自転車ロードレース、タデイ・ポガチャル(前列右)らUTEの選手(2024年6月27日撮影)。(c)Thomas SAMSON / AFP 【12月13日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)は12日、合法ながらもトップ選手が使用して物議を醸している一酸化炭素吸入に関し、禁止する動きを見せた。来年1月31日と2月1日に行われる次回の会議で、「選手による一酸化炭素の使用を医療上の理由で禁止することを管理委員会に提案する」としている。 UCIは先月末、選手の一酸化炭素吸引について、世界反ドーピング機関(WADA)に「立場を明確にするよう」求めており、今回の動きはこの方法の禁止に向けてさらに一歩踏み込んだことを示している。 ツール・ド・フランスの現王者タデイ・ポガチャル(スロベニア)と同大会で2度の総合優勝経験を持つヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)は、血液中の赤血球レベルに影響を与えると信じられ