<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月29日 (火)時論公論 「排出量取引をどう考えるか」 (金子キャスター) 7月の洞爺湖サミットに向けて、日本でもEUが実施しているような温暖化ガスの排出量取引を実施すべきかどうかが、大きな争点として浮かび上がってきました。排出量取引とはどのようなものか。嶋津解説委員がお伝えします。 (嶋津解説委員) 地球温暖化対策の国際的な枠組み「京都議定書」の実行が、日本では今月からいよいよスタートしました。更に7月に開かれる洞爺湖サミットでは、2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組みである「ポスト京都」の交渉をどのように促進していくかが、サミット議長国・日本にとって重要な役割として期待されています。 こうした中で、日本がEUのような「国内排出量取引」を将来実施するかどうかをめぐって議論が高まっています。総理官邸に設けられた有識者に