アイフォーン‐テンアール【iPhone XR】
iPhone XR
別名:アイフォーンXR
iPhone XRとは、Appleが発表した6.1インチのiPhoneである。iPhone XSおよびiPhone XS Maxと共に2018年9月に発表された。
iPhone XRは「XS 」の名を冠する2機種とはやや毛色が異なり、XSシリーズの姉妹機というよりは廉価版に近い位置づけの、ミドルレンジモデルである。アウトカメラはXSシリーズのデュアルカメラではなくシングルカメラであり、ディスプレイは画面解像度(ppi)やコントラスト比の値がXSシリーズほど高くはない。防水・耐水性能も一段階低い。とはいえ、最新のA12 Bionicチップやノッチ式ディスプレイ、Face ID、ワイヤレス充電など、根幹部分には最新の技術が搭載されている。
iPhone XRの本体サイズはiPhone XSよりは大きくiPhone XS Maxは小さく、中間的な大きさとなっている。カラバリは新色の「ゴールド」こそ追加されていないが最多の計6色が用意されている。
iPhone XRは2018年9月12日に正式に発表された。発売日は翌10月26日と案内されている。
※画像 / Apple Japan
参照リンク
iPhone - Apple
iPhone XR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 06:27 UTC 版)
iPhone XRブルー | |
開発者 | Apple |
---|---|
製造者 | Foxconn[1] Pegatron[2] |
キャッチコピー |
英語:Brilliant. In every way. 日本語:触れるたびに鮮やか。 |
12世代 | 第12世代 |
通信方式 | GSM、CDMA2000、EV-DO、HSPA+、LTE、LTE Advanced |
販売開始日 | 2018年10月19日 |
販売終了日 | 2021年9月14日 |
先代機 |
iPhone 8 iPhone 8 Plus iPhone X |
後継機 |
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone SE (第2世代) |
関連機種 | iPhone XS / iPhone XS Max |
フォームファクタ | スマートフォン |
サイズ |
縦 150.9mm 横 75.7mm 厚さ 8.3mm |
重量 | 194g |
OS | iOS 12.0(初期搭載)→iOS 18.2 |
SoC | Apple A12 Bionic |
CPU | 2.49GHz 6コア |
メインメモリ | 3 GB LPDDR4X RAM |
ストレージ | 64 GB、128 GB、256 GB |
メモリーカード | なし |
バッテリー | 3.81 V 11.21 W·h (2942 mA·h)Li-ion[3] |
ディスプレイ |
6.1インチ 1792×828ピクセル 326 ppi Liquid Retinaディスプレイ |
背面カメラ | 12メガピクセル(広角)、F1.8、裏面照射型センサー、光学式手振れ補正、Focus Pixel、バーストモード、写真へのジオタグ添付、4Kビデオ、ポートレートモード |
前面カメラ | 7メガピクセル、F2.2、True Depthカメラ、裏面照射型センサー、1080p HDビデオ、バーストモード、タイマーモード |
サウンド | ステレオスピーカー |
ウェブサイト | iPhone XR - Apple |
iPhone Xʀ(アイフォーン テンアール)は、Appleが開発・販売していたスマートフォンである。
概要
iPhone Xʀは、2018年9月12日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州クパティーノのApple本社にあるThe Steve Jobs Theaterで初開催された、Apple Special EventにてiPhone XS/XS Maxと共に発表された。
Liquid Retina HDディスプレイ[4]を初搭載したモデルである。Liquid Retina HDディスプレイはRetina HDディスプレイやSuper Retina HDディスプレイよりも厚みがあるため、Lightningコネクタの位置がやや背面寄りになっている[5]。
耐水・防塵はIP67等級を有している。(規格60529にもとづくIP67等級 最大水深1メートルで最大30分間)これはiPhone 7 / 7 Plus、iPhone 8 / 8 Plus、iPhone Xと同じ耐水・防塵 性能である。
iPhone XS/XS Maxとは異なる素材のフレームを採用しておりXS / XS Maxはステンレス製、XRはアルミニウム製となっている。
カラーは(PRODUCT)RED、イエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルーの全6色。
CPUにはTSMC製造のApple A12 Bionicを採用している。3D Touch が搭載されていない代わりに、ほぼ同様の機能を利用できるHaptic Touchが採用されている[6]。
高音質コーデックであるEnhanced Voice Services(EVS-WB[7])に対応している。
2018年10月19日から予約が開始され、2018年10月26日に発売された。
データ通信での理論上の最大受信速度は、NTTドコモのPREMIUM 4Gで794Mbps[8]、KDDIでは758Mbps[9]、ソフトバンクでは650Mbps[10]、に対応する。NTTドコモでは、受信実効速度は154Mbps~298Mbps、送信実効速度は21Mbps~38Mbpsと発表している[11]。
2021年9月14日(現地時間)のiPhone 13シリーズの発表に伴い、販売終了となった[12]。
2024年6月11日に開催されたWWDC24にて、iPhone XRがiPhone XS/XS Maxと共にiOS 18のサポート対象となった。これにより、7年のサポートをしていたiPhone 6s/iPhone 6s Plusとサポート期間が同じになった。
急速充電(PD充電)の仕様
iPhone XRを急速充電するには、急速充電に対応したケーブルと充電器が必要である(最大ワット数は18W)。急速充電を行うと30分で最大50%まで充電できるが、18Wを超えるApple USB-C電源アダプタを使用しても18W電源アダプタと同じ出力になる。iMacのUSB-Cポートでは15Wでの急速充電が出来る他、MacのUSB Type-AポートではUSB-PDより遅い10Wで急速充電ができる[13]。
iPhoneのモデルのタイムライン
脚注
出典
- ^ “Foxconn taking charge of vast majority of iPhone production this fall”. Apple Insider. 12 September 2018閲覧。
