小倉弁護士は、「端的に,質問してみる。」において、 野党の共同提案にかかる刑事訴訟法改正案には無条件で賛成されますか? という質問を投げかけました。 この質問が、「無条件で」という条件をつけない 野党の共同提案にかかる刑事訴訟法改正案には賛成されますか? という質問であれば、ごく普通の質問です。 しかし、「無条件で」という条件をつけると質問の意味は一変します。 民主党提案にかかる刑事訴訟法改正案を全面的に受け入れるか受け入れないかという二者択一の態度決定を迫る質問になってしまいます。 そして、この質問が、それ以前のエントリの 不思議なことに,プライバシーの問題を強調して被疑者が自白に転じるまでの過程の取調べ状況の録音・録画に躊躇してみせる人々の大部分は,捜査機関による恣意的な被疑者のプライバシー情報の開示については,特段の問題を感じない傾向があるようです。 という小倉弁護士の主張の