ぞく‐せい【属性】
属性 [attribute]
属性
【英】attribute
HTMLなどにおいて,開始タグの中に値(value)と共に記述されて,各要素の性質を定義する文字列のこと。代表的なものとしては,「alt属性」や「align属性」などがある。HTMLでは大文字,小文字の区別はないが、XHTMLでは大文字、小文字は区別され、標準ではすべて小文字で定義さている。同じタグでも属性の違いによりさまざまな働きをするため、タグとともに属性の内容を把握することが重要となる。
属性
【英】attribute
個々のファイルやデータに関する固有の情報、特性のこと。具体的には、レコードの場合の形式やレコード長、データ名、ボリューム識別番号、用途、作成日などが属性にあたる。MS-DOSのファイルでは、システム属性、アーカイブ属性、リードオンリー属性、隠し属性の四種類がある。
属性
【英】attribute
属性とは、(1)HTMLなどにおいて、開始タグの中に値(value)と共に記述されて、各要素の性質を定義する文字列のこと、あるいは(2)個々のファイルやデータに関する固有の情報、特性のことである。
(1) HTMLなどにおいて、開始タグの中に値(value)と共に記述されて、各要素の性質を定義する文字列のこと。代表的なものとしては、「alt属性」や「align属性」などがある。HTMLでは大文字、小文字の区別はないが、XHTMLでは大文字、小文字は区別され、標準ではすべて小文字で定義さている。同じタグでも属性の違いによりさまざまな働きをするため、タグとともに属性の内容を把握することが重要となる。 (2) 個々のファイルやデータに関する固有の情報、特性のこと。具体的には、レコードの場合の形式やレコード長、データ名、ボリューム識別番号、用途、作成日などが属性にあたる。MS-DOSのファイルでは、システム属性、アーカイブ属性、リードオンリー属性、隠し属性の四種類がある。属性
処理と製表をする前のデータは通常、生データ 1ないし未加工データ 1と呼ばれ、処理と製表をした後のデータは基礎データ 1ないし第一次データ 1と呼ばれる。基礎データは通常、統計表 4の形でまとめられた絶対値 3の系列 2からなる。このような表のデータは通常、年齢や子供数といった特定の変数 5ないし変量 5に関して分類されたり、特定の属性 6ないし特性 6(すなわち性、配偶関係等)に関して分類されたりする。データがいくつかの変数ないし属性に関して同時に分類されるような表は、クロス集計表 7ないし関連表(分割表) 7と呼ばれる。要約表 8は個別表 9ほど詳細でない情報をもたらす。
- 1. データが分析単位としての個人(110-2)に関するものである場合、それはミクロ・データmicro-dataと呼ばれる。集計データaggregate dataないしマクロ・データmacro-dataは、たとえば国家や一国内の行政単位といった個人以外の分析単位に関するものである。ミクロ・データは実地調査(203-5)や人口動態登録簿の標本から得られる。ミクロ・データの新たな利用源としてセンサス公共利用標本census public use sampleがあるが、これは関心をもつユーザーの分析目的のために供せられるセンサスの個票から、系統抽出ないし無作為抽出した標本である。
- 7. 母集団内における単一の変数ないし属性の分布を示す表は、一般的に度数表frequency tableと呼ばれる。
ぞくせい 【属性】
属性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 15:34 UTC 版)
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属性(ぞくせい、英:attribute, property)は、一般にあるものに共通して備わっているとされる性質や特徴のことである。例えば物体の色や形、人間の能力(スキルやアビリティ)、素性、社会関係などである。属性は、多くの分野で使用される用語である。
スコラ学などの古典的なアリストテレスの系譜の哲学の用語法では、attributeは本質に属し、本質を構成する性質をいった。それに対し、propertyは本質には属さないが個体の有しうる、有している特性をいった。ただし、この区別は近世以後混交し、現代ではほとんど用いられなくなった。
現在では、哲学者によっては、たとえばattributeをその性質の類(たとえば色)、propertyをその性質の値(たとえば赤)とするなど、前述の古典的定義や語感を勘案しつつ独自の区別を定義する場合もあるが、一致した区別があるわけではなく、通用されることがほとんどである。
コンピュータ分野での例
コンピュータ分野における属性とは、資源そのものや利用を行うものの性質や権限などに応じて、設定されることが多い。例えば、ファイル属性、ユーザー属性などがある。
Windows, MS-DOSのファイル/ディレクトリ管理ではこの属性には「読み取り専用」「アーカイブ」「隠しファイル」などがある。プロパティとも呼ぶ。attribコマンドでファイルの属性を表示、変更することができる。属性一覧表示で現れるアルファベットの意味は、以下のようになる。
- R - 読み取り専用属性(Read-only file)
- A - アーカイブ属性(Archive file)
- S - システムファイル属性(System file)
