今年、シリーズ10周年を迎えた「戦場のヴァルキュリア」。最新作『戦場のヴァルキュリア4』は、戦友同士の熱い人間関係を描いたシナリオと、更に磨きの掛かった独自のバトルシステム「BLiTZ」が高く評価されています。戦略性とアクションを両立させた画期的なシステムは一体どのようにして生み出されたのか。これまであった冷や汗モノの失敗談からゲーム業界の未来まで、15年分のキャリアをお伺いしました。 山下浩平(やました・こうへい) 株式会社セガゲームス ディレクター 1980年生まれ。大阪府出身。2003年、セガに入社。 『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』の戦闘マップリーダーを経て、『戦場のヴァルキュリア』ではバトルリーダーとして特徴的な戦闘システム「BLiTZ」の発案と実装を行う。続く『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』『戦場のヴァルキュリア3』ではチーフゲームデザイナーとしてゲームデザ