[カイロ 18日 ロイター] - あるガザ地区在住の父親にとって、イスラム組織ハマスの最高指導者シンワル氏が最期まで戦い、棒でドローンを撃退しようとしながら死亡したことは「英雄らしい死に方」だった。シンワル氏がイスラエルと戦争を起こしたせいで、壊滅的な犠牲が出たことを嘆く人もいるが、ほかの人々にとっては未来の世代への模範だ。 シンワル氏は、紛争のきっかけとなった2023年10月7日のイスラエル奇襲の立案者。イスラエルによる1年におよぶ追跡の末、10月16日に同国軍との銃撃戦で死亡したことが、翌日に発表された。