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bookとscienceに関するyosh0419のブックマーク (8)

  • 心をつくる - 池田信夫 blog

    経済学の依拠している功利主義は、独立した<私>がある財から得る<効用>を最大化すると想定しているが、このような素朴唯物論は心理学でも脳科学でも否定されている。書もいうように、そもそも私という存在が無数のニューロンの刺激を合成した錯覚であり、それが外部の物体を直接に知覚することもありえない。脳はまず外界のモデルをつくり、その予測を経験によって修正しながら知覚するのだ。 こうした知覚が意味として成立するには、他人との相互作用によってモデルを共有する必要があり、認識は源的に相互主観的だ――こうした認識論は100年前にフッサールが内省によって導いたものだが、最近の脳科学はそれを裏づけている。フッサールが地平と呼んだものが、脳内のモデルに対応している。こうした相互主観的な認識の成立する過程では、他人の気持ちを感じるミラーニューロンが重要な役割を果たす。 もう一つ重要な発見は、こうした知覚が身

  • DNA鑑定とは、DNAの一体どこを調べるのか?:日経ビジネスオンライン

    無期懲役の判決を受けた人が、DNA再鑑定で一転無罪となって釈放された(足利事件)。DNA鑑定とは、DNAの一体どこをどのように調べるのだろうか。この際DNAについて徹底的に理解しておこう。 ◇   ◇   ◇ 『DNA』上下巻(ブルーバックス) ジェームス・D・ワトソン アンドリュー・ベリー著 青木薫訳 上巻1140円(税別) 下巻1200円(税別) 講談社刊 人間や生物のすべての細胞の中にある遺伝子DNAが、二重らせんという構造を持っていることを突き止めたジェームス・ワトソンのDNAに関する書物である。 DNAはヌクレオチドと呼ばれる塩基の集合であることは分かっていた。しかし、分子の集合であるため、あまりに小さすぎて肉眼では見えない。しかも、その構造は単純なものだという洞察を、ワトソンと共同研究者であるクリックが見抜いたことから大発見の物語は始まる。 DNAを構成する基要素はヌクレオチ

    DNA鑑定とは、DNAの一体どこを調べるのか?:日経ビジネスオンライン
  • 【2ch】ニュー速クオリティ:教養として自然科学の勉強したいんだが、簡単な本教えろ

    天文なら。 まんが「星世界たんけん」「太陽系たんけん」「大宇宙たんけん」 子供向けなのに極めてるぜ。

    yosh0419
    yosh0419 2008/11/24
    これがFA>小学生時代に読んだ「ひみつシリーズ」の高校生になった時の役立ち度は異常
  • 「男らしさ」が寿命を縮める?~『がんで男は女の2倍死ぬ』 田中-貴邑冨久子著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン

    その昔、作家の野坂昭如が「男と女の間には、暗くて深い河がある」と歌っていた。男女間の理解しあえぬ隔たりにロマンを見出す曲なのだが、生き方の違いにセンチメンタルになったとしても、話が死亡率の懸隔に及べばどうだろう。感傷に浸る余裕もなくなるのではないか。 著によれば、日人の三大死因であるがん、心臓病、脳卒中による男性の死亡率は、女性のそれの2倍なのだという。男にとっては青ざめるようなオッズだ。 厚生労働省の調べによると、2005年の1年間で人口10万人あたりのがん死亡者は、全国平均で男性が593.2人、女性が298.6人。心臓病は2003年の調べで人口10万人に対して男性27人、女性13人。さらに脳卒中は10万人あたり男性67人、女性39人と、それぞれ約2倍の開きがある。 死亡率の2倍差という数値は衝撃的だが、著においてはあくまで枕である。さわりは疾病を男女ごとに診ていく「性差医学」とい

    「男らしさ」が寿命を縮める?~『がんで男は女の2倍死ぬ』 田中-貴邑冨久子著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン
    yosh0419
    yosh0419 2008/11/12
    「性差医学」について.思索の余地が少ないためか尹氏にいつものレビューの切れが見られない
  • 再生医療の最前線へようこそ~『iPS細胞』 八代嘉美著(評:栗原裕一郎):日経ビジネスオンライン

