安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」の国会答弁資料の提出を、野党議員が昨年9月に求めたのに、内閣府が「多忙」を理由に半年以上、対応しなかったことが、先の国会審議で明らかになった。資料の中身は招待者の「首相枠」を巡る想定問答や、マルチ商法を展開した「ジャパンライフ」元会長を招いた問題の答弁記録など。こうした問題を巡り、政府は当初から説明を回避する方針だったことがうかがえる内容だ。(新開浩)
加計学園文書裁判 原告が「黒塗りだらけの議事録」を怒りの公開!「深い闇があるとしか思えません」 開示をもとめて、個人で国と2年以上も裁判を継続 「落胆。あと憤(いきどお)りですね。追加で部分開示があるならまだしも、一行も公開されなかった。このままでは日本の情報公開制度に悪い前例を残してしまいます」 本誌に対して険しい表情で説明するのは、都内在住の翻訳業・福田圭子さんだ。 福田さんは、’17年10〜12月、加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を設置する際に文部科学省に提出した設計図面や見積書、理事会の議事録など5点について情報公開請求を行った。すると、開示されたのはほぼ黒塗りの文書(上写真)。納得がいかなかった福田さんは、不開示決定の取り消しを求めて、弁護団のサポートのもと、’18年9月に個人で国を提訴した。 「開示請求した人しか原告になれないと思っていたので、一人でやるしかないって(笑)」 活
#森友問題 📣☘《報告》木村真 豊中市議のFB報告より 森友裁判、上告期限の1/6までに国は上告せず、原告である当方全面勝訴の12/17高裁判決が確定しました。ひとまず良かった!・・・のかな?! ーーーーー 森友豊中国有地訴訟、高… https://t.co/8XYO7In8tV
沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設で、本紙が工事業者を一覧にした「施工体系図」を情報公開請求したところ、防衛省沖縄防衛局は下請け業者名を全て黒塗りにして開示した。施工体系図は建設業法で公開が義務付けられており、制度を所管する国土交通省は「業者名を非開示にしたのは初めて聞いた」と異例の対応と認めた。巨額の税金を投じる事業で、公開すべき情報を明らかにしない防衛局の対応は批判を浴びそうだ。 (中沢誠) 本紙は四月、沖縄防衛局が二〇一四年度以降に発注した辺野古工事の施工体系図を開示請求。防衛局は七月八日付で、護岸新設工事や埋め立て工事など二十件(契約総額千五十九億円)の施工体系図について、一部開示の決定をした。 開示された体系図によると、大成建設が百三十九億円で受注した仮設工事は、四次下請けまでに六十六社が参加。大林組などの共同企業体が百一億円で受注した埋め立て工事は、二次下請けまでに九
学校法人「森友学園」の小学校設置に関する情報公開請求で、財務省近畿財務局がほぼ黒塗りで資料を開示したのは違法として、大学教授が国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は14日、違法性を認め5万5千円の支払いを命じた。
「面従腹背やめよう」宣言の藤原文科事務次官は官邸べったり! 安倍首相と一緒に加計学園式典出席、前川喜平に“口封じ”画策 文科省の汚職接待事件で今年9月に辞職した戸谷一夫・前事務次官の後任にとして、藤原誠官房長を抜擢する人事が16日に決定したが、この人事がいま物議を醸している。 まず、藤原事務次官は人事が閣議で決まった同日におこなわれた職員向けの就任挨拶で、「議論すべき時はきちんと意見を言っていただき、組織が決めたことには従う。決めた後、議論のプロセスをむやみに外に流さない」(朝日新聞デジタル16日付)ことを求めた上で、こう述べたのだ。 「面従腹背はやめましょう」 「面従腹背」といえば、前川喜平・元事務次官が「座右の銘」として挙げ、今年6月に同名タイトルの著書を発売したばかり。ようするに、藤原事務次官は就任早々、あてこすりのように“反・前川”を打ち出したのである。 そもそも、藤原事務次官は「
