上川法相、米報告書「答える立場にない」 技能実習制度を問題視 2021年07月02日12時25分 上川陽子法相=6月18日、首相官邸 上川陽子法相は2日の記者会見で、人身売買に関する米国務省の年次報告書が、日本の外国人技能実習制度を問題視したことについて「(報告書は)米国が独自に作成したものだ。法務省として答える立場にない」と述べた。その上で「人身取引撲滅の取り組みを一層押し進めたい」と強調した。 北朝鮮、コロナ利用し強制労働 米人身売買報告書 加藤勝信官房長官は会見で、同制度について「違反が認められれば行政処分なども含め厳正に対処する」と述べ、適正運用に努める考えを示した。 政治 コメントをする
新型コロナウイルスの影響で人手不足に陥っていた長野県内の農家にベトナム人およそ230人をあっせんした会社が、農家からベトナム人に対して支払われた賃金から2000万円余りを違法に搾取していたとして書類送検されました。 労働基準監督署によりますと、3人はことし5月から8月にかけて長野県佐久地域の農家120戸ほどにベトナム人およそ230人をあっせんしたうえ、農家が支払った賃金から合わせておよそ2100万円を搾取したとして、労働基準法違反の疑いが持たれています。 「ホアンアン」をめぐっては、ベトナム人の技能実習生を農家で違法に働かせていたとして長野県警が代表社員らを逮捕していて、その捜査の過程で、今回の被害も明らかになったということです。 佐久地域は全国有数の葉物野菜の産地ですが、当時は新型コロナの影響で深刻な人手不足に陥っていたということで、警察などはコロナで同じく困窮していた実習生らを農家に送
「暴力を受けて逃げてきた」「退職するよう迫られた」 取材を進める中で聞いた、耳を疑うようなことばの数々。とても今の日本で起きていることとは思えませんでした。その中でも最も驚いたのが、次のことばでした。 「駅に捨てられた人がいるんです」 (国際部 記者 紙野武広) 新型コロナウイルスの感染が続く中、行き場を失っている技能実習生たちがいる。この情報に触れた私は、さっそく取材を始めることにしました。 取材を進めると、ベトナム人の技能実習生たちが毎日のように駆け込んでいるというNPO法人があることがわかりました。そのNPO法人「日越ともいき支援会」は、高層ビルが建ち並ぶ東京 港区のビルの中にありました。 私が取材に訪れた日も、施設の中はベトナム人たちがたくさいて、中には両手いっぱいの荷物を抱えて今駆け込んできたばかりのような人もいました。 NPO法人の代表、吉水慈豊さんに話を聞くと、事情を説明して
外国人技能実習生が仕事がなく、帰国もできない。この場合は、監理団体が帰国までの生活を保障するべきだと政府は認めた(7月9日参議院内閣委員会の質疑)。また実習先の企業に期間終了後も受け入れを厚労省は要請、休業手当の対象にもなるし、失… https://t.co/zH4i8jFNBm
新型コロナウイルスの影響を受け、帰国困難となっているベトナム人がグループを立ち上げ、在日ベトナム大使館に支援を求める運動を展開するなどしている。 立ち上げられたグループは「チーム320(320 忘れられない日々)」。 320の「3」は新型コロナウイルスの影響で帰国ができなくなった「3月」を、「20」は「2020年」を意味するという。 チーム320を率いるのは滋賀県に暮らすベトナム人男性、グエン・リーさん。彼は、「2020年3月から帰国できなくなりました。そして皆が助け合うようになりました。忘れられない思い出です」と説明する。 チーム320の目的は「この困難な時に互いに助け合うこと」(リーさん)。住まいのない人には住まいを、お金のない人には資金援助をと、チーム320のメンバーの間で提供し合う。何よりも早く帰国できるように助け合うことを目指している。 リーさん自身も帰国困難者だ。リーさんはこれ
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が出ている福岡県で、外国人留学生たちが苦境に立たされている。収入源のアルバイト先は軒並み休業。帰国もできない上に日本語の壁が立ちはだかり「命の危険を感じる」という声も。影響が広範囲に及ぶ市民生活の陰で、留学生を含む外国人労働者の存在は見過ごされかねず、支援者は焦りを募らせている。 「5月までぎりぎり頑張れます。その先は…分かりません」。今春、福岡大大学院に進学した福岡市のベトナム人留学生ファム・ティ・ニャット・ザンさん(24)はため息をつく。 2年半前に来日。生活費などを稼ぐため、喫茶店で入管難民法が定める就労上限の週28時間アルバイトしていたが、コロナ禍で勤務は減少。7日の緊急事態宣言後はゼロになった。 日本人学生の中には実家に帰った人もいるという。しかしザンさんはベトナムに帰る航空便も途絶えており、貯金を取り崩すしかない。「家賃や生活費に充て
死亡した作業員の女性は外国人とみられていますが、身元が分かっていません。 17日午前9時ごろ、千葉市若葉区の宅地造成工事現場で40代から50代くらいの作業員の女性が崩れた土砂で生き埋めとなり、死亡しました。警察によりますと、女性は他の作業員にタイ国籍だと話していましたが、身元が分かっていません。一緒に働いていた同僚は「通称で呼んでいるので名前を知らない」と話しているということです。警察は安全管理の状況などについて捜査しています。
外国人実習生、けがのち「解雇」 失業状態9カ月…先の見えない日々 2019/12/2 6:00 (2019/12/2 15:58 更新) [有料会員限定記事]
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