integration
「integration」とは、統合・同化のことを意味する英語表現である。
「integration」とは・「integration」の意味
「integration」は主に名詞として使われ、「統合・一体化」、「同化・融合」といった意味を持つ。統合や一体化を表す場合は、「the integration of something」や「the integration of something with something」の形で使われる。例えば、「The integration of different systems is a complex task.」(異なるシステムの統合は複雑な作業だ)、「The integration of music with dance creates a unique art form.」(音楽とダンスの一体化は独自の芸術形態を生み出す)というように使われる。同化や融合を表す場合には、「the integration of someone into something」、「the integration of someone with someone」の形で用いられる。例えば、「The integration of immigrants into society is an important issue.」(移民の社会への同化は重要な問題だ)、「The integration of students with different backgrounds promotes diversity.」(異なる背景を持つ学生の融合は多様性を促進する。)という例が挙げられる。また、「integration」は、数学の用語としては「積分法」を意味する。「integrate」が「積分する」という動詞で、積分法の対象となる量が「integral」である。
「disintegration」は、「integration」の対義語で、「崩壊」「分裂」「分解」「風化」などの意味を持つ名詞である。例えば、放射性元素が崩壊するときは「radioactive disintegration」と言う。
「integration」の発音・読み方
「integration」の発音は、イントゥグレーション(in-tuh-grey-shun)となる。発音記号は、アメリカ英語での発音に基づいた場合のIPA(International Phonetic Alphabet)表記では、「ìnṭəgréɪʃən」となる。「integration」の略語
「integration」の略語にはいくつかあるが、ITの分野では「システムインテグレーション」(SI:System Integration)という言葉がよく使われる。これは、コンピュータやソフトウェア、ネットワークなどを組み合わせて一体化し、目的を達成するための情報システムを構築することを意味する。また、「システムインテグレータ」(SIer:System Integrator)という言葉もある。これは、そのような業務や事業を行う企業などのことである。他には、数学や物理学の分野では、「積分」(I:Integral)という略語がある。これは、関数や曲線などの面積や体積を求める方法の一つである。また、社会学や心理学の分野では、「統合」(I:Integration)という略語が用いられる。これは、個人や集団が社会に適応し、共通の価値観や規範を持つことを意味する。「integration」の語源・由来
「integration」という単語は、ラテン語の「integrare(再び完全にする)」に由来する。この語は、「integrum(完全な、完璧な)」という形容詞から派生したもので、再び完全な状態に戻すことを意味する。この語は、数学や科学などの分野で使用され、それぞれの分野で意味が異なる。例えば、数学においては、「積分」という概念を表し、微積分学において重要な役割を果たしている。科学においては、化学反応や生物学的システムなどの複雑なプロセスを理解するために使用される。また、近年では、IT分野においても、「システムの統合」という意味で用いられることがある。総じて、「integration」という単語は、再び完全な状態に戻すことや、複数の要素を包括的に統合することを意味している。「integration」を含む英熟語・英語表現
「integration into」とは
「integration into」という表現は「~に統合する」「~に溶け込む」「~に組み入れる」という意味である。例えば、racial integration into society は「社会への人種的統合」、integration into a school は「学校への溶け込み」、integration into a system は「システムへの組み入れ」となる。
「IT integration」とは
「IT integration」とは、ITを用いたシステム統合を意味する英語表現である。ITを活用することで、複数の異なるシステムを一つのシステムに統合することが可能となる。このシステム統合により、データの一元管理が実現され、業務の効率化が図られる。
「integration」の使い方・例文
「integration」という単語は名詞として使われることが多く、可算名詞と不可算名詞の両方がある。以下に使用法の例を挙げる。・The integration of different cultures enriches society. (異なる文化の統合は社会を豊かにする)
・The company is working on the integration of its new software. (会社は新しいソフトウェアの融合に取り組んでいる)
・Integration into the team is important for success. (チームへの一体化は成功に重要だ)
この単語は他にも様々な分野で使われる。例えば、API Gateway の実行ログでは、integration request と integration response という用語が使われる。これらは、API Gateway がバックエンドサービスにリクエストを送信したり、レスポンスを受信したりする際の情報を表す。
英文契約書では、severability clause という条項がよく見られる。これは、契約書の一部が無効や違法だとしても、その部分を除いて契約書全体が有効であることを定めるものである。この場合、「severability」は「分離可能性」や「切り離し可能性」と訳される。
インテグレーション【integration】
一体化
2つ以上の部品の機能、性能を融合させて1つにすること。狙いは軽量化、コスト低減。間接的には品質安定、精度向上、組立て工数削減、見栄え向上、リサイクル性の向上などがある。手法としては臭質の部品を統合・一体化するモジュール化や、板金部品のようにA、B、Cピラー、シル、ルーフレールなどをキャブサイドとして一体化したものもある。補修する場合、一括交換できる便利さと不要の部品まで交換する、むだな良し悪し両面があるが、品質が上がり故障率が減ると一体化のよさが出る。
参照 モジュール化、樹脂化組込み
インテグレーション
(Integration から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/16 01:42 UTC 版)
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