陝西省でこのほど、現在発見されている中で最も古い洞穴式住宅群が発見された。この大規模な古代遺跡の発見により、洞穴居住の歴史が5500年前までさかのぼることになる。建築群の中から個人用の陶窯が発見されたことから、当時すでに私有財産の概念があったことがうかがえる。この陝西省高陵県楊官寨新石器時代遺跡の発見は13日、中国社会科学院によって2008年中国考古学6大新発見の1つに認定された。 陝西省考古研究院が最近行った大規模な発掘によると、これらの洞穴式建築遺跡は計17基あり、同省高陵県楊官寨村付近を流れる川辺の断崖に並んで分布しており、今から約5500年前の新石器時代のもので、遺跡の面積は約80万平方メートルに上るという。(編集SN) 「人民網日本語版」 2009年1月20日
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