ってしまう。というより、親がめちゃくちゃ優しくて無条件に認めてくれるタイプだからこそ、同級生の中では競争に負けて、地位が低かったんじゃないかとか、その弱弱しいまま社会人になってもずーっとカースト低いままで、親みたいに優しい人はその後も現れないんじゃないかみたいな冷たいこと思ってしまう。ツイッターってそういう感じの繊細な人多い。生まれた家庭内っていうガチャの当たりを引いて、その後はずっと不満の多い被害者として生きていくしかない人。