実際にGoogleで「京都 デジタルアーカイブ」と調べてみると、京都府立京都学・歴彩館デジタルアーカイブが出てきました。京都の町歩きツアー「まいまい京都」で清水寺に幻の川があると知ったので、川が描かれた史料を探してみました。 すると、1737年に書かれた『洛東音羽山清水寺来験記』という本の中に、ちゃんと幻の轟川が流れているのを発見しました。探し方はキーワードに「清水寺」と入れるだけです。デジタル化される前は専門家しか見られなかった貴重な史料が、こうしてスマホでも簡単に見ることができて面白いですね。 ポイントは、調べたい人物や物事と関係が深い地域のアーカイブを選ぶことです。徳川家康だと、生まれたのは愛知県岡崎市。「岡崎市 デジタルアーカイブ」と検索すると、岡崎市立中央図書館が出てきました。 全国的に有名な人物でも、ゆかりのある地域でしか見られない資料があります。1つのアーカイブに限定せずに、
クルト・ラスヴィッツ賞受賞作『NSA』、山形浩生氏による解説を公開! 現代のネット環境の持つ抑圧的な側面を指摘する衝撃作 アンドレアス・エシュバッハのクルト・ラスヴィッツ賞受賞作『NSA』は、多くの皆様からの反響をいただいております。第2次大戦下のドイツで携帯電話とインターネットが発展していたという歴史改変SFです。ナチス政権のもと究極の監視システムが構築されるという絶望の時代を描いた作品です。 評論家の山形浩生氏に、解説を書いていただきました。下巻巻末に収録しているこの解説を全文公開いたします。 アンドレアス・エシュバッハ『NSA』上巻解説 評論家 山形浩生 ナチスドイツが第2次世界大戦で勝利したら、というのは歴史改変SFの古典的なテーマの一つではある。有名なところでは、かのフィリップ・K・ディック『高い城の男』が挙げられる。 ナチスドイツには、そうした妄想をかきたてる部分がある。特に
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)は、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難な資料を全国の公共図書館、大学図書館等(当館の承認を受けた図書館に限ります。)の館内で利用できるサービスです。 ※このサービスは、著作権法第31条第7項の規定を適用して行っています。また、著作権者・出版者団体などの関係機関で構成される「資料デジタル化及び利用に係る関係者協議会」で取りまとめた「国立国会図書館のデジタル化資料の図書館等への限定送信に関する合意事項」に基づいて運用しています。 国立国会図書館がデジタル化した資料は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録して提供しています。著作権保護期間が満了した資料、著作権者の許諾を得た資料等については、インターネットを通じて本文の画像を公開しており、どなたでも自宅のパソコン等から利用することができます。インターネットに公開して
第1話 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと 日暮里「パン屋の本屋」で店長をつとめる花田菜々子さんの連載です!タイトル通りのお話なのですが、(長いので通称「であすす」)おどろくことにこれは実話。修行のような、冒険のような旅路の果てに、花田さんがみた景色とは?!※ この連載は全8回を予定しています WEB版ロゴデザイン:山田 和寛(nipponia) ※2018年4月追記 こちらの連載が2018年4月18日に書籍として河出書房新社より発売されました。 書籍についての情報はこちらをご覧ください! また書籍化にかかわった方々へのインタビューを行っていますので併せてお読みください。 ①河出書房新社の編集さんと営業さんに話を聞きに行きました! ②ブックデザイナー佐藤亜沙美さんに話を聞きに行きました! ③イラストレーター内山ユニコさんに話を聞きに行きまし
by Alex Watson 1973年に設立され世界中の貴重な資料が集められている世界有数の図書館の1つ大英図書館がFlickr上に100万点以上の画像を公開しました。画像は17世紀から19世紀にかけての資料をスキャンしたもので、公開された地図・イラスト・風刺画・彩飾&装飾された文字・壁画などは全てパブリックドメインであり自由にダウンロード・利用することが可能です。 A million first steps - Digital scholarship blog http://britishlibrary.typepad.co.uk/digital-scholarship/2013/12/a-million-first-steps.html 実際にFlickr上で公開されている画像の例は以下から。 Flickr: The British Library's Photostream 以下は
誰でも自前の図書館を作れるWEBサービス「リブライズ」を使って、全国に600カ所以上の私設図書館が出現。新しい人の流れができはじめた。その取り組みからはネットとリアルを結ぶ「場づくり」の可能性が見えてくる。 お酒と本が一緒に楽しめる「森の図書室」 600カ所の図書館を創造 日本には3000カ所以上の公立図書館が存在し、蔵書数は4億冊を越える。しかしそれ以外にも、本棚はあらゆる場所に存在する。カフェや美容室、病院、オフィス、そして個人宅。これらの本棚をすべて図書館にできたら、どれほどの知識の共有や、人と人との出会いが生まれるのだろうか。 そんな「すべての図書館を本棚に」という、途方もない構想を実現するかもしれないサービスが、リブライズだ。パソコンとバーコードリーダーさえあれば、誰もが簡単に図書館を作ることができる。サービス開始から2年、カフェや街角に次々と新しい図書館が生まれている。その数6
早稲田大学を含む国内・海外の博士論文を探す方法を紹介します。 博士論文とは 博士論文(はくしろんぶん、はかせろんぶん)とは、博士学位を取得するために提出され受理された学位論文です。博士論文は、以下のように所蔵・提供されています。 論文が提出された大学の図書館等で所蔵 各国の国立図書館等で所蔵(日本の場合は国立国会図書館) 論文が提出された大学のWEBサイト(機関リポジトリ)などで無料公開 一般の書籍として販売 専門の業者による販売(主に北米の博士論文) 早稲田大学の博士論文 早稲田大学の博士論文は図書館(本庄保存書庫)で所蔵しており、ほぼすべてWINEで検索が可能です。2002年度以降の著者の許諾を得た論文、および2013年度以降のほぼ全ての論文は、早稲田大学リポジトリにて、Web上で公開されています。冊子体を利用する際は、本庄保存書庫から中央図書館やキャンパス図書館へ取寄せる必要がありま
Libron(リブロン)とは Libron は Amazon のページから素早く最寄りの図書館の蔵書を検索し、貸出予約ができる便利なツールです。 図書館蔵書検索サイト「カーリル」(https://calil.jp/)の提供する図書館(1400館以上の大学図書館を含む)に対応しています。 サポートのお願い 2010年よりLibronはオープンソースかつ無料で提供しております。継続して開発を続けるためには、使っていただいている皆さまからの支援が必要です。1杯のコーヒーという形でサポートをいただけると大変ありがたく思います。 ※ クレジットカードの明細には「合同会社つくる社」と表示されます。 更新履歴 3.0.18 - 2023/01/23 本以外の商品ページでも検索のローディングアイコンが表示されてしまうバグを修正しました。 3.0.17 - 2023
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