acquireとは? わかりやすく解説

acquire

別表記:アクワイア

「acquire」の意味・「acquire」とは

「acquire」は英語の単語で、日本語に訳すと「獲得する」「取得する」「身につける」といった意味合いを持つ。主に物事手に入れる、あるいは知識技術身につける際に用いられる例えば、新しスキル身につける場合や、新たな資産手に入れ場合などに「acquire」が使われる

「acquire」の発音・読み方

「acquire」の発音IPA表記で /əˈkwaɪər/ となる。IPAカタカナ読みでは「アクワイア」、日本人発音するカタカナ英語では「アクワイア」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語はないため、特に注意する要はない。

「acquire」の定義を英語で解説

「acquire」は英語で定義すると "to come into possession or control of; get as one's own" となる。これは「所有制御対象となるものを得る、自分ものとする」という意味である。これは、物質的なものだけでなく、知識技能なども含む。

「acquire」の類語

「acquire」の類語としては、「obtain」、「gain」、「get」、「attain」などがある。これらの単語も「acquire」と同様に、何かを手に入れる、あるいは身につけるという意味で使われる。ただし、それぞれ微妙にニュアンス異なるので、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要である。

「acquire」に関連する用語・表現

「acquire」に関連する用語表現としては、「acquisition」、「acquirer」、「acquirable」などがある。「acquisition」は「acquire」の名詞形で、「取得」「獲得」を意味する。「acquirer」は「取得者」「獲得者」を意味し、「acquirable」は「取得可能な」「獲得可能な」を意味する

「acquire」の例文

以下に「acquire」を用いた例文10個示す。 1. He managed to acquire a new car.(彼は新しい車手に入れることができた。)
2. She is trying to acquire a new skill.(彼女は新しスキルを身につけようとしている。)
3. The company plans to acquire a smaller firm.(その会社小さな会社買収する計画だ。)
4. It's important to acquire a good habit.(良い習慣身につけることは重要だ。)
5. They acquired a lot of wealth over the years.(彼らは年月経て大量の富を手に入れた。)
6. He has acquired a taste for classical music.(彼はクラシック音楽趣味を身につけた。)
7. The museum acquired a new piece of art.(その美術館新たな芸術作品手に入れた。)
8. She acquired proficiency in three languages.(彼女は3つの言語熟達した。)
9. The library acquired a rare book collection.(その図書館貴重な書籍コレクション手に入れた。)
10. He acquired the ability to speak fluently.(彼は流暢に話す能力を身につけた。)

acquire

別表記:アクワイアー

「acquire」とは、学ぶ・習得する身につけることを意味する英語表現である。

「acquire」とは・「acquire」の意味

「acquire」とは、「学ぶ」、「習得する」などを意味する英単語である。動詞として用いられることが多くそのまま名詞として使われることはあまりない。「習得」や「獲得」、「買収」などを表現する場合は、名詞形の「Acquisition」や「acquirement」が用いられる

「acquire」の発音・読み方

「acquire」は、米国英語では「əkwάɪɚ」、英国英語では「əkwάɪə」のように発音される発音記号の「ə」は「ア」、「kwái」は「クゥァィ」、「ɚ」は「ル」となるため、「 アクゥァィアル」に近い音になる。カタカナ英語では、「アクワイアー」と表記されることが多い。

「acquire」の語源・由来

「acquire」の語源は、中期英語の「acqueren(努力して手に入れる)」である。それが古期フランス語の「aquerre(努力して手に入れる)」、ラテン語の「acquiro(獲得する)」などを経て現代英語の「acquire」となった

「acquire」の覚え方

「acquire」を覚える時は、「quire」の部分注目するとよい。「quire」は「question質問する)」や、「quest探究)」などの語源にもなっている言葉で、「探し求める」という意味を持つ。「探し求める」というイメージから、「何かを手に入れる」、「習得する身につける」と繋げることで、「acquire」の持つ意味を理解しやすくなる

「acquire」の類語

acquireの類語は以下のようなものがある。

get
receive
earn
achieve
gain
obtain

「acquire」を含む英熟語・英語表現

「be acquired」とは


be acquired」とは、「つく」を意味する表現である。「何かが身につく」、「得になる」、「取得する」といった表現をする時に用いられる例えば、「The deadline to be acquired the coupon is approaching.(クーポン取得期限迫っている。)」のようになる

