多くのサイクリストが、上りが苦手だという。なぜ?答えは簡単である。きついからである!しかし上り同様に、平坦でいかに速く走るか、これもサイクリストとして、特にレースに出場している皆にとっては重要なことだ。この改善ができるかどうかによって、先頭集団で走る側になるか、それとも先頭集団から脱落する立場になるかが変わってくる。 ファビアン・カンチェラーラがパリ〜ルーベで集団を置き去りにしたシーン、またはツアー・オブ・フランダースでトム・ボーネンが逃げたシーンを思い起こして欲しい。彼らはパワーを重点的に強化し、それにより平坦基調のレースで仕掛ける力をみにつけたのである。 ではどうしたらそのパワーを手に入れることができるのだろう。それは簡単な道のりではない。でもできることがある、まずはそこから始めてみよう。 アウターリングトレーニング 個人的にはあまり好きではないトレーニングだ。でも勘違いしない