deduct
別表記:ディダクト
「deduct」とは、控除する・推論するということを意味する表現。
「If we deduct taxes and expenses from our income, we can see how much we're actually making.」(所得から税金や経費を差し引いたら、実際にどのくらい稼いでいるかが分かる。)
「The teacher deducted points from the student's grade for not following instructions.」(教師は生徒が指示に従わなかったため、生徒の成績から点数を差し引いた。)
「Based on the evidence presented, we can deduct that the suspect is guilty.」(提示された証拠に基づいて、私たちは被疑者が有罪であると推論できる。)
「I will deduct the cost of the damaged item from your paycheck.」(壊れた商品の費用をあなたの給与から差し引く。)
「If you deduct the time spent on this project, it was actually quite profitable.」(このプロジェクトに費やした時間を差し引けば、実はかなり利益があった。)
「deduct」とは、控除する・推論するということを意味する表現。
「deduct」の基本的な意味
「deduct」という英単語は、「控除する」「差し引く」という意味を持つ。これは、全体から何かを引いて、最終的な数字を算出するときに使用される動詞である。特に、ビジネスや財務の分野でよく使われる単語である。例えば「税金を計算するときに所得税や消費税を控除する」といった場合である。また、名詞形の「deduction」も同時に使用されることが多い。「deduct」は、論理学の分野でも重要な役割を果たしている。例えば「deductive reasoning(演繹的推論)」という用語がある。これは、一般的な原理から特定の結論を導き出すことを指している。「deduct」の語源
「deduct」という単語は、ラテン語の「deducere」から派生したものである。この語は「de-(離れる)」と「ducere(導く)」という2つの語に由来している。つまり、「deduct」は、「導かれたものから何かを引き出す」という意味を持つ。ラテン語の「deducere」は、もともとは「引っ張る」や「引き離す」という意味を持っていた。この意味が派生して、「deducere」は「理解するために事実や証拠から結論を引き出す」という意味にも使われるようになった。これが英語の「deduct」の語源である。その後、主に数学や会計の文脈で使用されるようになった。「deduct」の発音・読み方
「deduct」は「 dɪˈdʌkt(ディダクト)」と発音される。最初の音である「d」は、有声歯茎破裂音を表す /d/ である。つまり、歯茎に舌を当てて息を止め、突然開放して出す音のことである。次の「e」は、無声前舌不協和音の/ɪ/ として表される。短くわずかなアクセントのついた音を出すのがポイントである。そして、次の子音「d」は、再び有声歯茎破裂音を表す /d/ となる。最後の音「uct」は、2つの音が組み合わさっていることに注意が必要である。「u」は無声口蓋側摩擦音の /ʌ/ として表され、日本語の「ア」とは微妙に異なる音である。そして「ct」を続けて発音するが、最後の /t/は子音のみであることにも注意が必要である。「deduct」の覚え方
「deduct」はビジネスや会計の場で使われることが多い単語であるため、実際のビジネス用語として覚えてしまうのが効果的な暗記方法である。特に名詞形の「deduction」は頻繁にビジネスの場で使われている。例えば、「tax deduction(税金控除)」、「salary deduction(給与控除)」、「deduction from income(収入からの控除)」などがある。また、ビジネス関連の文章を読むことも大切である。具体的な単語の使われ方を学ぶことで、より深く「deduct」のコアイメージを把握できるからである。「deduct」の反対語
「deduct」の反対語として、「add」が挙げられる。「加える」という意味を持ち、「deduct」の対義語として最もよく使われる単語である。数学や経済学の問題で、何かを加える必要がある場合には「add」を使用するのが一般的である。ただし、文脈によっては必ずしも「add」が適切ではないこともあるので注意が必要である。ビジネスの場で「控除前」「税引き前」などを表現したい場合、「add」を使うと誤解が生じる恐れがあるからである。「Include(含む)」という単語を用いるなど、状況に応じた使い分けが大切である。「subtract」と「deduct」の違い
「subtract」と「deduct」は、両者とも「差し引く」という意味で使用される。両者の間には微妙な意味の違いがあるため、注意が必要である。「subtract」は、ある数値から別の数値を減算することを意味する。つまり、2つの数値の差を計算する。一方「deduct」は、「控除する」という意味で使用されることが一般的である。これは、全体から様々な数値を引いて、最終的な結果を得ることを意味している。「subtract」よりも広範囲な意味を持ち、数学的な計算以外にも使用することができるのである。例えば、所得税や購入税を計算するときは「deduct」を使用する。「deduct」の使い方・例文
「deduct」は、以下の例文のように使用することができる。「If we deduct taxes and expenses from our income, we can see how much we're actually making.」(所得から税金や経費を差し引いたら、実際にどのくらい稼いでいるかが分かる。)
「The teacher deducted points from the student's grade for not following instructions.」(教師は生徒が指示に従わなかったため、生徒の成績から点数を差し引いた。)
「Based on the evidence presented, we can deduct that the suspect is guilty.」(提示された証拠に基づいて、私たちは被疑者が有罪であると推論できる。)
「I will deduct the cost of the damaged item from your paycheck.」(壊れた商品の費用をあなたの給与から差し引く。)
「If you deduct the time spent on this project, it was actually quite profitable.」(このプロジェクトに費やした時間を差し引けば、実はかなり利益があった。)
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