引とは？ わかりやすく解説

1. 反物類、万引のこと。〔一般犯罪〕
2. ①犯罪者を窃盗目的の場所へ案内するもの。又はその行為。②詐欺賭博、スリのこと。③裁判所のこと。「引き出」の意より。④股引。

分類 犯罪

1. 飲むこと。或は窃取する事をいふ。
2. 帰る。のむ。用例「きすをひく」（酒をのむ）〔香具師・不良〕
3. のむこと。帰ること。或いは窃取することをいう。例「きすをひく」は（酒をのむ）こと。

分類 香具師／不良

1. 飲ムコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・茨城県〕
2. 酒を飲むことをいふ。引と飲とは字音相通ずる故に飲む事を引くといつたのである。〔役者語〕
3. 飲む。（酒などを）。
4. 〔不・犯〕酒などを飲むといふこと、「引」と「飲」との字音相通ずるところから出たものか、「キスをヒク」といへば酒を飲むことである。
5. 飲む事を云ふ。引の音はいん飲の音もいん、之等相通ずる故、（此の語は犯罪語も用ゆ）。
6. 飲む。帯広　香具師又不良仲間。
7. 酒をのむことをいう。〔芸能（俳優）〕
8. 飲むこと（酒類）。乾田に引き水をしてうるおす（潤す）ことより口をうるおす意でこの語あり。〔香〕

分類 不／犯、俳優、役者、役者語、茨城県、香、香具師、香具師、不良仲間

1. 脚袢、股引類。〔第二類　人物風俗〕
2. 股引。脚袢。「股引」の略。

1. 同上（※「ひで」参照）。〔第二類　人物風俗〕
2. 犯罪者を窃盗目的の場所へ案内するもの。又は其の行為。或は其の犯罪教唆者をいふ。

1. 数人共謀シテ、其手段又ハ方法ノ上ニ於ケル詐欺的賭博。〔第三類　犯罪行為〕
2. 詐欺賭博。掏摸の事を云ふ。

1. 本類「まんびき」同意。〔第三類　犯罪行為〕
2. 万引。弘前　強窃盗仲間。

分類 強窃盗仲間

1. 裁判所。〔第五類　一般建物〕
2. 裁判所。
3. 裁判所を云ふ。「引出す」の意よりか。

分類 ルンペン／大阪

1. 宿引、客引などの略。

分類 俗語

1. ⑴芸人仲間で二の数のこと、引き合う意から出た語。⑵花合戦の順番で最後の順に当つたもの。⑶〔犯〕万引の略語。
2. ①万引のこと。②詐欺賭博に相手客を「敷」に連れこむこと。「おびき」の略。

分類 犯罪者

1. 詐欺賭博に相手客を「敷」に連れこむこと。及其の者をいふ。「おびき」の略か。