3月13日からマスク着用については屋内・屋外にかかわらず個人の判断に委ねられることになります。 「ずっと外しっぱなし」「ずっと着けっぱなし」ではなく、場面や状況に応じて感染リスクを判断し、着ける・着けないを考えることが重要です。 マスク着用に際し、どういった点を考慮すべきかについて解説します。 3月13日からマスク着用は個人の判断に新型コロナの流行初期からマスクの着用については日本国内では義務ではなく、屋内での装着を「推奨」という位置づけでした。 これが明日からは「個人の判断に委ねる」ということになります。 私自身は、各自がそれぞれの場面における感染リスクを理解し、マスクを着けるべき場面、着けなくてもよい場面が適切に判断できるようになることが重要であると思いますので、こうした政府の方針はとても良いことかと思います。 ただし、全ての人が適切にマスクを着ける場面、外す場面を理解することは難しく
政府は2023年5月8日から新型コロナを5類感染症に引き下げることを発表しました。 引き下げにあたって、マスクの着用については「屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねることを基本とする」という方針となったようです。 それでは私たちはマスクの着用についてどのように考えれば良いのでしょうか? マスク着用を「個人の判断に委ねる」という政府の方針は正しいのか?新型コロナの流行初期からマスクの着用については日本国内では義務ではなく、屋内での装着を「推奨」という位置づけでした。 ですので、個人の判断に委ねるというのは、これまでの方針と大きな齟齬はないのではないかと思います。 私自身は、各自がそれぞれの場面における感染リスクを理解し、マスクを着けるべき場面、着けなくてもよい場面が適切に判断できるようになることが重要であると思いますので、「5類になったら屋内のマスクは廃止」などとするよりは、こういった個人の判
新型コロナ対策として行われてきたマスクの着用について、着用義務が解除されたアメリカの学校で、子どもや教職員での感染が大きく増えたとする研究結果をハーバード大学のグループがまとめました。マスクの着用には感染者数を抑え、子どもたちの欠席日数を減らす効果があるとしています。 この研究はハーバード大学などのグループが行い、国際的な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表しました。 グループはアメリカ東部のボストン周辺で、ことし2月に学校でのマスクの着用義務を解除した70の地区と、1教室当たり子どもの人数が多い傾向があり、着用義務を解除しなかった2つの地区の、子どもと教職員合わせておよそ34万人について感染の状況を比較しました。 その結果、着用義務を解除した地区では、およそ3か月半の間に感染した子どもや教職員は1000人当たり134.4人に上りましたが、着用を続けた地区では
日本は2週連続で世界最多の新型コロナ新規感染者数を記録しています。 これだけマスクを着けている日本で感染者数が増えていることに関連して、マスクの効果に疑問を抱いている方もいるようです。 今、日本で新規感染者数が世界で最も多いのは、マスクの効果がないためでしょうか? 日本の新規感染者数は世界最多日本国内における新型コロナ新規感染者数および死亡者数の推移(Yahoo!JAPANより) 現在、日本国内では1日20万人を超えるペースで新規感染者数が報告されています。 日本、2週連続で世界最多 コロナ新規感染者数、全体の2割占める 世界各国の新型コロナ新規感染者数の推移(Our World In Dataより) 確かに7月以降、日本の新型コロナ新規感染者数は急激に増加しており、欧米や東アジア諸国と比べても多くなっています。 これまで新規感染者数・死亡者数を低く抑えてきた日本でここまで新型コロナが拡大
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が世界中に広がる中、感染拡大を抑えるために各国でマスクの着用が推奨されています。このマスクに関して「マスクの有効性は広く研究されているものの、マスクに付着した細菌や真菌による潜在的な衛生問題についての報告はほとんどない」という点に着目した近畿大学の朴雅美氏らが、マスクに付着した細菌や真菌を定量化する研究を行いました。 Bacterial and fungal isolation from face masks under the COVID-19 pandemic | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-022-15409-x 朴氏らは109人の参加者を対象にアンケートを実施し、マスクの種類と使用期間に関する情報を収集。不織布マスクやガーゼマスクなどさまざまな種類のマスクが流通している
新型コロナウイルス感染症を防ぐためのマスクの着用について、推奨される場面や条件の見直しが進んでいます。新型コロナウイルスの感染経路と不織布マスクの性能について改めて見直しておくことは、安全かつメリハリのある活用のために有益です。 見直そう① 【新型コロナの感染経路】 ① 鼻や口から出る微粒子(水分がほとんどない軽いつぶ)を吸い込む 声を発している人の近くは、屋内外を問わず、微粒子の濃度が濃いために吸入のリスクが高まる。発生源から離れるほど気流で薄まるので吸い込むリスクは下がる。換気が悪い空間では離れた場所でも吸い込むことがある。 ② 鼻や口から出る飛まつ(水分を含む重いつぶ)が目に入る 声を発している人の近くで起こりやすい。 ③ ウイルスで汚染された環境に触れた手で目、鼻、口に触れる この経路での感染は比較的少ないと考えられている。 https://www.who.int/news-roo
