Mark 11 (核爆弾)
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Mark 11 | |
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Mark 11核爆弾 | |
タイプ | 核爆弾 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 | アメリカ空軍 |
開発・生産 | |
生産期間 | 1956年-1957年 |
配備期間 | 1956年-1960年 |
生産数 | 40発 |
要目 | |
核出力 | 8、25、30kt |
弾頭 | 原子爆弾(ガンバレル型) |
直径 | 14インチ |
長さ | 147インチ |
重量 | 3,210-3,250ポンド |
Mark 11はアメリカ合衆国が開発した核爆弾。Mark 8核爆弾の改良型であり、硬化目標攻撃用の地中貫通爆弾である。
1956年から1957年にかけて40発が生産された。これはMark 8と同数であり、更新するものとなっている。硬化目標攻撃用であるため、目標に突入後炸裂する必要があり、信管は遅延信管のみが用意された。
Mark 8よりも貫入用に洗練された外形を持っており、Mark 8の葉巻型ではなく、鉛筆状の形状となっており、後部に4枚の安定翼を持つ。Mark 8と同じく核分裂弾頭であり、使用核物質は高濃縮ウラン(HEU)を用い、起爆方式にはガンバレル型であった。形状は直径14インチ、長さ147インチと細長く、重量は3,210から3,250ポンド、核出力はサブタイプによって異なり、8、25、30ktであった。1960年には退役した。