- ^ iPhone XRが増産中止、逆にiPhone 8/8 Plusが増産のうわさ
- ^ “iPhone X Teardown” (英語). iFixit. (2017年11月3日) 2017年11月3日閲覧。
- ^ “iPhone XR - ディスプレイ”. Apple(日本). 2018年12月14日閲覧。
- ^ “iPhone XR Review Roundup”. 2018年10月27日閲覧。
- ^ 「「3D Touch」非対応のiPhone XR 代わりに搭載された「Haptic Touch」でできること」『ITmedia Mobile』。2018年10月27日閲覧。
- ^ “対応機種 : VoLTE | VoLTE/VoLTE(HD+) | サービス・機能 | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020年8月3日閲覧。
- ^ “PREMIUM 4G® | 通信・エリア | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “【au】iPhoneのサービス・エリア「キャリアアグリゲーションで超高速通信(iPhone)」のご案内。”. au. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “[iPhone/iPad]データ通信速度はどのくらいですか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート”. ソフトバンク. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “エリア | iPhone | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020年8月3日閲覧。
- ^ “iPhone XRとiPhone 12 Proモデル、アップル公式ストアで販売終了。XRは現役3年に幕 - Engadget 日本版”. Engadget JP. 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ “Mac のアクセサリが電力不足の場合や電力消費量が多すぎる場合”. Apple Support. 2019年8月22日閲覧。
- ^ Apple Inc. (2007-2020). iPhone News - Newsroom Archive. Retrieved january 28, 2021.
外部リンク
先代 iPhone 8 / iPhone 8 Plus iPhone X |
iPhone XS / iPhone XS Max iPhone XR 第12世代 |
次代 iPhone 11 iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max iPhone SE (第2世代) |
iPhone XR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:00 UTC 版)
詳細は「iPhone XR」を参照 2018年9月12日に行われたAppleのスペシャルイベントで発表された。 iPhone XRはLiquid Retina HD Displayと銘打った史上最大の6.1インチLCDを搭載している。広域色でTrue Toneにも対応している。しかし、押した強さを感知する 3D Touchには対応していない。 前面と背面はガラスに覆われており、側面は航空宇宙産業でも使用されるアルミニウムを使用していてる。 IP67に対応しており、最大水深1メートルで最大30分間耐えられるが、浸水時の補償はない。 Face IDは、進化したTrueDepthカメラにより認証はさらに速く、安全になった。 チップは、iPhone XS/XS Maxと同様のA12 Bionicを搭載。写真撮影やARの際に活用される。 カメラは、1200万画素 f1.8であり、4K 60 fpsで撮影可能。TrueDepthカメラは700万画素 f2.2 1080 60 fpsが撮影可能。進化したセンサー、A12 Bionicによりさらに美しく、正確な写真が撮影できる。1つのカメラでも深度コントロールに対応したポートレートが撮影可能であるが人物以外は検知されず、ライティングの種類も制限される。前面カメラではポートレートとすべてのライティングを施せる。光学式手ブレ補正が搭載している。 カラーバリエーションは、ホワイト・ブラック・ブルー・イエロー・コーラル・(PRODUCT)REDである。
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「iPhone XR」を含む「iPhone」の記事については、「iPhone」の概要を参照ください。
「iPhone XR」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPhoneはスマートフォン市場のマーケットリーダーである。
- iPhoneはインターネットにとって死神なんだって。
- アップルは6月に「iPhone(アイフォン)」という名称の携帯電話を米国で発売する予定だ。
- アップルが新型iPhone発売へ
- 7月11日にアップル社の新しい携帯電話「iPhone(アイフォーン) 3G」が日本を含む22か国で発売される。
- iPhone 3Gは音楽と映像の性能が優れている。
- iPhoneは現在,6か国で販売されている。
- 600万台以上のiPhoneを売り上げている。
- iPhone 3Gは日本で発売される最初のiPhoneのモデルだ。
- 新しいモデルの導入により,アップルは今年末までにその販売を70か国に拡大し,iPhoneの売り上げ1000万台を達成したいと計画している。
- iPhone 3G
- タッチパネルの採用で,iPhone 3Gは国内で販売されている他の携帯電話とはまったく異なっていた。
- その販売初日となった7月11日,何万台ものiPhoneが売り切れた。
- iPhone 3Gの導入により,日本のスマートフォン市場は活性化している。
- SCEのライバルであるアップル社は「iPhone」用の安価なゲームを数多く提供している。
- スマートフォンブームはアップル社の「iPhone(アイフォーン)」から始まった。
- 「iPhone」は基本ソフトにiOSを使っている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
- ソフトバンクとauがiPhone 4Sの顧客争奪
- アップル社の待望のスマートフォン「iPhone 4S」が10月14日に発売された。
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