IBSYSとは? わかりやすく解説

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IBSYS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 05:40 UTC 版)

IBSYS
開発者 IBM
開発状況 終了
初版 1960年 (64年前) (1960)
プラットフォーム IBM 7090IBM 7094
ライセンス プロプライエタリ
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IBSYSIBMIBM 7090IBM 7094向けにかつて提供していたテープベースのオペレーティング・システム(OS)。また同系列ではあるが大幅に異なる別のIBSYSもIBM 7040IBM 7044に提供していた。IBSYSはFORTRANモニターシステム(FMS)をベースに、ベル研究所のBESYSを参考にして開発されており、SHARE OSがベースではない。

IBSYSはプログラムの形態としては常駐モニタであり、各ジョブのプログラムやデータの間に挿入された制御カードを読み取った。IBSYSの制御カードは1列目が$で始まり、2列目からコントロール名が続き、ジョブを制御するために使えるIBSYSの様々なユーティリティプログラムを指定できる。このシステムでは通常の場合、カードデッキはパンチカードリーダーから直接読み取るのではなく、磁気テープに保存されているカードデッキのイメージデータを読み込む。

参考文献

関連項目

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