中井 久夫(なかい ひさお、1934年1月16日 - 2022年8月8日)は、日本の医学者・精神科医。専門は、精神病理学・病跡学。神戸大学名誉教授。学位は、医学博士(京都大学・論文博士・1966年)[3]。文化功労者[4]。 統合失調症の治療法研究が専門で、風景構成法の考案、PTSDの研究・紹介など多くの功績がある。詩の翻訳やエッセイでも知られる。筆名に楡林達夫、上原国夫がある[5][6]。著書に『記憶の肖像』(1992年)、『「昭和」を送る』(2013年)など。 《主な出典:[7]》 1934年(昭和9年) - 1月16日、奈良県天理市に生まれる。兵庫県宝塚市・伊丹市で育つ。 1946年(昭和21年)3月 - 伊丹市立稲野国民学校卒業。 1949年(昭和24年)3月 - 甲南中学校卒業。 1952年(昭和27年) 3月 - 甲南高等学校卒業。 4月 - 京都大学法学部入学。後に結核で休学