民主党代表選の討論会で議論する菅直人首相=2日午後、東京都千代田区、葛谷晋吾撮影民主党代表選の討論会で議論する民主党の小沢一郎前幹事長=2日午後、東京都千代田区、葛谷晋吾撮影 民主党代表選に立候補した菅直人首相と小沢一郎前幹事長は2日、東京都内で日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。「首相の資質」が焦点となり、菅首相は「カネにまみれた政治文化を変える」と宣言。小沢氏は当選すれば首相に就任すると明言し、「政治とカネ」の問題については「私は逃げない」と語った。 小沢氏は「議院内閣制で最大与党の党首が首相を務めるのは当たり前」と強調。首相と党代表を分離する考え方を「もってのほか」と否定した。健康については「首相という職責は十分知っている。健康的には十分やり抜ける」と語った。 自らの資金管理団体の土地取引事件には「謙虚に受け止めている。私自身責任も感じている」としつつ、「1年余の強制捜査に