本当はこうしたかったタイトル: コンピュータ得意な若手勤務医だが、開業しててオンライン資格確認対応を迫られたら大変だろうし嫌だろうなと思う
re: https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ktv.jp/news/articles/?id=16655
※そもそも俺は開業は(そういう経営にまつわるすべてをやるのが鬱陶しすぎるので)無理というタイプの人間なので、廃業もやむなしラインなのかは全然わからん
30代 電子カルテの同僚の誰も気付いていない機能に気付くのが得意 趣味的に rust 触ったりしてあそんでいる もちろん論文も読む
""パソコン""を苦にせずさわれること・専門領域の知識を蓄えて実践していけること、と、業務レベルでの(別に興味の持てない)システムの導入・管理を新しい領域についてやることを迫られる、っていうの全然意味が違うと思うんですけど。 そもそも導入のため今週休診とか業務時間短縮とかなかなかできない前提だからね。 業務に必要だからって マクロたっぷりの古のエクセルファイルを扱えるようになれと言われたら君たちも嫌でしょう。本業がある中でそれに追加して、興味ない・別にそれができるようになっても自分の専門性が向上しない・不慣れでよくわからない、ことにパッと適応することはそこまで自明じゃない。業務用の新たなシステム導入って個人事業主にとってほんとにそんな気軽なもんですかね?
あと、ロートル開業医は廃業やむなしみたいな論調も一部に見えますが、本当ですかねえ。医療と高齢化への憎しみが色々混ざっちゃってませんか? いつものお薬をいつもどおり出して普段と違うことがあったら対応してくれる医者、大事だと思いますけどね。降圧剤の継続処方も全科揃った総合病院で扱ったほうがよいですか?
まあ多分「取扱説明書を出してくれとか言われるけど…意味が分からない」とかそういうところへの反応が多いんだろうし、実際はうまいことパッケージ化されてて最低限の知識と労力ですぐ導入できるのかもしれないけれど。 なお自分自身は大きい病院の勤務医で自分では受診しないから、受付から診察室まで、診察室から病院を出るまでのフロー自体よくわかってないところもあるんだよな。
あとこれは本筋と全然関係なくふと気になったんだけど、みんなここでいう「最新の知識」って何を想定してるんだろう? でかいメタ解析が出たらそれに追従してほしいってこと? RCT が一報あったらガイドラインが更新されてなくてもそっちの治療方針に乗ってほしい? 学会ガイドラインへの追従はその気になれば紙媒体だけでできるし、案外領域外に知られてないかもしれないが医学領域の専門雑誌というのもかなりの数あるし、Uptodate とかそのレベルで良かったら割とよくできててまあざっくり言えばメール使えるくらいのリテラシーで十分扱えるし、自分で論文探すにしても pubmed か google scholar かみたいな感じだから操作難易度的にははてブくらいのもんですよ。 みなさんのイメージする最新の医療ってどんな感じでしょうか。