トリクロロ酢酸
トリクロロ酢酸
トリクロロ酢酸(C2HO2Cl3)
トリクロロ酢酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 07:10 UTC 版)
トリクロロ酢酸 | |
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Trichloroethanoic acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 76-03-9 |
KEGG | C11150 |
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特性 | |
化学式 | C2HCl3O2 |
モル質量 | 163.4 |
示性式 | CCl3COOH |
外観 | 白色固体 |
密度 | 1.6 |
相対蒸気密度 | 5.6 |
融点 |
58 °C, 331 K, 136 °F |
沸点 |
198 °C, 471 K, 388 °F |
出典 | |
国際化学物質安全性カード | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
トリクロロ酢酸(トリクロロさくさん、trichloroacetic acid, TCA)は、酢酸のメチル基の3つの水素原子を塩素原子に置換したカルボン酸である。
性質
常温で白色結晶である。潮解性、腐食性を持つ。水によく溶けるほか、エタノール・エーテル類にもよく溶ける。カルボン酸としては酸性が強く、酢酸の約1万倍の強さである。日本では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
合成法
触媒の存在下、酢酸に塩素分子を反応させることで合成される。
トリクロロ酢酸と同じ種類の言葉
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