カレーマニア 熊くん 今回、萬カレーを一緒に食べるのは自称カレーマニアの熊くんだ。2004年までサンノゼだよりを連載していたのだが、いつのまにか帰国していた。久しぶりに彼からもらった連絡が「萬カレー食べに行きましょう」だったのだ。 1万円札を握りしめた熊くんとカレーミュージアムに入るとVIPルームに案内された。萬カレーはVIPルームで食べるのだ。VIPルームと名のつく部屋に入ったのは二人とも人生はじめてである。この時点で舞い上がって部屋の写真とか撮っている。 週に7回カレーを食べる男 林 「カレーミュージアムにはよく来るの?」 熊 「いや、そんなでもないですよ。2週にいちどぐらい」 林 「じゅうぶんだよ…。奥さんと?」 熊 「いや、ひとりです。奥さんと来ても一店舗しかいかないじゃないですか。ひとりで来ると何店舗もまわれるし」 林 「何杯も食べるの?」 熊 「2、3皿ですね」 林 「ふだん、