■『やる気が出ない』という人類普遍の問題に直面した

やる気が出ない。

俺はいわゆる弱者男性だ。

客観的にみても不幸だと思うし、自己肯定感はまったくゼロで。

いい加減追い詰められるのも飽きてきたし、自分を変えなきゃと思ってる。

一歩を踏み出すときだと。

だが、やる気が出ない。

これは人類普遍の問題だと思う。

「明日できることを今日やるな」いにしえの賢人の金言だ。

俺が物申すのもおこがましいが。

しかし実際には多くの人間が、事態が取り返しのつかないターニングポイントを越えるまで、やる気が出なかったはずだ。

切羽詰まる前に運良く転がり出せたのは、ほんの一握りだろう。

だから、自由意志が無事なうち、動けるあいだに動かなくちゃいけない。

でも、やる気が出ない。

ストラテラとかいう魔法の妙薬があると聞いたが、しかし調べてもらったら俺はADHDではなかった。

うつ病 でもなかった。

一般の連中と同じく。

ごくごく普通の、人生が一時停止した状態。

ただただ、やる気が出ない。

数少ない年上の知り合いに相談したら

「いいからやれ」

とかいうパワハラを受けた。

ポジション・トークをしやがって・・・。

そりゃアンタは、やろうと思ったらやれる人間なんだろ。

そういう脳と身体のスペックでいいよな。

「無理は嘘の言葉なんです」に酷似したマウンティングにため息をつく。

まず最初の心構えが備わってない気がする。

やる気のチュートリアルをスキップしちまったような。

モンスターボールも持たずに藪に迷い込んだような。

Permalink | 記事への反応(7) | 23:10

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