CIAの秘密基地でテロ アフガニスタンで米政府関係の施設に対するテロが立て続けに起きている。言うまでもなく、外交関係施設が集まる地域、とりわけ米国政府の関係する施設には、最大限の厳重な警戒体制がしかれている。しかし、その超厳重な警備の網をすり抜けて、反米武装勢力はテロを仕掛け、しかも成功させている。 9月10日、アフガニスタン中部のワルダク州にある米軍基地に大量に爆薬を積んだトラックが突っ込み、米兵77人が負傷し、アフガン人2人が死亡する自爆テロが発生した。またその3日後の9月13日には、首都カブールで武装勢力のメンバー数名が、建設中のビルから近くの米国大使館やNATO(北大西洋条約機構)軍司令部にロケット弾を撃ち込むという大胆な攻撃を行った。アフガン治安部隊はNATO軍の支援を受けて20時間近くもかけてやっと武装勢力を鎮圧した。 さらに9月20日には、カルザイ大統領を支える重鎮の一人で、