マツダは同社初となるディーゼルエンジンをベースとしたハイブリッド車(HV)を投入する方針を固めた。2020年をメドに欧州と日本で発売し、米国などにも投入を検討する。独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正や環境規制強化でディーゼル車には逆風が吹く。日本勢でも開発縮小や撤退の動きが広がるなか、ディーゼルに賭けるマツダの勝算はどこにあるのか。主力SUV「CX-5」でまず主力SUV(多目的スポーツ
運転者のアクセルペダル踏み込み量の加速度を、微分ではなく、より微細な「やく度」まで分析して取り入れているマツダ。しかしディーゼルエンジンでは絶対的なトルクが大きく豪快な加速が味わえる反面、圧縮比の高さやブースト圧の高さなどの要因から、どうしても加速時の反応が鈍い傾向にあった。 それを解決し、より運転者のイメージ通りの加速を実現するため、同社が2016年7月に部分改良した「アクセラ」で導入したのが「DE精密過給制御」である。このDE精密過給制御について、パワートレイン開発本部エンジン性能開発部の森恒寛氏に話しを聞いた。 「ディーゼルはガソリンよりエンジンの応答性が鈍い分、ターボになってもどうしても反応の悪いところが出てきてしまいます。しかし、これを何とかできないかと考えました。その結果、加速要求があってもEGR(排ガス再循環)が排気ガスを取り込んでしまうためにタービンの立ち上がりが悪いことが
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、「2016ワールドカーデザインオブザイヤー」の最終選考3台を発表した。 ワールドカーデザインオブザイヤーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中から、最もデザイン性に優れた1台を選ぶ。 条件は、2016年春まで、世界の少なくとも1市場で販売されていること。世界23か国、74名のジャーナリストに5名のデザインの権威が加わり、審査を行う。 2016ワールドカーデザインオブザイヤーの最終選考3台は、以下の通り。 マツダCX-3 マツダ・ロードスター ジャガーXE 最終選考3台を、マツダの2車種が占有。『CX-3』と新型『ロードスター』の2台が、最終選考に残った。英国のジャガーカーズの新小型セダン、ジャガ
日本、北米、欧州、中国、その他市場、全ての地域セグメントでクルマの販売台数を伸ばした──。 2016年2月4日、マツダが発表した2015年4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比16%増の2兆5478億円、営業利益が14%増の1734億円と第3四半期累計として過去最高となった。販売台数が14%増の114万5000台と過去最高を更新したことがけん引した。 日本国内の販売台数は15%増加した。全体の需要は低迷し、多くの自動車メーカーの国内販売が苦戦する中で、マツダは小型車「デミオ」の販売が堅調で、新型のSUV(スポーツ多目的車)「CX-3」やスポーツカー「ロードスター」も販売を伸ばした。 北米の販売台数は8%増えた。米国では新型CX-3に加えて、SUV「CX-5」の改良モデルなどの販売が伸びた。販売奨励金を抑えて、なるべく値引きをしない戦略で販売好調が続いている。メキシコの販売も大幅に拡大
マツダ『RX-VISION』は、マツダスポーツカーデザインの歴史を凝縮。マツダが考えるFRスポーツカーの究極ともいうべきスタイリングを表現した。次世代ロータリーエンジンの「SKYACTIV-R」を搭載し、ロータリーの動力性能、環境性能を大きく高めた 「マツダが将来、実現したい夢」を形にしたモデル。 マツダは2012年6月をもって、ロータリーエンジン搭載車『RX-8』の生産を終了。以来、ロータリーエンジンは新車市場から姿を消していた。コンセプトカーではあるものの、RX-VISIONはおよそ3年ぶりのロータリーエンジン搭載車となる。 《ショーカーライブラリー》
マツダは9月30日、10月28日に開幕する東京モーターショー15において、『マツダ スポーツ コンセプト』を初公開すると発表した。 マツダ スポーツ コンセプトは、新しさの中にスポーツカーの正統を感じさせる1 台。マツダは、「スポーツカーの歴史を凝縮させたようなスタイリングを備えたモデル」と説明する。 マツダは、同車の予告イメージを1点公開。リアスタイルのシルエットを紹介している。 予告イメージからは、クーペボディを備えた新世代スポーツカーの姿が見て取れる。 マツダは、今回のショーテーマの「走る歓びの未来を切り拓く」に沿って、このコンセプトモデルをアピールしていく。 また、今回のショーではロータリーエンジン車である1967年式『コスモスポーツ』も同時に展示することが明らかにされており、スポーツ コンセプトとの関連性、ロータリーエンジン復活も予感させる。 《森脇稔》