    南部陽一郎、小林誠、益川敏英三氏の物理学賞に下村脩氏の化学賞が続きノーベル賞フィーバーが巻き起こっているさなかの10月10日、京都大学の山中伸弥教授が、ウイルスを使わないiPS細胞製作に世界ではじめて成功したというニュースが流れた。 再生医療の実現に向けた大きな一歩と報じられたのだけれど、ウイルスを使わないことがどうして「大きな一歩」になるのか、即座に理解できるでしょうか。 iPS細胞は現在進行中の科学的イノベーションとしてはもっともホットなもののひとつだが、なにしろ生命科学の最先端であり、「クローンが出来ちゃうんでしょ、すごーい。それでES細胞と何が違うんですか?」といったアバウトな理解にとどまっている人が多いんじゃないだろうか。いや、自分がそうだったのだが。 そこで書である。一読すれば、技術的な仕組みとそれを支える生命科学のバックボーン、生命倫理問題および先端科学技術をめぐる特許争い

    再生医療の最前線へようこそ~『iPS細胞』 八代嘉美著(評:栗原裕一郎):日経ビジネスオンライン
  • ゴリラだって食べ物を分け合う。我々の『暴力はどこからきたか』 ~実は狩猟よりも農耕から、らしい:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 第二次世界大戦後、南アフリカでアウストラロピテクスの化石が発見され、周辺からはへこみのあるヒヒの頭蓋骨も見つかった。アウストラロピテクスの頭蓋骨にも打撃の跡が残っていた。 調査を行った人類学者は、植物と思われるアウストラロピテクスが動物の骨を用いて狩猟を行っていたばかりでなく、頭蓋骨に残る打撃の跡をアウストラロピテクス同士による殺し合いの証とする説を発表した。 「動物が能としてもっている攻撃性を人間は武器を用いることによって拡大し、殺戮者としての歴史を歩んで現代にいたっている」といった、人間の暗部を暴露するショッキングな説であったが、アカデミズムの範囲をこえ、人々の間で話題となった。 当時、ホロコーストを経験したヨーロッパは、その合理的な

    ゴリラだって食べ物を分け合う。我々の『暴力はどこからきたか』 ~実は狩猟よりも農耕から、らしい:日経ビジネスオンライン
  • 信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く (1/3)

    エネルギー保存の法則を無視して、無限のエネルギーを取り出せる。水に「ありがとう」と書いた紙を見せれば美しい結晶ができる……なんだかヨタ話のように感じるけれど、どこがおかしいのかよく分からない。 もしかしたら当のことで、しかもいいことを言っているのかも? 対処に困るそんな言説に対し「それはおかしい」と声を上げる活動をネット上で長らく続けてきた科学者がいる。大阪大学の菊池誠教授は、「科学的な装い」をまとって信憑性の低い言説をもっともらしく見せようとする動きを「ニセ科学」と名付け、警告する活動を行なってきた。 ニセ科学は増え続けている 活動の一環は、2006年3月の第61回日物理学会年次大会シンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」で発表され、新聞各社に取り上げられた。 2007年12月には名古屋大学で開催されたシンポジウム「ニセ科学・情報を見る学問の眼」の講師としても招かれるなど

    信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く (1/3)
  • 生物と無生物のあいだ - 池田信夫 blog

    20世紀は、ある意味では「物理学の世紀」だったといえよう。相対性理論や量子力学などの新理論、そしてそれを利用した原子爆弾や半導体などの新技術によって大きな富が創出されるとともに、その大規模な破壊も行なわれた。 こうした科学技術の驚異的な成功は、世界を操作可能にして人間を万物を創造する神のような位置に置き、人々は無意識のうちに物理学をモデルにして世界を見るようになった。自然科学は、質的にはすべて応用物理学となり、物理学をまねて対象を要素に還元して数学的に記述する方法論が主流になった。社会科学でも、経済学は自然科学の厳密性を装うため、古典力学をそっくりまねた一般均衡理論をつくった。 物理的世界では、原因と結果の間には1対1の対応関係があるので、現象は質的に単純だ。時間は可逆で決定論的であり、変化は静的な平衡(均衡)状態に至るまでの過渡的な撹乱にすぎないので、あらかじめ平衡状態を計算によ

    yosh0419
    yosh0419 2007/06/18
    エントリの趣旨に沿った議論を見たいのだけど,結局SNSに移行するしかないのかな
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