「acquired taste」とは


acquired taste」とは、「次第好きになる嗜好品」、「だんだんと好きになる味」、「慣れ親しんだ味」を意味する表現だ。最初はあまり美味しく感じなかったものが、だんだんと味に慣れて美味しく感じようになったことを表現する時に用いられる例えば「Beer is an acquired taste.(ビール大人の味だ。)」、「He has acquired a taste for natto.(納豆クセになる味だ。)」のように用いることができる。

「acquire」の使い方・例文

「acquire」は、「主語+acquire+目的語」という形で用いられることが多い。例えば、「I acquired a knowledge of English.(私は英語の知識を身につけました。)」のように用いられる。何かを「手に入れる」、「得る」といった意味で用い場合例文としては、「When his parents died, he acquired an enormous fortune.(両親亡くなり、彼は莫大な財産手に入れた。)」、「He acquired enough land to build a house.(彼は家を建てるのに十分な土地得た。)」などが挙げられる。「acquire」は「補足する」、「捕らえる」といった意味も持つ言葉で、「He succeeded in acquire a rare creature.(彼は珍しい生き物捕らえることに成功した。)」のような使い方もできる。他にも以下のような例文挙げられる

・When did you acquire the house.(その家はいつ頃購入したのですか?)
・By this action, he has acquired a good reputation.(この行動によって、彼は良い評判を得ることができました。)
Data on various customers was acquired for marketing purposes.(マーケティングのために、様々な顧客データ取得しました。)
Due to a lack of study, he was not able to acquire his certification.(勉強不足のせいで、資格取得することができなかった。)

「acquire」と「master」の違い

習得する」、「身につける」などを意味する英単語は、「acquire」以外にも「master」がある。「master」は、「~をマスターした。」のようにカタカナ英語でもよく使われる言葉だ。「master」も、「acquire」と同じように「習得する」という意味で使われるが、「acquire」とはニュアンス若干異なる。「master」を用いた場合、「何かを徹底的に習得する」というニュアンス強くなる。そのため、「I mastered handicrafts.(私は手芸習得した。)」と表現した場合、ただ手芸テクニック習得したではなく手芸極めたという意味合いになる。一方「acquire」は、一般的に何かを習得しただけというニュアンスが強い。そのため、どの程度レベルまで極めているかは考慮されない

アクワイア

(acquire から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 07:15 UTC 版)

アクワイア
アクワイア(1999年、ハスブロ版)
デザイナー シド・サクソン
発売日 1962年
ジャンル ボードゲーム
プレイ人数 3 - 6人
プレイ時間 約90分
運要素 あり(タイルの引き)

アクワイア (Acquire) は、アメリカボードゲーム。1962年にシド・サクソンによって創案され、かつてあった3Mのゲーム部門から発売されていたが、1976年にアバロンヒルが権利を買収した。そしてアバロンヒルがハズブロに買収された後も、引き続き販売されている。

ホテルチェーンの投資合併をテーマにしたボードゲーム。ルールが単純で、途中で誰かが脱落することがなく、1時間から1時間半位で1ゲームが終わるなどの理由から、家族で遊ぶのにも適しているが、一方で上達には戦略性も問われるため、ゲーム慣れした人々にも人気がある。

用具

特に注記のない場合、アバロンヒル版に基づく。

  • ゲーム盤
    • スクラブルの盤のように各マスにタイルが置けるように区画化されており、横列には1-12、縦行にはA-Iのラベルが振られている。
  • 108個のタイル
    • それぞれには盤上の座標(7A1Hなど)が書かれており盤上の対応する座標にのみおくことができる。各タイルが1つのホテルをあらわし、縦横につながったホテルはホテルチェーンをあらわす。
  • プレイヤーがタイルを置くためのラック(6人分)
  • 各ホテルチェーンをあらわす7つのマーカー
    • 2つの安いホテル・3つの普通のホテル・2つの高価なホテルがある。
  • 各ホテルチェーンごとに25枚の株券
  • ゲームで使用するお金
    • 紙幣で、5,000、1,000、500、100の4種類。

ルール

プレイヤーは3人から6人。2人で遊ぶことも可能ではあるが、面白みにはかける。一般的な大会では4人でプレイされる。

最初に各プレイヤーは1枚ずつタイルを引く。このタイルの数字が少ない順にプレイすることになる。その後それらのタイルはボード上に配置しておく。2008年版では「アルファベット順」→「数字の少ない順」となっている。

