integrity
「integrity」とは、正直・誠実・完全性を意味する英語表現である。
「integrity」とは・「integrity」の意味
「integrity」とは、「高潔、誠実、正直」の意味を持つ英語表現であり、他にも「品位、完全性、全体性」などの意味も含まれている。またintegrityは、システムなどの整合性を意味する表現でもある。尚、integrityの複数形は「integrities」である。「integrity」の発音・読み方
「integrity」の発音記号は「intégrəti」、音節は「in・teg・ri・ty」であり、カタカナ読みは「インテグリティ」である。「i」は「エ」と「イ」を一緒に言うイメージで「イ」と発音する事がコツである。「n」の所は舌先を前歯の裏の歯茎につけ、口から出る息を止めてから鼻から「ン」という音を出す。「t」は舌先を前歯の裏の歯茎につけ、息を止めたまま破裂させるようなイメージで「トゥ」と発音する。「e」は唇をやや大きめに開けながら「エ」という音を出すようにする。「g」の部分は舌の奥を上げ、上あごの奥につけて息を止めたら舌を離し、息を破裂させるイメージで「グッ」と発音する。「r」は舌先を内側に巻き、口に触れずに「ル」に近い音を出す。「ə」は、口を少し開けた状態で、弱く曖昧に「ア」と発音するようにする。末尾の「ti」については、先に解説した「t」、「i」と同じ方法で発音する。
「integrity」の語源・由来
「integrity」の語源は、全体性や完璧性などの意味を持っているラテン語の「integritas」や古フランス語から入ってきた「integrite」であると言われている。「integrity」の覚え方
誠実などの意味を持つ「integrity」は、「~できない」という意味合いがある「in」と「他者が触れる事」というニュアンスが含まれている「teg」、「~な性質」という意味合いがある「-ty」から構成されている英単語である。そのため、「他者が触れる事のできない性質」から誠実という言葉を連想して覚えるのが良いだろう。「integrity」の類語
「integrity」の主な類語としては、「principle(信念、信条)、rectitude(正しさ、公正)、honesty(正直、誠実)」などがある。「integrity」の対義語
「integrity」の主な対義語としては、「deceit(だます事、不正)、disgrace(不名誉、不信)、dishonor(恥辱、不面目)」などが挙げられる。「integrity」を含む英熟語・英語表現
「structural integrity」とは
「structural integrity」とは、構造的完全性という意味を持つ英熟語である。例えば「建物の構造的完全性が損なわれている。」を英訳すると「The structural integrity of the building is compromised.」となる。「structural integrity」は主にビジネスシーンで使われる事が多い英熟語と言える。
「business integrity」とは
「business integrity」とは、「誠実さ」を重要視した仕事や業務、事業を表す英熟語である。「business integrity」のある企業・個人事業主には、法律や社会規範を守ったり、取引先や株主、社員などに対して誠実な経営をしているといった特徴があると言えるだろう。
「data integrity」とは
「data integrity」とは、データの内容が一貫しており、信頼性の高い状態である事を指す英熟語である。「data integrity」には、「外部からの攻撃などによってデータに異常が発生していない事を保証する」という意味合いも含まれている。元々はコンピュータセキュリティや情報処理など主にIT業界においてデータの妥当性・完全性などを指すために使われていた用語である。また「data integrity」は、生物学や医学などライフサイエンスの分野で使われる事が多い用語とも言える。
「integrity」の使い方・例文
「integrity」を用いた主な例文としては、「He has integrity, so he has many friends.(彼は誠実なので、たくさんの友達がいる)」、「She impugned the integrity of the politician.(彼女はその政治家の誠実さに異議を唱えた)」、「I'm told that he was a man of integrity.(あの方はたいへん正直な人だったと言われている)」、「She has a fabulous reputation for his high integrity.(彼女は高潔な事で非常に評判が高い)」、「The musician was a man of integrity.(そのミュージシャンは誠実な人であった)」、「There is no room for doubt as to her integrity.(彼女の誠実さについては疑いの余地がない)」、「Nothing can shake my belief in his integrity.(彼が高潔であると信じる私の気持ちはどんな事があっても揺るがない)」などが挙げられる。インテグリティ
この記事は英語から大ざっぱに翻訳されたものであり、場合によっては不慣れな翻訳者や機械翻訳によって翻訳されたものかもしれません。 |
インテグリティ(英: Integrity;[ɪnˈtɛɡrɪti]、中: 誠信)とは、正直さの実践と共に、高い道徳・倫理的な原則と価値観を持って一貫し、妥協なくそれらを遵守する振る舞いを指す[1][2][3]。