- H - 隠しファイル属性(Hidden file)
Unix系オペレーティングシステムにおける属性については、ファイルパーミッションを参照。
関係データベース(リレーショナルデータベース)の関係モデル(リレーショナルモデル)における属性については、属性 (データベース) を参照。
コンピュータゲーム・TRPG分野での例
ロールプレイングゲーム(TRPG、CRPG問わず)やその他のコンピュータゲームでの属性という言葉はシステム的な意味で使用されることが多い。大別して二種類の用法があるが、両者を区別無く扱うゲームも存在する。
キャラクター
秩序(ローフル)・混沌(カオティック)・善(グッド)・悪(イビル)・中立(ニュートラル)・光(ライト)・闇(ダーク)、などというように、キャラクターの性格や価値観、所属グループなどを表す。属性が対立していると仲間にできない、あるいは何らかの問題が発生するなどのゲームシステムになっている場合が多い。英語の「アライメント(alignment)」の対訳。広義では種族(人間、エルフ、ドラゴン等)やキャラクタークラスも含む。属性(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を要参照。
性質
炎・氷・雷・突・斬・打・聖、などというように、攻撃や魔法に代表されるスキル、あるいはアイテム等に用いられるエネルギーの原理を象徴する相性。ゲーム中で使用される武器・魔法・スキルなどの多くには属性が設定されている。一方で敵味方のキャラクターには各属性に対する耐性が設定されており、使用した武器・魔法・スキルなどの属性と使用対象キャラクターの耐性の組み合わせによって効果の大小が変化する。キャラクターの耐性は防具の装備や魔法などの手段で変えることもできる。
- 属性が戦闘に与える影響の例として、炎は植物やアンデッド等に効きやすく、氷は炎系・爬虫類・両生類等に効きやすく、雷は機械系・水棲生物に効きやすく、水は砂漠の生物・炎系や雷系の一部に効きやすく、物理的な属性では打撃は硬い敵に効きやすく軟らかい敵に効きにくいといったものがある。
- 幽霊などの実態を持たない霊体には、通常の武器では攻撃が無効化されヒットしないため、霊体攻撃が可能な効果を持つ武器や、通常の武器に属性付与魔法(エンチャント、付与魔術、魔力付与、魔力付加など)やアイテムで一時的に武器に新たな属性を持たせることで攻撃が可能となるなど。
- アイテムを持ち呪文を唱えることでアイテムに隠された力が発動し、通常の使用より大きな効果や、通常の使用と異なる効果、魔法を習得していないキャラクターでも魔法を使用するなど。
- 属性には無属性という用語がありゲームによって「無属性という属性」として扱われたり「属性がない」という意味で扱われたりする。ゲームによっては「属性がない」パターンであっても「防御力(や魔法防御力)は高いが特定の属性が弱点の敵」がいる関係で疑似的な属性となる場合もある。
陰陽五行や四大元素、エレメンタルなどが属性システムの参考にされることが多い。これらの概念は漫画などでも利用されることがある。
その他の例
関連項目
- タギング (コンピュータ)
- フォークソノミー
- プロパティ
- 性質 (哲学) - 哲学における、ある事物が持っている特徴。
属性 (attribute)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/05 15:23 UTC 版)
「IDEF1X」の記事における「属性 (attribute)」の解説
エンティティの一部または全部のインスタンスに共通するプロパティ。属性は、そのエンティティの文脈におけるドメインの利用を表す。
※この「属性 (attribute)」の解説は、「IDEF1X」の解説の一部です。
「属性 (attribute)」を含む「IDEF1X」の記事については、「IDEF1X」の概要を参照ください。
「属性」の例文・使い方・用例・文例
- カーボンナノチューブの金属性
- 普通は、id属性とname属性に同じ値を割り当てます。(訳注:異なっていても構わないが便宜上同じ値を割り当てるという事)
- 人間に特有の属性.
- 金属性の[きんきん]声.
- 彼は合理性は人間の属性である[人間は生来合理的である]と断言した.
- 神の属性
- 全知全能は神の属性なり
- (肉体的特性と属性)の変化をするようになる
- 徐々に状態に移って、特定の性質か属性を呈する
- 食物の化学的属性を大幅に変えることなく、有害な微生物を殺す温度で、食物を部分的に殺菌すること
- 物理的な生きている状態から去り、生命を維持するのに必要なすべての身体上の属性と機能を失う
- 不当な正義と復讐心を愛する相容れない属性−ジョン・モーレイ
- 際立った特性、属性または特色のある
- 与えられた単語の参照を区別する組になった属性の使用
- 原因か出所への属性(責任または欠点)
- 心理学的力または物理的属性という手段でそのものまたはその人自身に直接向けられた
- 暗い金属性の光沢を持つ羽毛のある群居鳥
- 大きい草食の水生哺乳動物の2つの属性で、櫂の形をした尾にひれ足のような前肢があるが、後肢がない
- 属性、特性、知識、または技能を示す
- 一部になる、あるいは一属性になる
属性と同じ種類の言葉
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