掲載作から「ぐりとぐら」「魔女の宅急便」などの人気絵本を生み出してきた月刊誌「母の友」が、3月号で休刊する。発行する福音館書店(東京都文京区)によると、「昨今の情報メディアをめぐる環境の変化」が...
『魔女の宅急便』 刊行40周年記念!『SPY×FAMILY』 の 遠藤達哉さん描き下ろし特別カバー付き文庫第1巻 2025年2月3日(月)より発売豪華プレゼントが抽選で150名様に当たる記念キャンペーンもスタート! 『魔女の宅急便』は作家・角野栄子さんが手がけた児童文学作品で1985年に刊行されました。13歳の満月の夜に、ひとり立ちの旅に出た魔女の少女キキが、周囲の人々と関わりながら少しずつ成長していく物語が多くの人々の心を捉え、1989年にはスタジオジブリによるアニメーション映画も公開され人気を博しました。またこれまで20を超える国と地域で翻訳出版されるなど、日本を代表する児童文学作品の一つとなっています。 2025年の今年、刊行から40周年になることを記念して、文庫版全6巻の表紙をリニューアルします。またそれと同時に文庫版第1巻には、漫画作品『SPY×FAMILY』などで知られる漫画家
「はれときどきぶた」シリーズの著者、矢玉四郎先生が2024年7月14日に老衰のため逝去されました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 ご葬儀は、矢玉先生のご遺志により、家族葬にて執り行われました。 春頃から体調を崩されていたそうですが、直前までメールでお返事くださっていましたので、私どもとしては思いもよらないことでしたが、満80歳、ご家族は、「生き切った」とおっしゃっていました。 1980年刊行の『はれときどきぶた』は、現在でも毎年版を重ねる超ロングセラー&ベストセラーとなっておりますが、こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております。 矢玉先生も見守ってくださる中、則安くんやぶたはこれからも活躍を続けます! ひきつづきよろしくお願いいたします。 岩崎書店 弊社の創立90周年記念サイトにて、矢玉先生の生前最後のインタビュー記事
作家・宗田理さんが令和6年4月8日、95歳でお亡くなりになりました。 突然のことに、編集部一同深い悲しみに暮れています。 弊社では『ぼくらの七日間戦争』に始まり、累計部数2000万部を超える「ぼくら」シリーズなど、多くの著作を刊行させていただいています。 1979年のデビューからずっと、90歳を過ぎてからもなお新作を精力的に執筆されました。 45年間の作家生活のなかで常に子どもたちを応援する姿勢を変えず、またご自身の体験から、戦争への反対を表明してこられました。 穏やかで明るいお人柄と、優しい笑顔が偲ばれます。 宗田理さんの長きにわたる作家活動に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。 株式会社KADOKAWA 角川文庫編集部 角川つばさ文庫編集部
書店の閉店が相次ぎ、出版不況が叫ばれる昨今、唯一の例外として活性化しているジャンルがある。それが、児童書だ。出版不況が叫ばれて久しく、少子化によって読者の数が減っているにもかかわらず、絵本を含めた児童書市場の販売金額は、ゆるやかにではあるが増加傾向にあり、2021年には967億円に達した。2013年の700億円に比べれば、約200億円の増加である(『出版指標 年報2022年版』より)。 そんななか、児童文庫においてシェアNo.1※を誇るのが、2024年で創刊15周年を迎える角川つばさ文庫である。2009年に創刊されてまもなく1位に躍り出た同文庫について、『いま、子どもの本が売れる理由(筑摩選書)』(筑摩書房)の著者・飯田一史さんは、ヒット作が出るとレーベル内で似たような作品が偏って刊行されがちであるのに対し、〈つばさ文庫は(ある程度「売れ線」があることは推察されるものの)他のレーベルと比べ
ぼくらのスクープ (文学の扉) 作者:赤羽 じゅんこ講談社Amazonイダッチと魔王は、5年1組のたったふたりだけの新聞係。イダッチは社会科見学で出会った新聞記者に感化され、学級新聞にすごいスクープを載せようと意気込んでいました。魔王はいつも「魔王」という文字がプリントされたシャツを着ているためそんなあだ名をつけられた変わり者で、新聞係に立候補した動機はなにか、やる気があるのかどうかも判然としないキャラです。こんなふたりの活動が順調に行くはずもなく……。 最初のエピソードは、イダッチが近所のパワハラじじいからピンポンダッシュ犯だと決めつけられ、汚名を晴らすために真犯人を捕まえようと張り込みをするというものでした。ところが逆に近くの商店から不審者扱いされ学校にクレームを入れられ、頓挫してしまいます。その後も、クラスの子が作文の盗作疑惑をかけられる事件や、中学生に自転車ではねられる事件の取材を
