地球環境保護のため、プラスチックの使用軽減が叫ばれている。プラスチックゴミによる海洋、河川汚染被害が日々報じられる中、世界各地で様々な運動が展開されている。 イギリスではプラスチック製のストロー、マドラー、プラスチックを芯の原料とする綿棒の販売を禁じる方針を明らかにした。日本でもレジ袋の有料化の義務付けする法案が提出されている。 他にも、近い将来「プラスチック・フリー」を目指して、世界各地で様々なエコ・アイデアが導入されているが、そのひとつとしてアジアのスーパーで行われているある試みが、不動産会社のスタッフのひとりが、偶然入ったスーパー「Rimping Supermarket(リンピン・スーパー
環境問題への取り組みのひとつとしてプラスチック製の容器や食器の削減が進む中、メキシコのBioFase社が斬新な使い捨てカトラリーを生み出したようだ。 使い捨ては使い捨てでも生分解性(物質が微生物によって分解される性質であること)のカトラリーとなっており、なんとその材料はアボカドの種である。 メキシコは世界有数のアボカド産地のためアボカドの種に困ることはなく、しかも本来であればゴミとして捨てられるはずのものだ。 それを資源として有効活用していてさらに生分解性ということで、環境に優しい商品として今後注目を集めそうな気配なんだ。 1年半以上の月日を費やして完成したアボカド種子カトラリー Biofase – organic plastics from avocado seeds アボカドの種からできたスプーンやフォーク、ナイフ、ストローは、湿度の高い場所を避けて未使用の状態ならば1年間保管が可能だ
税金で年間2兆円のごみ処理費クリスマスケーキ、おせち、恵方巻き・・・と季節商品の廃棄(食品ロス)が続いた。廃棄のたびに税金が使われている。 と書くと、「何言ってんの?事業者ごみは事業者が負担してるから税金なんて使われてないんだよ!」「どこに税金使われてるのか説明しろ」と絡んで来る方が、毎回、登場する。 Twitterでは匿名で来る方がほとんどだ。コンビニ関係者の方まで「税金なんて一切使ってない!事業者(だけ)が払ってんだよ!」と書いて来られた。一般の方ならともかく、食品事業に関わる方まで、小売や外食からの食品ロス処理に関し「税金投入ゼロ」と誤解している事態は、尋常ではない。 何事に関しても、100%の理解は求められず、誤解されるのは避けがたい。が、ここまで誤解が広がっているからこそ、食品ロスは「企業が悪い」と叫ぶだけで、コンビニ・スーパー・百貨店・外食で起きる食品ロスが、消費者にとって「他
コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、3月から「ファミマこども食堂」を全国約2千店で始める。イートインスペースを活用して子どもに食事を提供するほか、住民がコミュニケーションできる場にすることで地域の活性化につなげていきたいという。 1日発表した。対象は店の近くに住む子どもや保護者で、小学生以上は保護者の同意があれば1人で参加できる。1回約10人で料金は小学生までが100円、中学生以上は400円。弁当やデザート、飲料を提供する。レジ打ちなどの体験イベントも実施する。 2018年度に東京、神奈川、埼玉の5店で試験的に開催したところ、「みんなと仲良く話せてよかった」などと好評だったため、全国に広げて実施することにした。こども食堂ネットワーク事務局の担当者は「食材や調理器具、資金を提供する企業は増えているが、全国展開する企業が自分たちで主体的に取り組むのは初めてではないか」としている。 子
高香園の、お茶づくり。 高香園は、お茶を「つくって」います。 まず土壌をつくり、そこに茶の木を自家栽培し、 ひとの手でていねいに手摘みした茶葉を、 園主の技術と経験で香り高いお茶へと仕上げ、お客さまに 「また飲みたい」「まいにち飲みたい」と思っていただく。 そこに至るすべてにおいて、力と心を尽くす。 それが、高香園のお茶づくりです。 美味しい一服は、 まず土から。 あたりまえではありますが、茶の木も植物です。 できあがるお茶の味には、 木が根を張り育つ土壌の質が深く関わります。 目指す美味しさのために、高香園はまず、 土づくりからこだわり、有機肥料を用い、農薬は控え、 剪定をせず、できるだけ自然の叡知にまかせて、 茶の木を自家栽培しています。 ひとの手しごとが、 味を分ける。 新茶の季節。高香園の茶畑は、地元の女性たちの 楽しげな声でにぎわい、陽ざしをたっぷり浴びた 茶葉の胸のすくような香
1980年代頃から、貧困層の子供たちは富裕層の子供たちよりも太る傾向にあった。その要因の一つは食生活にあると言われている。 貧困層の子供たちは、低価格で高カロリーのファストフードやジャンクフードでお腹を満たすからだ。富裕層や高学歴の両親を持つ子供たちは、健康管理がなされている。 もちろん例外もあるし、体質によるものもある。 だが相対的な割合で見たイギリス国内を調査した最新の研究によると、過去10年の間に、富裕層の子供は痩せはじめ、貧困層の子供はそのまま太り続けたという。 イギリス国内における所得水準と子供の肥満の関係 イギリスでは、10歳と11歳の子供の半分が肥満(少年の平均体重が40キロを超える。標準は35キロ程度)である。 そこから南へ少し行った世帯所得が2倍ほどのダルウィッチ・ビレッジでは、そうした子は5人に1人で、国内で最低水準にある。過去6年における肥満率は2パーセント減である
