「今どきのマンガは」みたいな話が流れてきたので便乗
昔と今の最大の違い
昔は連載漫画でも続きを引っ張りすぎず、むしろ短くしっかり話がまとまるほうが良かった
読み捨て前提だから、週刊誌をその号だけ買っても話がわかる、その回だけで面白い、というのが価値観として上位にあった
今はとにかく引っ張って続きが気になるようなのが良い、という価値観が徐々にのし上がってきて
そのための技術も洗練され、話が終わらなくなった
韓国の作家とか盛り上げポイントを絶え間なく入れてるのに話の切れ目が全然ない
(今期のアニメ化で盛り上がってるダンダダンあたりの途切れなさは、たぶんウェブトゥーン的な途切れなさを日本のマンガに取り込むみたいな狙いがあったんじゃないかと思ってる)
個人的には昔のがいい。話を引っ張りすぎると途中から読んでも何をやってるのか分からない
そういう「引っ張りすぎて途中から見てもわかってるやつしか面白くない」の究極系がヒーロー物のアメコミで、日本のマンガにああはなって欲しくない
100巻以上が当り前、XXX編のエピソードだけ読もうと言って単行本10冊以上渡されるなんてのは数タイトルだけあればいい
雑誌の3割ぐらいはその号だけつまみ食いしても楽しめる内容であって欲しい。こち亀のない今のジャンプ無理
そういう意味で萌え4コマはすごくよかったし、短めエピソードで刻んできてたサンデーの立て直し路線は好き
フリーレンなんかも一部の長編エピソード以外は短いのがすばらしい