Mark 13 (核爆弾)
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Mark 13 / W13 | |
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タイプ | 核爆弾(Mark 13) / 核弾頭(W13) |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 |
アメリカ空軍(計画) アメリカ陸軍(計画) |
開発・生産 | |
開発期間 |
-1953年8月(Mark 13開発中止) -1953年9月(W13開発中止) |
生産数 | なし(試作実験のみ) |
要目 | |
核出力 | 32kt(実験時出力) |
弾頭 | 核分裂兵器(インプロージョン方式) |
直径 |
61インチ(Mark 13) 58インチ(W13) |
長さ |
128インチ(Mark 13) 100インチ(W13) |
重量 |
3.3t(Mark 13) 2.7-2.9t(W13) |
Mark 13はアメリカ合衆国が開発していた核爆弾。核弾頭型のW13も計画されたが、双方とも1953年に開発中止となった。
ファットマン(Mark 3)系列の核分裂型の核爆弾でありMark 4、Mark 6に続く改良型である。外形はほぼMark 6と同じで直径61インチ、長さ128インチで、重量は3.3t。W13核弾頭は直径58インチ、長さ100インチで、重量は2.7tから2.9t、SM-62スナークミサイルまたはPGM-11 レッドストーン弾道ミサイル向けに搭載予定であった。これらはMark 6後期型と同じく92個に分割された爆縮レンズを用いていた。核実験はネバダ核実験場にて1953年5月19日の一度だけ行なわれた(アップショット・ノットホール作戦の"Harry"実験)。実験時の核出力は32kt。
水素爆弾の開発が見通しが立ってきたこともあり、核分裂兵器であるMark 13の開発は中止され、Mark 13は1953年8月、W13は1953年9月に開発中止された。