「ハニーさん」の愛称で知られる一人の養蜂家がいる。船橋康貴氏だ。すべてをミツバチから教わったと語る船橋氏の活動は、養蜂に止まることなく、環境問題に関する積極的な情報発信や講演活動、主に子供たちを対象にした「ハチ育」など多方面にわたる。ミツバチから私たちは何を学ぶべきなのか。本欄ではその一端をお話しいただいた。 人間の心の中は自然生態系と同じ 船橋康貴 ハニーファーム代表理事 僕はミツバチから教えてもらったことがたくさんあって、それを伝えていくことも大事な役目だと思っています。例えば、ミツバチは1日に3千か所を回って少しずつ花のミツをいただく代わりに、受粉を手伝うことで何千もの果実を実らせています。これは相手から少しだけいただく代わりに、役立つことをたくさんすることの大切さを教えてくれていると思うんです。 それにミツバチって1つの巣箱に約2万匹が一緒に生活をしているのですが、そこには「自分が
借金減額診断や借金減額シミュレーターという言葉を聞いて、「借金って減らせるの?」と気になりませんか? 借金問題で悩んでいる方にとって、「借金が減らせる(借金減額)」や「借金がゼロになる」という言葉はとても魅力的なキーワードです。 しかし、借金が減らせたとしても、それって怪しい方法なんじゃないの?どうせ嘘でしょ?と思い、それ以上何もしない方もいるかもしれません。 でも、もし怪しくない方法で借金が減らせるのであれば、「借金減額して借金問題から抜け出したい!」と思うのではないでしょうか。 実際に、ネット広告や本当に借金を減額できるなら、「借金減額診断や借金減額シミュレーターを試してみたい」と思うのは当然のこと。
年間約642万トンに及ぶ日本の食品ロス。その量は、国連が食糧難に苦しむ国々に援助している総量の約2倍に相当する。 そんな中、IT会社のSHIFFTは、”食品ロスを減らしたい飲食店”と”安く購入したい利用者”をマッチングするプラットフォーム「Reduce Go」を開発した。現在、年中のリリースに向け準備中だという。 同サービスでは、スマートフォンアプリで周辺のレストランやカフェ、小売店などで余剰食品を提供している店舗を検索し、1日2回まで受け取ることができる。費用は月額1980円の使用料のみで、それ以上支払うことはない。 「海外のフードシェアリングモデルが、日本でも成功するとは限らない」 今年4月に公式サイトを公開して以降、事前登録ユーザーに約4000人から応募があったという。同社取締役の上村宗輔さんはキャリコネニュースの取材に、 「加盟店舗には、主にパン屋などの小売店、フレンチ、コーヒーシ
毎日大量に廃棄されているコンビニのおにぎりやお弁当。全国のコンビニで、一日あたり384〜604トンの食品が廃棄されているとみられている。スーパーマーケットや個人の商店では、売れ残って廃棄となる前に値段を下げて販売(見切り販売)しているのをよく見かけるが、コンビニで目にすることはあまりない。なぜ見切り販売しないのか?2014年に最高裁で本部による見切り販売の妨害は「違法」とする判決が確定したが、本部は見切り販売について、どのように考え指導しているのだろうか。今回、大手コンビニチェーン店のオーナー3人が、実態を証言した。 ▼3人のオーナーが実態を証言今回、取材に応じてくれたのは、西日本でコンビニエンスストアを営むPさん、Qさん、Rさんの3人。フランチャイズ契約を結び、加盟店となっている。 Rさんはこう語る。「どうして見切り販売をする店が増えないと思いますか?仲間のコンビニオーナーによると、担当
仏メルラン(Melleran)の農場で撮影されたウシ(2009年9月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALAIN JOCARD 【2月20日 AFP】ウシの幹細胞から作った世界初の「人工肉」の製造を今秋開始すると、オランダの科学者マルク・ポスト(Mark Post)氏が19日、カナダ・バンクーバー(Vancouver)で開かれた米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)年次総会で発表した。 オランダ・マーストリヒト大学(Maastricht University)生理学部長を務めるポスト氏は、肉を完全に模倣した骨格筋組織を研究室で製造する効率的な方法を開発し、最終的には食肉業界に取って代わることを目指している。 「次の農業革命(The Next Agricultural Revolution)」と
Copyright オイシックス株式会社 有機・無添加食品の通信販売を行うオイシックスは2010年2月25日より、同社が運営するナチュラル&オーガニックネットスーパー「Oisix(おいしっくす)」において、「おいしくて安全」な野菜・果物を使い切りやすい小規格にして税抜100円で提供する「おいしい100円」コーナーを開始した。 有機・特別栽培の野菜・果物は、価格が高いというイメージのため、消費者は興味をもっていても購入を断念することが多いのが現状。使いきりにちょうどいい小規格化、ふぞろい野菜の積極利用、獲れすぎてしまった野菜の有効活用などにより、100円という利用しやすい価格で、より多くの人においしくて安全な商品を手軽に体験してもらうことをねらっている。 発売開始時は、1袋約40gの芽キャベツ、1パック1玉の小玉りんご、1袋250gのふぞろいにんじんなど、全10品を取り扱った。同社では取扱商
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