W52CAとは? わかりやすく解説

W52CA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/22 14:08 UTC 版)

au W52CA
キャリア au
製造 カシオ計算機
発売日 2007年6月26日
概要
OS REX OS + KCP
CPU ARM9E
音声通信方式 CDMA 1X WIN
800MHz(BC3)[1]/2GHz(BC6)/新800MHz(BC0))
形状 折りたたみ型回転2軸
サイズ 104 × 49 × 23 mm
質量 139 g
連続通話時間 270分
連続待受時間 350時間[2]
充電時間 140分
バッテリー 880mAh
外部メモリ microSD
日本語入力 ATOK for au+APOT
FeliCa あり(ケータイクーポン・Touch Message対応)
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth なし
放送受信機能 ワンセグ対応
備考 モノラルスピーカー
メインディスプレイ
方式 TFT液晶ディスプレイ
解像度 ワイドQVGA
(240×400ドット
サイズ 2.6インチ
表示色数 26万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 207万画素CMOS
機能 オートフォーカス
テキストリーダー
モバイルーペ機能
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
コライユグリーン
(Corail Green)
プラージュホワイト
(Plage White)
パルミエブラウン
(Palmier Brown)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

W52CA(だぶりゅーごーにーしーえー)は、カシオ計算機およびカシオ日立モバイルコミュニケーションズ(現・NECモバイルコミュニケーションズ)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話携帯電話である。

特徴

カシオ製ではW42CA以来のIPX5/IPX7相当の防水性能を持つ携帯だが、G'zOneブランドではないため耐衝撃性は省かれている。サブディスプレイは非搭載だが、世界で初めて回転2軸ヒンジと防水構造を両立している。W51CAと比較すると液晶横のサイドキーがなくなっており、数は7から5へと減少している。

  • おサイフケータイではW51CAの機能に加え、新たに対応端末同士を触れ合わすだけで、情報などを送受信できる「Touch Message」に対応している。
  • プリセットされるアプリは「ぷよぷよフィーバーDX」[3]と「ブレインチャレンジ」である(いずれも体験版) 。
  • タスク切り替え機能を搭載している。
  • ワンセグの連続視聴時間は5時間15分。録画予約機能は新たに待ち受け画面状態でも録画できるバックグラウンド録画に対応。時短再生、タイムシフト再生にも対応する。アンテナは防水性を考慮してか、伸縮しないショートローディングアンテナである。
  • EZ・FMは非対応である。これは同時発表のEXILIMケータイ W53CAも同様である。
  • 内蔵コンテンツには新たにカツオの「Bonite(ボニット)」を採用しており、アデリーペンギンケータイアレンジの形でプリセットされる。Boniteはアデリーペンギンでは出せなかった「食われる」などのブラックユーモアな雰囲気を出しており、アデリーペンギンとは違った面を見せてくれる。カシオがカツオをキャラクターに採用した理由は"カオ"と"カオ"をかけた駄洒落である。
  • データフォルダ容量は100MBで、発売当時のカシオ製ではW53CAとともに最大である。
  • 赤外線通信はIrSimpleではなくIrDAである。
  • microSDスロットの位置は防水性確保のため、バッテリー下部に搭載されている。
  • スピーカーは1X WIN対応のカシオ機としてはこの機種より正式にモノラルスピーカーを採用する[4]

沿革

対応サービス

不具合

2011年9月30日に、外部からの強い力によりバッテリーパックに発煙や融解に至る場合があるとして回収・交換を発表した。出荷台数の約54万台の内、現在稼働中の約14万台については新しいバッテリーパックが送付され、解約や機種変更時に回収ができていなかった対象者へは、案内文が送付される予定である[5]

脚注

  1. ^ 2012年(平成24年)7月23日より利用不可
  2. ^ 移動と静止の組み合わせ。
  3. ^ シャープ製のW52SHにも同アプリがプリセットされている。
  4. ^ 前述のW53CAや後継機種のW61CA、同社の2006年度の機種W42CAとその派生機種E03CAもモノラルスピーカーを採用している。また、同社製のW52CAおよびW53CAに限らず、同時期に発売されているau向けの端末は1X WIN対応(EV-DO Rev.A対応を含む)端末であっても、開発コストを削減するなどの理由でモノラルスピーカーを採用するケースも少なくない。
  5. ^ au携帯電話「W52CA」、「EXILIMケータイ W53CA」、「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」用の電池パック交換について | 2011年 | KDDI株式会社

関連項目

外部リンク



W52CA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 14:51 UTC 版)

カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」の記事における「W52CA」の解説

カシオ定番回転2軸ヒンジありながらワンセグやIPX5/IPX7相当の防水対応している耐衝撃性能は採用していないため「G'zOne」の冠名使われていない機能面ではW51CA搭載されていた機能加え、「Touch Message」・「ラッピングメール」など新サービス対応しているが、サブディスプレイEZ・FM搭載されておらずIrSimpleには対応しないなど、W51CAというよりはW43Hに近い点もある。ワンセグでは待ち受け画面状態で録画出来る「バックグラウンド録画」に対応しているDF容量カシオ最大の100MBを実現している。スピーカーモノラル。プリセットコンテンツではアデリーペンギンではなくカツオの「Bonite」(ボニット)が新たに内蔵されている。この夏モデルから着信メロディOFF可能になった。(6月

※この「W52CA」の解説は、「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」の解説の一部です。
「W52CA」を含む「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」の記事については、「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」の概要を参照ください。

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