Amazonは米国時間5月29日、Facebookなどのインターネット企業の先例に倣って、シングルサインオン機能「ith Amazon」を公開した。このサービスの目的は、ユーザーが自分のAmazonアカウントを使ってさまざまなウェブサイトやアプリ、ゲームにアクセスできるようにし、複数のパスワードを使う必要性を軽減することだ。 現在あらゆる開発者に公開されているith Amazonは、ZapposやWootといったAmazon傘下のサイトで既に利用可能だ。Amazonによると、両サイトでは、早々に採用されたith Amazon機能にユーザーが強い反応を示しており、Zapposの新規顧客の40%は新規アカウントを作成する代わりにAmazonアカウントでサインインする方法を選択しているという。 AmazonのEコマースサービス担当バイスプレジデントである