ニューヨーク(New York)にあるエイズ(AIDS)の研究施設「AIDS Vaccine Design and Development Laboratory」で、容器から液体を採取する研究員(2008年12月1日撮影。資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Chris HondAIDSVAX)を合わせたもので、約15年前に開発された。これまでにいくつかの臨床試験が行われてい
【ワシントン=勝田敏彦】米厚生省は24日、エイズワクチン2種類を組み合わせてタイで行われた臨床試験(治験)で、感染を3割防ぐ効果があったとの結果を発表した。エイズワクチンで一定の有効性を示す治験結果が出たのは世界で初めて。 タイ保健省と米軍などが協力して03年に始まった治験には、18〜30歳の男女1万6千人以上が参加。ほぼ半数ずつ、仏サノフィ・パスツール製のワクチンと米GSIDのワクチンを接種したグループと、偽薬を接種したグループとに分けて比較した。 その結果、偽薬接種のグループの74人がエイズウイルスに感染したが、ワクチン接種のグループの感染は51人で、31%に予防効果があるとわかった。 米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は「試験的なワクチンが初めて、ある程度の予防効果を示した。働きについては今後の研究が必要だが、この分野での大きな一歩といえる」と述べた。ただ、今回のワク
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