40代を目前にして、仕事でも先が見えてきて以前ほど情熱を持てなくなっていて、ちょうどその頃に仲良くしていた女友達から結婚するという話を聞いたことがきっかけで婚活を始めた。
最初はマチアプをやっていたけど、メッセージのやりとりで終わってしまうことが多くて会えるまでに時間がかかったので、結婚相談所に入ることにした。Tさんのブログを読んで結婚相談所というものへの偏見がなくなったのも理由の一つにはあったと思う。
高年収とは言えないまでも、そこそこの年収と学歴はあったのでマッチングはする。
でも、お見合いで会ってから、2回目も会える確率は結構低くて、気に入った人には断られることが多かった。子供が欲しいので年下を条件にしているというもの難しくしている理由の一つだろうし、相手の見た目はどうしても気になってしまう。
彼女はいわゆる美人ではないけれど、愛嬌がすごくあって最初に会った時から笑顔が素敵な人だった。10歳くらい年下だったので難しいかもしれない、、、と思いつつOKの返事をしたら予想外に仮交際に行くことができた。仮交際中のメッセンジャーの返信もテンポが良くて、どんどん好きになっていって、このまま本交際に行けたらな、、、とずっと思っていた。
何回かデートをして、彼女からはスキンシップらしきものもあって、本交際を申し込もうかと思ったのだけど、仲人の人から「女性は好きになるのに時間がかかるから慎重に行ったほうがいい」というアドバイスもあって、躊躇してしまったのが良くなかったのだと思う。告白して断られたのだったらまだ納得できたのだけど、告白できないまま彼女からお断りが来て終わってしまった。
彼女との最後のデートはちょっと長めで、ちょうどホワイトデーの時期だったのでプレゼントを持っていったら、彼女も同じようにプレゼントを用意していて、交換するような形になっていたっけ。断られる直前でも、彼女から来るメッセージは常にポジティブなものだった。普通に考えて、とても魅力的な人だったので、仮交際をしている人は他にもいて、選ばれなかったのだと思う。
彼女に受け入れられたら、人生が全てうまくいくような気がした。それくらい魅力的な人だった。
それから、結婚相手に自分を受け入れてもらえたら、人生で抱えている問題が全て解決するのではないかという幻想が捨てられないでいる。もちろん、そんなことはないのだろうけど。
Tさんて婚活物語やろ? ワイはあれ客寄せのための嘘だと思ってるやで。
Tさんがバズってた頃というと閣下増田を思い出すな