2024年12月5日(木)
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「サンデー毎日」のおすすめ記事を掲載します。
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牧太郎の青い空白い雲
その昔、大蔵大臣サマが「貧乏人は麦を食え」と言って大騒ぎになったのは、1950年の12月。当方「6歳」の頃だった。 当時、日本は緊縮財政が原因で大不況。(後に首相になった)池田勇人蔵相は、米価が高騰していた50年12月7日の参議院予算委員会で「所得の少ない方は麦、所得の多い方はコメを食うというよう
淑女の養生訓
顧客から暴言を吐かれたり、度を越した要求を突きつけられたりするカスタマーハラスメント(カスハラ)対策に国が乗り出した。企業に対し、雇用する人が働きやすい環境整備を法令で義務付けるという。 多くの人がカスハラで休職や退職に追い込まれている現状を踏まえれば国の対応は遅すぎるくらいだが、問題視されるよう
新・炉辺の風おと
先日、坂道の多い住宅街を歩いていたときのこと。十一月に入り、さすがに肌寒い日も出てきたが、その日は雲一つない青空で、家々の庭の植木の緑も久しぶりの陽光に照り輝いていた。そこへ後方からひらひらと空中を泳ぐように飛んできたのはナミアゲハ。若い、うつくしいアゲハチョウだった。けれどいくらなんでも十一月。
人間ドキュメント・季節の人たち
<新・季節の人たち> 紅葉はそろそろ落葉を迎える。その少し前、高尾山に出かけた。 高尾山口駅に降りると、駅改札から高尾山の登山口まで数百㍍が早くも渋滞だった。ケーブルカーとリフトの乗り場前は長蛇の列。乗り場横の特設ステージでは、民謡で和装女性が舞う。近くに立つ黄金色の銅像・北島三郎の歌のように「ま
これは、アレだな
谷川俊太郎さんが亡くなったことを教えてくれたのは、詩人の伊藤比呂美さんだった。十五日の金曜日の夕方だった。まだ、そのニュースはどこにも出ていなかった。 比呂美さんから来たのは、明日朝、谷川さんに一緒に会いに行かないかというメッセージだった。会いたかったけれど、原稿の締め切りが重なって無理だと返事を
「大阪もの」の書き手から社会派作家、そして国民作家へ 今年11月、作家・山崎豊子は生誕100年を迎えた。『白い巨塔』『華麗なる一族』『大地の子』など、社会と歴史と人間を濃密に描く劇的な物語は、いかに生まれたのか。その文学と映画化作品を深く知る伊藤彰彦氏が、「国民作家」の軌跡と必読作品を振り返る――。
校閲至極
過ごしやすい季節になってきました。各地で開かれるコンサート情報や映画・演劇紹介、ホテル・ビュッフェのこの時期限定のメニューなどについて書かれた原稿にも、秋の深まりを感じるのは私だけでしょうか。「ぜひ行きたい」「食べてみたい」という感情を胸に秘め、一つ一つの文章に向き合っていくと、いつもは用字・用語
「マイナ保険証」の利用率が15・67%(10月時点)と低迷する中、現在の健康保険証の新たな発行停止が目前に迫る。12月2日以降、マイナ保険証を持っていない人は医療機関を受診できるのか? 保険証の有効期限はいつまでなのか? などさまざまな疑問について荻原博子氏が徹底解説した。 多くの人が便利に使ってい
倉重篤郎のニュース最前線
アベノミクス、安保法制、歴史認識… 安倍晋三首相とは何者だったのか? 船橋洋一氏の新刊『宿命の子』上下(文藝春秋)は、安倍政権、その執政と戦略を、徹底的な取材で跡づける。安倍政治を反国民的なものとして批判してきた本誌と見方は異なるが、凡百の「安倍本」とは次元を異にする、事実に立脚した調査報道の結晶で
元サンデー毎日編集長のベテラン記者がときにユーモアも交えて、政治や社会問題にモノ申す辛口コラムです。
放送作家として「踊る!さんま御殿!!」などを担当。コメンテーターとしても活躍する山田美保子さんのコラムです。
毎日新聞デジタルの「淑女の養生訓」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。
元毎日新聞政治部長のベテラン記者が、各界の論客らと共に、政局や政策などの最前線を徹底分析します。
毎日新聞校閲センターの記者が、「校閲」の視点でさまざまな題材を面白く、あるいは深く鋭く解くコラムです。
文藝春秋で長くノンフィクションの編集者を務めた下山進氏が「2050年のメディア」を展望します。
「これは、アレだな」と思うことがありませんか? 作家の高橋源一郎さんが軽妙な筆致で描くコラムです。
早稲田大在学中からライター活動を始めた気鋭のジャーナリストが出会った人たちのドキュメントです。
「西の魔女が死んだ」などで知られる作家・梨木香歩さんが、日々の生活をつづります。
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