シャープのマスクに延々と当選し続けてるんだけど メールの配信停止の方法がわからない
【ニューヨーク=野村優子】米疾病対策センター(CDC)は30日、東部マサチューセッツ州で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、感染者の4分の3がワクチン接種者だったことを明らかにした。ワクチンは重症化を抑えるが、この分析が接種者のマスク着用を促す方針への転換につながったと説明した。マサチューセッツ州バーンスタブル郡で7月に発生したクラスターを分析した。局地的にみれば、ワ
新型コロナウイルス対策に欠かせないマスクについて、政府は感染力の強い変異ウイルスにも警戒が必要な中、日本産業規格=JISを定めることになり、今後、飛まつを防ぐ効果や通気性などで一定の性能を満たす製品であることを表示して、販売できるようになります。 新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクが必需品となり、国内では、海外製品の輸入が急増し、布マスクも含めたさまざまな製品が流通していますが、品質に関する公的な規格はこれまで整備されていませんでした。 政府は、感染力の強い変異ウイルスにも警戒が必要な中、一定の性能基準を満たしたマスクの製造と販売は消費者の安全安心につながるとして、マスクの日本産業規格=JISを定めることになりました。 規格では、規定された方法で試験を行い、飛まつなどを防ぐ効果や通気性などで一定の性能を満たしていれば材料や形状は問わないとしていて、一般向けのマスクは、飛まつ、微粒子、花
顔の相当部分を隠してしまうマスク。どんな心理学的な意味を持ち、子どもの発達にはどんな影響がありそうか――。顔と身体表現の実証的な研究を通して、文化的な多様性を考える新学術領域研究「顔・身体学」の領域代表で、中央大学教授(心理学)の山口真美さんに聞いた。 【合わせて読む】仮面から始まった、マスクの歴史 ――欧米ではマスク着用に反対する運動も盛んですが、日本ではそれほど抵抗感がないように思います。 マスクへの抵抗感や慣れは、国というか文化によって違います。顔・身体学での成果が絵文字の表情、感情は、日本では目で、欧米では口で表しています。 2018年の平昌冬季五輪で、チェコの女子スノーボード選手がスキーで思いがけず優勝した時、ノーメイクをサングラスで隠して記者会見に臨みました。新型コロナの流行前から、女性がノーメイクを隠すのに日本ではマスク、欧米ではサングラスを
昨年12月、国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)のスーパーコンピューター「富岳」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーションが発表された。 これによれば、感染していればウイルスを他者にうつす可能性のある「吐き出し飛沫量」のカットは、不織布マスクで約80%、ウレタンマスクは約50%。うつされるかもしれない「吸い込み飛沫量」は、不織布が約70%、ウレタンは約30~40%しかカットされないらしい。 以来、街中や電車内でウレタンマスクをしている人を注意する、「ウレタンマスク警察」と呼ばれる人まで現れていると報じられている。行き過ぎた”警察行為”は厳に慎みたいところだ。 しかしながら、専門家からは「ピッタリ装着できるウレタンマスクは脇漏れしないものの、不織布は脇が開いている人が多いので(効果は)あまり変わらない」といった意見も。口元がゴワゴワせずつけやすく、色も選べてファッショナブルな
LIFE STYLE | 2021/01/20 アンチマスク派のコロナ陰謀論者がコロナに感染。病床から訴えるマスク着用の重要性 文:汐里 新型コロナウイルスの感染拡大が進み、16日には亡くなった人が世界全体で累計200万人。にもかかわらず、「コロ... 文:汐里 新型コロナウイルスの感染拡大が進み、16日には亡くなった人が世界全体で累計200万人。にもかかわらず、「コロナは風邪」「マスクは無駄」だと主張する人々が絶えない。 そんな中、コロナ陰謀論者の男性が投稿した1本の動画に今、注目が集まっている。訴えるメッセージから、いまだ終息が見えないコロナウイルスとの向き合い方について考えてみてほしい。 マスク着用の店員をバッシングした過去 アメリカ在住のチャック・ステイシーさんは、マスク着用に反対する、いわゆる「アンチマスク派」だ。 昨年5月には、地元のドーナツ屋の店員がマスクを着用していることに
※編集部1月19日午後追記:午後3時過ぎの本記事の執筆者が、本人プロフィールにも記載されたピーチ航空事件において、機長らの指示に従わずに旅客機の運航を妨げた威力業務妨害などの疑いで大阪府警に逮捕されたことが判明しました。編集部として、これを重く受け止め、同容疑者が「マスパセ」としての主張を記載した昨年12月13日の記事を取り下げます。 ※編集部1月19日午前追記:19日の報道で、本記事が取り上げた受験生(49歳)が不退去容疑で警視庁に現行犯逮捕されていたことが判明しました。本文中に言及のある通り、本文執筆時には知り得なかった情報であり、記事執筆の前提条件が変わっていることにご留意ください。 大学入試共通テストで、マスク着用問題による不正行為失格が発生した。 受験生の人生をかけた入試の場で、運営者側のマスク要請による理不尽な不正認定が行われたことは極めて遺憾である。大
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