【読売新聞】 約60年前に水俣病の原因がチッソ水俣工場が流した廃液であることを究明した実験小屋「ネコ実験の小屋」の修復作業が、25日から始まった。熊本県水俣市の「水俣病歴史考証館」に保存、展示されているもので、ネコを使った実験に関す
ユージン・スミスの「水俣」 映画『MINAMATA』が、全国の劇場で公開されている。制作・主演のジョニー・デップが演じるのは、写真家のユージン・スミスだ。 米国の写真雑誌『ライフ』で発表されてきたユージン・スミスの数多くの名作の中で、遺作となった「水俣」は最高傑作だろう。フォトジャーナリストとしての、私の生き方を決めることになったのもこの「水俣」の写真である。 ユージン・スミスとアイリーン・スミスが水俣で撮影した写真は、写真集『水俣』に収められている。豊かな海での漁、水俣病患者たちの日常の姿と原因企業「チッソ」との闘い……。これらを、深いモノクロームの世界として実に美しく描いているのだ。 とりわけ私が衝撃を受けたのは「入浴する智子と母」と題された写真だ。古くて薄暗い浴室で、母親が胎児性患者の娘を抱いて湯船に入れている。窓から差し込む柔らかい光がその2人を包み、母親は愛おしさに満ちた眼差しを
水俣病を世界に伝えた写真家、ユージン・スミスさんと水俣で暮らし、患者たちにカメラを向け続けたアイリーン・美緒子・スミスさん。「この映画は、水俣病も世界の公害問題も現在進行形なんだと、エンターテインメントを通して気づかせてくれる」
ジョニー・デップがキャリアをかけて、日本の公害病をテーマにハリウッド映画をつくった、と聞いたら驚くだろうか。公害病の名は「水俣病」。原因となった企業チッソの水俣工場から排出されたメチル水銀化合物を含む廃水により、多くの市民が中毒性中枢神経系疾患を発症した。 水俣病は1956年に公式に確認されて以来、過去65年間、チッソ、国、熊本県は水俣病の被害を矮小化し、抜本的な施策を行ってこなかった。水俣病と認定された被害者も身体的障害、社会的な偏見や差別に今もなお苦しんでいる。 こうした背景があるなか、ジョニー・デップが主演・製作をと務める映画『MINAMATA―ミナマター』が9月23日より公開される。 アメリカを代表するフォトジャーナリストの故ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏の夫妻(当時)が3年間にわたる水俣病の取材をもとにつくった写真集『MINAMATA』を原作に、ジョニー・デップ
実際に水俣を訪ねたアンドリュー・レヴィタス監督。「他の人の助けになるために、自分たちの物語を使ってくださいと、そう言われたんです。本当にすごいことだと思いませんか」
日本の四大公害と言われる水俣病を世界に伝えたフォトジャーナリスト、ユージン・スミスを描いた映画『MINAMATA』(9月23日公開、配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム)。 映画をめぐっては、水俣市長が制作段階で「負のイメージが広がらないように」などと議会で注文をつけ、先行上映会の後援を拒否するなどの事態も起きている。 こうした対応について、アンドリュー・レヴィタス監督はBuzzFeed Newsの単独インタビューに対し、「何が優先されているのか」「非常に悲しい状況」と苦言を呈した。 水俣病は、化学メーカー「チッソ」が海に垂れ流した水銀によって起きた公害病だ。公式確認は1956年で、汚染された魚などを食べた住民らが脳や神経を侵された。 患者やその家族は告発を続けたが、チッソは長年にわたってその責任を認めなかったため、被害が拡大。こうした状況を写真家ユージン・スミスが写真集「MINAM
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Ente
水俣病を世界に伝えた著名な米国人写真家の故ユージン・スミスさん(1918~78)を題材に、ハリウッド俳優のジョニー・デップさん主演で制作が進む映画について、熊本県水俣市の高岡利治市長は5日、映画の関係者から、市にメールが届いたことを明らかにした。市として協力する姿勢を示しながら、「負のイメージだけが広がらないように」と内容への要望も口にした。 メールの差出人は同映画のエグゼクティブ・プロデューサー。昨年秋、水俣市を訪れて水俣病患者らに会い、制作の意向を伝えていた。スミスさんは第2次世界大戦中、従軍カメラマンとして沖縄などの戦地を踏み、写真誌「ライフ」などで活躍。71年からはアイリーン・美緒子・スミスさん(68)と水俣に滞在。集大成の写真集「MINAMATA」で世界に衝撃を与えたことでも知られる。 市によると、メールは市長あてで2月22日に届いた。高岡市長は5日の市議会一般質問で映画について
美波&ジョニー・デップ 映画『ミナマタ(原題) / Minamata』より - (C) Larry D. Horricks 米俳優ジョニー・デップが実在の写真家ウィリアム・ユージン・スミスさんを演じて水俣病の問題を扱う新作『ミナマタ(原題) / Minamata』が、ベルリン国際映画祭(2月20日~3月1日開催)に出品され、同映画祭でワールドプレミアを行うことが決定した。現地時間14日、映画祭側が公式発表した。 24歳の美人ダンサーと破局したジョニー・デップ【写真】 本作はウィリアムさんと妻アイリーン・美緒子・スミスさんが共同で執筆した同名著書「ミナマタ(原題) / Minamata」を基にした映画。第2次世界大戦中にサイパン、沖縄、硫黄島で活動した写真家ウィリアムさんが、1970年代にライフ誌の編集長ラルフ・グレイヴスの依頼でチッソ水俣工場が引き起こした水俣病を取材し、その実態を暴いた経
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Ente
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く