GPX (曖昧さ回避)
- GPX - 「GPS eXchange Format」の略語。GPS装置やGPSソフトウェアなど、アプリケーション間でGPSのデータをやりとりするためのデータフォーマット。
- GPX (雑誌) - 山海堂が発行・配信していたF1専門雑誌。正式名称は『F1 Grand Prix Xpress』。
- G・P・X - 小池一夫の原作と池上遼一の作画による漫画(劇画)作品『傷追い人』に登場する組織。正式名称は「God Pornographic X-rated film」。
- グルタチオンペルオキシダーゼ - 主な生物学的役割が酸化的損傷からの有機体の保護であるペルオキシダーゼ活性を有する酵素ファミリーの一般名。略号「GPX1」。
- カワサキ・GPX - 川崎重工業が1980年代から2000年代まで製造していたオートバイのシリーズ車種(GPXの名称で販売されていたのは1990年代まで)。
- GPX - タイ王国のバイクメーカー。
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラ - 「Future GPX Cyber Formula」。
G・P・X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 07:07 UTC 版)
各国の要人や政財界の大物を顧客に、一流のスターやスポーツ選手の男女が出演するポルノフィルムを制作、販売していた謎の組織。出演者候補に選ばれた者は事前に個人情報や弱みを握られており、脅迫同然に出演させられている。圭介は出演を拒否したことによる報復によって無実の罪で投獄された上、その過程で夏子と実母を喪い、復讐へと身を置くこととなる。 G・P・Xとは“God Pornographic X-rated film(ゴッド・ポルノグラフィック・エックス-レイテッド・フィルム)”の略称。しかし、この名は組織の実態を隠すための表向きの名称で、真の名称は“Great Person-X(グレート・パーソン‐エックス)”という。 真の役割はCIAの一機関として世界各国の要人や政財界の大物などといった最重要人物をリストアップし、これを管理・監視、場合によっては暗殺することにあり、ポルノフィルムの制作・販売はその人物達を顧客として把握するための手段にすぎなかった。統括権限はCIA長官であり、その事実をホワイト大佐が対決の末に残したテープに告白記録した音声を聴き、圭介は愕然とする。 また、G.P.Xの真の正体を知っていたのはCIA長官、ホワイト大佐のみで、カルロやジジですら真の正体を知らされていなかったが、圭介がその正体を知った時には、G・P・Xは既に解体されていた。 カルロ・ザンビーノ 声:小林勝彦 フィルム制作部門を統括するG・P・XのNo.2。コーザ・ノストラの一員でG・P・Xも関連組織と思われていたが、実際には無関係でカルロ自身も実態は知らされていなかった。彼のファミリーは後に圭介が受け継ぐことになる。 ジジ 声:高島雅羅 カルロの愛人で数多のフィルムを手がけていたG・P・Xの女監督。圭介とペギーの絡みを撮影中に欲情し圭介に抱かれるも、すべて仕組まれた罠であり、圭介が頭部に仕込んでいたモルヒネ・ゼロ号(ヘロイン生成過程でできる産物)を陰部に塗りこめられたため、カルロに切り捨てられて殺された。 ドク(アニメ版ではティーチャー) 声:二又一成 組織の上層部が送り込んだ殺し屋。ミスティに暗殺術を教え込んだ張本人。 ホワイト大佐 声:稲葉実 G・P・Xが送り込んだ最後の刺客で、ゲリラ戦のエキスパート。戦場の魅力に取りつかれた退役軍人で組織された“クラシック・アーミー”を率いて圭介たちを窮地に追い込むも、計略に嵌った副官のジョーの失策から全兵士を敵に回す事態に陥る。ジョーに対して公開リンチ(ただし互いに申し合わせたもの)を行い事態をおさめるものの、統率が取れなくなったと判断したホワイトは部隊の解散を宣言。その後ジョーとともに圭介たちのもとに乗り込み対決する。その際にG・P・Xの正体を語ったテープを遺しており、圭介は驚愕の真実を知ることになる。 ジョー ベトナム時代からのホワイトの部下で、“クラシック・アーミー”の副官を務める大柄なアメリカインディアン。圭介のアジトを包囲するも、兵士たちの心理を利用した圭介の策略に嵌りヘリを撃墜。全兵士から憎悪を受け、解散を余儀なくされる。その後、ホワイトと二人だけで圭介たちの元に乗り込み、ミスティと対決するも敗死。ちなみに、2人とも戦争中にベトコンから受けた拷問により男性器を切り取られている。
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