各プレイヤーは最初に6000ドルと無作為に選ばれた6つのタイルを持つ。各ターンにプレイヤーは以下の行動を取る。

  1. タイルを1つ場に出す
  2. 新たにチェーンができたり、合併が起こった場合には適切な処理を行う
  3. 株券を買ってもよい(ただし、その時点でボード上に存在するチェーンに限る)
  4. タイルを1つ引く

もしタイルを置いたマスの隣にホテルチェーンに含まれていないホテルがあり、すでに7つのチェーンが場に存在していない限り、新しいホテルチェーンが設立される。プレイヤーはどのホテルチェーンを設立するか選択した後、そのホテルチェーンの株券を1枚無償で手に入れることができる。

各プレイヤーはタイルを置いた後、場にあるホテルチェーンの株を最大3枚まで買うことができる。株券の価格は、そのホテルチェーンを構成するタイルの枚数によって決まり、大きくなるほど値上がりしていく。 タイルを置いたマスが既存のホテルチェーンに隣接しているとき、そのタイルはホテルチェーンに吸収されることになる。もし2つ以上のホテルチェーンに隣接していた場合、チェーンの合併が起こり、最も大きいホテルチェーンに他のホテルチェーンが吸収される。同じ大きさのホテルチェーンが合併する場合にはどちらが存続するかはタイルをおいたプレイヤーが決定することができる。

ホテルチェーン同士の合併があったとき、吸収されたホテルチェーンの筆頭と2番手の株主はその時のチェーンの規模によって決められた配当を受ける。また、吸収されたホテルチェーンの株主は、それぞれ所有する株券を以下のように処理することができる。

  1. 所有する株券を売却する(チェーンの規模によって価格が決まる)。
  2. 所有する(吸収された側の)株券2枚に対し新しい(吸収した側の)株券1枚の比率で交換する。
  3. そのまま株券を保持しておく。(新たに同じチェーンが設立された場合その株券も有効になる)

ホテルチェーンがタイルを11個以上を含む場合、合併によって吸収されることはなくなる。従って2つの11個以上のタイルを含むホテルチェーンに隣接するマスにはもうタイルを置くことはできない。そのようなタイルが手にあるときには、自分の手番の最初にその事実を公開してゲームから除外できる。その場合、手番の最後のタイル補充の時点で、6枚になるまで補充できる。

ホテルチェーンのどれかが41個以上のタイルを含むか、全てのホテルチェーンが11個以上のタイルを含んだ時、プレイヤーはゲームの終了を宣言できる。ゲームの終了を宣言したプレイヤーが自分の手番を終わらせた時点でゲームは終了する。ここで、全ホテルチェーンの筆頭株主と第2株主は規模に応じた配当を受ける。そして全員が手持ちの株券を売却する。残っていた現金と合わせて、最終的に持ち金が一番多くなったプレイヤーを勝者とする。

戦略

資金は戦略の重要な要素となる。1つのホテルチェーンの筆頭株主になると配当を受けることができるが、そのために資金をすべて使ってしまうと新たなホテルチェーンができたときに株券が買えなくなる。しばしば筆頭株主にならずに多くのホテルチェーンの株を集めた人が最終的な勝者になることもある。

通常時は株券を売ることができないため、唯一の現金収入の機会であるホテルチェーンの合併は、戦略の上で重要なポイントになる。資金を多く持ったプレイヤーが出てくると、他のプレイヤーは株券を集めたほうがよくなることがある。この場合、売却してしまうよりも交換や保持などによって株券を手に残したほうがいい場合もある。

資金管理の基準は、参加しているプレイヤーの数によっても変わってくる。合併時にはすべてのプレイヤーが株券を売ることができるが、その直後に株を購入できるのは合併のタイルを置いたプレイヤーのみである。3人でのプレイと5,6人のプレイでは買える機会に差ができすぎるため、上級者の間では4人が適正なプレイ人数だと考える人が多い。

中盤時に現金を多く持っているプレイヤーは、終了時の株主への配当を考慮しなければならない。その時点から買占めを行おうとしても資金が尽きる前に株券が売切れてしまうことが多いからである。

終了時の配当と一時的な配当の必要性からプレイヤーは選択を迫られることがある。チェーンを大きくすることは後の配当を多くすることができるが、そのためにチェーンに隣接するタイルを使用してしまうと他のチェーンとの合併を自分の手で起こせなくなるからである。

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