意味
一貫性のある
倫理においては、インテグリティはその行いにおいての正直さと真実性、または正確さとみなされる。インテグリティの反対に位置するのは偽善である。つまり、インテグリティの基準に基づいて判断するとき、その対象者の内心の道徳的一貫性が必要であり、明らかな内部矛盾を抱えるその当事者はその内部的不整合性について責任ある説明を求められるか、または自らの信念の変更を余儀なくさせられる、という事になるからであるからである[4]。
全体性・完全性
英単語のインテグリティは、ラテン語の「全体または完全」を意味する[1]形容詞 Integer から派生し、
integer (feminine integra, neuter integrum)
- 全体の, 完全な, 無傷の
- 無事, 大丈夫な, 健全性
- 派生語として英語の「整数(Integer)」
を意味する。
この文脈において、インテグリティは誠実さや一貫性などの内なる資質から派生する「全体性」を意味することになる。ゆえに、ある人にインテグリティがあるどうか、という時に、その人が自分が保持すると称する価値観と信念と原則に従って行動している場合においてのみ、その人は「インテグリティ」がある、持っている、という事が出来る。単に自分には高い道徳・価値観・信念を持っています、というだけではインテグリティがあるとは言えない。
用法
- データインテグリティ。デジタル・インターネット分野で頻繁に利用される。内部的整合性が取れていて、なおかつあるべき情報が完全に揃っていることを指す。 データ完全性
- 身体的な、フィジカルなインテグリティという場合も(損なわれていない)身体的な「全体性」や「健全性」を意味することになる。「身体的インテグリティ」
- 専門職の、例えば、医師などが適切なライセンスを持ち、なおかつ麻酔等の薬物乱用をしていないか、最新の情報にキャッチアップしているか、等々、1つの職に対する、資格要件のような意味でも使われ、監督機関や病院の運営によって、「physician integrity」と言って、そのチェック(一環としてポリグラフ検査も)なども欧米では行われることがある。
- 研究におけるインテグリティ。「研究公正」(Research integrity)
- ビジネス(倫理)用語。
- 世界遺産に求められる条件の一つ。世界遺産としての価値を証明する研究や過不足ない物証、法的保護根拠などが揃っていることを指す。「世界遺産#完全性」参照
関連項目
- インテグレーション (integration)
- データインテグリティ
- 身体的インテグリティ(人権の分野における、身体的不可侵性、自分の体のオートノミー(自主権・決定権)は自らに属するという権利意識)
- 研究公正(研究におけるインテグリティ)
- Trikaranasuddhi (サンスクリット語の似たような意味の表現)
- 疑念
- 正直
- Authenticity (philosophy) - Authenticity(真贋性)
- 偽善
- 『インテグリティ』 - コトバンク
- 「インテグリティ」で始まるページの一覧
- タイトルに「インテグリティ」を含むページの一覧
- Wikipedia:索引 いんて#いんてく
- en:Special:PrefixIndex/integrity
出典
- ^ a b “Definition of integrity in English”. Oxford Living Dictionaries. Oxford University Press. February 26, 2019閲覧。
- ^ “Meaning of integrity in English”. Cambridge Dictionary. Cambridge University Press. February 26, 2019閲覧。
- ^ Integrity: Doing the Right Thing for the Right Reason. McGill-Queen's University Press. (2010). p. 12. ISBN 9780773582804 2013年10月15日閲覧. "Integrity is a personal choice, an uncompromising and predictably consistent commitment to honour moral, ethical, spiritual, and artistic values and principles."
- ^ John Louis Lucaites; Celeste Michelle Condit; Sally Caudill (1999). Contemporary rhetorical theory: a reader. Guilford Press. p. 92. ISBN 1-57230-401-4
外部リンク
- スタンフォード百科事典哲学エントリー
- Werner Erhard、誠実さの新しいモデル
- Belyaev、イゴールА. (2011年5月、第4巻、第5号) 「人間:誠実さと全体性」 シベリア連邦大学ジャーナル。 人文社会科学、pp。 633-43。
- “Scientific integrity – principles and procedural rules” (PDF download). Swiss Academies of Arts and Sciences. 2015年2月1日閲覧。
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