マツダの世界戦略について書くのは難しい。そもそも、そういう文脈でマツダの人と話しても、話が噛み合わないのだ。マツダが世界のどこでビジネスを伸ばし、どんな規模の会社になろうとしているのかを問うと「笑顔になれるクルマを作ることなんです」と答えが返ってきた。 仕方がないので質問を変える。マツダは比較的欧州に強い。それもドイツを中心とした北方だ。南方はどうするのか、東欧圏はどうしたいのか、そのあたりの戦略はどう組み立てるのか――。そう聞いて返ってくるのは「マツダは小さい会社です。2%の人に満足してもらえるクルマを作り続けられるように、理想を追求していきます」。 煙に巻こうとして言っているわけでないのが表情で分かるから性質が悪い。「マツダという会社がどうやって人の役に立てるかを考えています」なんて青年の主張みたいなことを、不惑もだいぶ過ぎたようなおっさんが熱弁するのだ。 美しい言葉の裏側 正直なとこ
一部メディアの取材に応じ、『RX-8』後継ロータリー・スポーツカーの開発計画を否定したマツダの小飼雅道社長兼技術。「現時点で、RX-8後継スポーツカーの開発計画は存在しない」と、明かした小飼社長。しかし、ロータリー自体が消滅するかというと、それは違う。 同メディアの取材に対して小飼社長は、「ロータリーの研究開発は続けている」と回答。そして、「ロータリーの火は、絶やすべきではない」と語ったという。 未来のロータリーエンジンの方向性のひとつが、マツダがすでに技
マツダはイタリアの大手自動車メーカー、フィアットにスポーツカーを供給する。フィアットの欧米での店舗網を使って販売する計画で、円高で採算が厳しい海外での販売増を目指す。マツダは国内生産比率が高く、円高の影響を受け4期連続の最終赤字を強いられている。フィアットと組むことで欧州を中心に販売のてこ入れを目指す。23日午後に発表する。マツダはスポーツカー「ロードスター」をフィアットに供給する方向で最終調
初代は900kg台でした。 オープン2シーターFRスポーツとしてデビューしたユーノス・ロードスター(現マツダ・ロードスター)。「オープンは売れない」という常識を覆し、世界でオープンカー旋風を巻き起こした画期的なモデルです。現在は3代目で初代から比べるとだんだんと大きく、重くなって今では1120kg。エンジンは2000cc、3ナンバーボディです。 次世代はそのまま大きく、重くなるかと思いきやさにあらず。なんと軽く、エンジンも小さくするというのだから驚きです。目標は800kg。エンジンは1400ccに直噴ターボを組み合わせるのでスポーツ性にも期待ができます。 本当に800kgになるかはともかくとして、方向性はいいですね。またロードスター旋風が吹き荒れるのでしょうか、楽しみです。 [asahi.com] (野間恒毅)
News Release (米国報道発表資料抄訳—2006年8月4日) アップル、フォード、GM、マツダの3社と協力し、 自動車とiPod®のシームレスな連携を提供 2007年に米国で販売される新車の70%以上でiPod対応が可能に2006年8月3日、アップルは本日、フォード・モーター・カンパニー、ゼネラルモーターズ、およびマツダと協力し、これら自動車メーカーの大多数のブランドとモデルでiPodとのシームレスなインテグレーションを提供し、ユーザが自動車のステレオシステムでiPodを操作し、簡単に高音質を楽しむことができるようにすると発表しました。これらのモデルが加わったことにより、米国で販売される2007年モデルの70%以上がiPodに対応することが可能になります。 「フォード、ゼネラルモーターズ、およびマツダのほぼすべてのニューモデルがiPodとのインテグレーションを提供することを嬉しく
Apple Computerは、Ford Motor、General Motors(GM)、マツダと提携し、「iPod」を車載オーディオシステムに統合する計画を進めている。 Ford、マツダ、GM製自動車の所有者は、車内でiPodを使用する場合、「iTrip」やシガーライター用ソケットから電源を供給する充電器などの面倒な周辺機器を購入する必要はもはやない。Appleは米国時間8月3日、前出の自動車メーカー3社と提携して、2007年モデルにiPodの「シームレスな統合」を実現すると発表した。これによりiPodを車載オーディオシステムで制御することができ、エンジンがかかっていれば充電も可能となる。 Fordの内部調査によると、デジタル音楽プレーヤーを一般車両に搭載してほしいという要望は急速に高まっているという。同社は、2009年のデジタル音楽プレーヤーの売り上げは、2005年の2倍以上になると
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く