Itaniumとは? わかりやすく解説

Itanium

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 03:15 UTC 版)

Itanium(アイテニアム)は、インテル2001年にリリースした、64ビットマイクロプロセッサヒューレット・パッカード (HP) と共同開発した高性能サーバ向けの命令セットアーキテクチャであるIA-64を初めて採用した。




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Itanium

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ステータスレジスタ」の記事における「Itanium」の解説

Itaniumでは、従来のようなステータスレジスタ存在しないというのもEPICアーキテクチャによって、複数命令同時に並行して実行するため、単一ステータスレジスタでは結果保持することができないためである。そこで、Itaniumでは64ビット幅で各ビット汎用のフラグとして使えるプレディケートレジスタを用意している。この使用方法次のうになる比較命令何らかの比較を行う。レジスタ間あるいはイミディエート値とレジスタ大小比較ができる。 比較命令では比較結果2つのプレディケートレジスタに格納する一方セットされれば、もう一方クリアされる。 各命令は、必ずチェックすべきプレディケートレジスタを指定するチェックすべきプレディケートレジスタが 0 の場合、その命令実行しない条件分岐もプレディケートレジスタを指定し、その値によって分岐するかしないかを決定するこのように、プレディケートレジスタを使うと、基本的にひとつのプロシージャ(サブルーチン)内では分岐命令使わずに済む。これにより、分岐によるパイプライン乱れを減らすことになり、高速化寄与するC言語if文then 部と else部を同時に実行するようなものだが、たとえばelse部が非常に短い場合存在しない場合then部を通る場合はよいが、通らない場合には実行しない命令をずっと実行ユニット送り続けることになるため、分岐したほうが有効な場合もある。 なお、ItaniumのIA-64モードでは前述のとおりだが、IA-32モードでは従来とおりPentium当のステータスレジスタ存在する

※この「Itanium」の解説は、「ステータスレジスタ」の解説の一部です。
「Itanium」を含む「ステータスレジスタ」の記事については、「ステータスレジスタ」の概要を参照ください。

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