北海道にある「日本一過保護なマンホール」、雪対策のテントを設置…ほうきとスコップも

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 北海道比布町のJR比布駅前に、SNSで「日本一過保護なマンホール」と評判のマンホールの蓋がある。アニメやゲームで人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターが描かれた「ポケふた」。雪深い町で、雪対策としてこの冬もテントが設置された。

テントが設置され、ほうきなどが備え付けられている「ポケふた」(2024年12月27日、比布町で)
テントが設置され、ほうきなどが備え付けられている「ポケふた」(2024年12月27日、比布町で)

 町内の「ポケふた」は、石狩市や森町などと同じく2019年度に設置された。ポッチャマなどのポケモンが描かれている。町によると、ポッチャマの英語名と町名が似ているためという。

 テントは数年前から冬限定で設置。屋根はあるが横からも雪が入るため、ほうきとスコップを備え付けている。町商工観光課の藤原朝美・経済活性化係長は「ポケふた目当ての観光客も多く、町内で食事や買い物をする好循環が続いている」と話す。

 昨年12月に訪れた横浜市の主婦(56)は、ほうきで雪を掃いてポケふたを“ゲット”。「かわいいデザインが徐々に見えてくるのがワクワクした」と笑顔だった。

 ポケふたは、地域活性化のため運営管理会社「ポケモン」(東京都港区)が全国の自治体に寄付している。道内は現在42市町村。同様のケースでは、上富良野町も常設の小屋でポケふたを雪や傷から守っている。

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