え? 嘘? 本当です。嘘だと思うのなら手に取って。俺もびっくりなんだけど最近の「青い鳥文庫」や「つばさ文庫」って小学校中学年や小学校高学年が主人公じゃないんですよ。中1とか中2なんですって。で、なんと児童文学市場が急拡大したのです。もっと言うと児童文学のラノベ化、高年齢化現象という物が起きました。 見てください。児童文学市場額はこの少子化なのに激増しています! そりゃそうじゃん。小中学生なのにリストラオヤジが夢見る「異世界転生」なんて願望持つ? 持つわけねえだろw つまり「読者難民」が発生したんだな。 つまり本来ランドセルしょってる子の夢だった本が生徒の世界に移ってるって事。マジだぞ。『黒魔女さんが通る』とかの時代じゃねえんだぞ。『君と100年分の恋をしよう』とかの時代なんだ。『君と100年分の恋をしよう』のファンレターのコーナー見た? 中学生どころか高校2年・女子のファンレターがちゃんと
東京都江戸川区に11月3日(金・祝)、『魔女の宅急便』の角野栄子さんが館長を務める「魔法の文学館」がオープンするのを前に、地元でラッピングバスが走り始めました。 10月1日から東京メトロ東西線「葛西駅」~JR 京葉線「葛西臨海公園駅」間の都営バス〔葛西 21〕にお目見えしました。「東京コミュニケーションアート専門学校」の学生さんが角野栄子さんの「魔女の宅急便」、 「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」、「リンゴちゃんシリーズ」などを元にデザインしました。計9台が順次、運行されます。 バスに乗って路線沿いにある「なぎさ公園」に足を運ぶと、オープンを間近に控えた「魔法の文学館」の外観を見ることができました。隈研吾さんの設計で、角野さんらしいカラフルなデザイン。開館が待ち遠しいです。
広島市己斐小学校に入学。1年の冬休み、肋膜炎になり、生死の境をさまよった。5年生のころ、手塚治虫に弟子入りの手紙を出し、返事をもらう。
1969年理論社刊。導入部のイラストがよいです。大きな木の根元にトンネル状の穴が空いていてそこを機関車が通ってるという、別世界の入り口としてとても魅力的なものになっています。光一くんはおかあさんと博物館から抜け出してきたようなこの古い機関車に乗っていましたが、光一くんと目の前に座っていたおじいさんを除いたすべての乗客は眠りこけてしまいます。おじいさんは光一くんを外に連れ出し、糸を上空に放り投げてそれをつたって雲の世界に上るように促します。古い機関車からインド大魔術めいた不思議現象、子どもを別世界にいざなう手つきが非常に手慣れた感じがします。 さて、雲の上の世界で光一くんは、羽の生えた服を着て夜の世界を飛び回り人々に夢を配る役割を与えられます。空を飛ぶときの気持ちは、「あたたかい春の日に、チョウになって菜の花から菜の花へ、ゆっくりととびまわるような」と表現されています。素朴な表現ですが、子ど
展覧会の見どころ・楽しみどころ5つ ①日本初となる展覧会で、約130点の美しい絵本原画、貴重なダミー本や「りゅう」の人形を初公開 ②エルマーになった気分で冒険に出発。4つのシーンで物語の世界を体験する展覧会 ③ぬいぐるみ、ウォータードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで!盛りだくさんのオリジナルグッズ ④エルマーシリーズの作者ルース・スタイルス・ガネットとは?豊富な資料で作者の人物像を紐解く ⑤各界で活躍する100人が冒険の書を推薦。古今東西の“ぼうけん”が大集合する「ぼうけん図書館」が開館! 「エルマーのぼうけん」とは 「エルマーのぼうけん」は、どうぶつ島にとらわれたりゅうの子を助けに行く、9才の男の子エルマーの冒険物語です。1948年から51年にかけて、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』(文:ルース・S・ガネット、挿絵:義理の母ルース・C・
時間色のリリィ 作者:朱川湊人偕成社Amazon小学5年生のロミの前に、同じ塾に通っている園内くんがおでこにシールを貼ったオチャメスタイルで現れ、「『ミコミコぷろだくしょん』って、知らない?」と意味不明な質問をしてきました。どうやら園内くんは、公園にいた昭和語を操るコスプレ少女(?)に命令されて行動している様子。少女は「大魔法使いリリィ」と名乗り魔法が使えるとのたまいますが、すぐには信じられません。しかしリリィは貼った相手とすぐ友だちになれるシールとか無限に五百円札(五百円札!)を出せる財布といった魔法アイテムを使って、自分の力を証明します。なんやかんやあってロミとロミの一番の親友のミューちゃんと園内くんの3人はリリィの『ミコミコぷろだくしょん』探しを手伝うようになりますが、リリィはいつの間にか闇落ちし「くらやみリリィ」化して、リリィとも戦わなければならなくなります。 朱川湊人といえばノス
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