ThinkStation P320 Tinyとは？ わかりやすく解説

ThinkStation P320 Tinyとは、レノボが発表した省サイズのワークステーションである。2017年7月20日に発表され、同日に販売が開始された。

ThinkStation P320 Tinyは縦・横のサイズがそれぞれ18センチメートル前後、厚みは3.5センチ程度という小型の筐体ながら、CPUが最大3.40GHz、メインメモリは最大32GB、ストレージは最大最大2TBという高いスペックを誇る。レノボによれば、ThinkStation P320 TinyはISV認証済みワークステーションとしては世界最小のモデルになるという。グラフィックス性能は、CPU内蔵グラフィックスと、別途搭載されたNVIDIAのグラフィックスカードにより、4K6画面の出力を実現する。

ThinkStation P320 Tinyの本体側面には手軽に開閉できるメンテナンスカバーが設置されており、メモリおよびHDDの換装が容易にできるようになっている。光学ドライブは搭載していないが、「ThinkCentre Tiny」シリーズのオプション品として販売されているDVDスーパーマルチドライブが装着できる。光学ドライブに限らずVESAマウント・ブラケットをはじめとするThinkCentre Tiny向けの純正アクセサリーはほぼThinkStation P320 Tinyでも使えるという。