政府は16日の閣議で、文部科学省の事務次官に藤原誠官房長(61)を起用する人事を決めた。同省は次官が2代連続して不祥事で辞任をしている。同日付で就任した藤原氏は職員向けのあいさつで「文科省の組織文化の形成過程をきちんと検証していかなければならない」と述べ、「(従うように見せながら、内心は反抗する)面従腹背はやめましょう」と呼びかけた。 面従腹背は、文科省による組織的な天下りの責任を取って辞職し、その後に安倍晋三政権を批判している前川喜平元次官の座右の銘で、著書のタイトルにもなっている。藤原氏は職員に「議論すべき時はきちんと意見を言っていただき、組織が決めたことには従う。決めた後、議論のプロセスをむやみに外に流さない」と求めた。 文科省では今年7月以降、前科学技術・学術政策局長の佐野太被告が受託収賄罪で、前国際統括官の川端和明被告が収賄罪で逮捕・起訴された。戸谷(とだに)一夫前事務次官と、高
2018年10月3日(水)、有楽町イトシア前にて、立憲民主党の街頭演説会が行われました。 街頭演説会の中で、2019年7月に行われる参議院議員通常選挙における、立憲民主党 公認の全国比例の立候補予定者である「おしどりマコ」氏も演説しました。 おしどりマコ氏は、鳥取大学 医学部 生命科学科 中退のお笑い芸人で、福島原発事故以降、東京電力や関係省庁等、原発や放射能について取材しているジャーナリストです。 ■ 2018年10月3日(水)夜 おしどりマコ 氏 演説(文字起こし) 皆さん、こんばんはー! (聴衆 「こんばんはー!」) おしどりマコと申します。 (聴衆 「待ってました!」) ありがとうございます。 私は、芸人なんですけど、原発事故の後、取材を始めました。 でー、一応、私もテレビ業界の端っこにいましたので、原発事故の後、沢山の人達が、東京から原発事故の汚染を逃れていくのに、でもそれが、全
野田聖子総務相の事務所による金融庁への説明要求に関し、朝日新聞が同庁に情報公開請求した内容が漏れていた問題で、同庁は24日、取材に対して、請求者に関する情報を含めて開示決定前に総務省に伝えた、と認めた。同庁幹部である審議官も了解のうえで、開示決定通知書などを事前に渡していたという。「閣僚の一人に関する請求で報道される可能性が高いため、共有しておいたほうがいいと判断した」としている。 また、野田氏は同日の閣議後会見で、伝え聞いた内容を第三者に漏らしていたことを正式に認め、「慎重さに欠けたと反省している」と謝罪した。 情報公開制度を所管し、請求内容の漏出防止を指導する総務省のトップが自ら漏らしていたことに加え、金融庁が閣僚に関するものであることを理由に他省庁に決定通知書まで渡していたことが明らかになり、制度の信頼性が大きく揺らぐことになった。 朝日新聞は今年5月2日、金…
東京都狛江市は21日、セクハラ相談に関する市の公文書について、これまで黒塗りしていた加害者とされる人物の役職を「市長」だと明らかにし、開示を求めた共産党市議に手渡した。この問題では4日、高橋都彦(くにひこ)・前市長が「市政をこれ以上混乱させてはいけない」として辞職している。 問題は3月、共産党市議が情報公開請求で入手した市の公文書を根拠に追及、表面化した。公文書には「口をつけたコップで何度も飲むことを強要された」「肩や胸も触られて困っている」「車内で手を握られた」といった被害が記されていたが、市は個人情報保護などを理由に加害者とされる人物の役職を黒塗りにしていた。高橋氏も「身に覚えがない」と否定した。 だが5月下旬、被害者から実名で抗議文を出され、一転して辞意を表明。共産党市議は「状況は変わった」として今月15日付で、改めて公開請求していた。 市は「高橋氏がハラスメントをしていたことが明ら
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