Météor計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 13:48 UTC 版)
「パリメトロ14号線」の記事における「Météor計画」の解説
パリ初のメトロ路線の1号線はセーヌ右岸を東西に結ぶ路線であり、この軸はパリでもっとも重要な交通路の一つであった。1977年には1号線とほぼ並行して郊外へ直通するRER A線が開業したが、利用客は増える一方であり、その混雑が問題となっていた。 そこでRATPは1987年に東西高速メトロ(METEOR)の計画を発表した。これはパリ西部のポルト・マイヨーから南東部のメゾン・ブランシュまでサン・ラザール、シャトレ、リヨン駅を経由して結ぶものである。サン・ラザール-リヨン駅間については北駅、東駅、レピュブリック広場経由で結ぶ案(METEOR2) もあった。またフランス国鉄ではこれとは別にRERの新路線EOLE(Est Ouest Liaison Express、東西連絡急行)の計画があった。これはサン・ラザール駅地下から都心部を通ってRER A線東部の分岐の片方へ直通するものである。1989年10月にフランス政府はMétéorの建設を決定した。またEOLE計画はRER E線として実現することになった。同年11月にはサン・ラザール - トルビアック市街化規制区域(現ビブリオテーク・フランソワ・ミッテラン駅)間の建設計画が定められた。
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