勺とは? わかりやすく解説

しゃく【×勺】

読み方:しゃく

人名用漢字] [音]シャク(漢) [訓]くむ

わずか。少量。「勺飲」

[補説] 平成22年2010常用漢字表から削除人名用漢字追加された。


しゃく【×勺/夕】

読み方:しゃく

尺貫法容積単位。1合の10分の1。約0.018リットル。せき。

尺貫法面積の単位1坪100分の1。約0.033平方メートル

登山路程で、1合の10分の1。全行程100分の1


せき【×勺】

読み方:せき

⇒しゃく(勺)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 10:20 UTC 版)

勺(しゃく)
尺貫法
体積
SI 約18.039 mL(日本)
10 mL(中国)
定義 (1/10) 合
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(しゃく)は、尺貫法における体積単位である。

の10分の1、の100分の1と定義される。日本では1升=約1.8039リットルであるので、1勺は約18.039ミリリットル、中国では1升=1リットルであるので、1勺は10ミリリットルとなる。

「勺」は元々、古代中国における、小さなコップの口縁に長い柄のついた酒をくむ用器のことであり、その容積が勺という単位となった。なお、柄が器の横または底部近くについたものをと言い、これは水をくむ用器であった。勺は升・合と関連づけられてその100分の1、10分の1とされた。

勺の更に10分の1の単位は、またはという。

近代の中国では、常用されていない単位であるが、メートル法での10mLに当たるセンチリットル(cL)に「勺」の字を当て「公勺」と称していたことがあり、市制の「市勺」も同じ値である。

面積の単位

合が面積の単位である(歩)の10分の1の意味にも使われるようになったので、勺も面積単位の合の10分の1(坪の100分の1)としても使われるようになった。

長さの単位

登山道の目安としての合の10分の1も勺という。ただし、これについては、同じ読みの長さの単位である(しゃく)と混同され、「八合五勺」と書くべきところを「八合五尺」と書かれているものも少なくない。

外部リンク


勺(しゃく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 15:19 UTC 版)

登山用語一覧」の記事における「勺(しゃく)」の解説

登山道到達目安を示す単位で、1合を10分けた単位。主に富士山用いられる

※この「勺(しゃく)」の解説は、「登山用語一覧」の解説の一部です。
「勺(しゃく)」を含む「登山用語一覧」の記事については、「登山用語一覧」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 08:27 UTC 版)

発音(?)

熟語


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